弘泉堂鍼灸接骨院
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地熱エネルギー
2024年04月17日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。

4月17日の水曜日でございます。

4月も残り2週間を切り、春爛漫でございますな。

もうすぐゴールデンウィークにも突入ですし、いい季節ですな。

ではネタにいきましょう。

なんでもアメリカの研究で、地熱を利用して大気中の二酸化炭素を回収する画期的な技術は開発されたんだとか…。

アメリカの研究者が、クリーンな地熱エネルギーを利用して、大気から二酸化炭素を直接回収する画期的な技術を開発したそうなんです。

大気中から二酸化炭素を回収して地下に閉じ込めるといった技術は、大量のエネルギーを必要とするため、かえって二酸化炭素を排出する結果になる恐れがあるとされてきました。

ですがオハイオ州立大学の研究チームが開発している「DACCUS」と呼ばれるシステムは、回収のためのエネルギーを地熱でまかなうことで、クリーンかつ安全に空気から二酸化炭素を除去することができるという画期的なものらしいんです。

まぁ、この二酸化炭素問題、色んなアイデアが世界中で開発され、発表されてはいるんですが、どうも、「コレ!!」って決め手になるようなものはあらわれていません。

もう、地球はいっぱいいっぱいなんですけどねぇ。

我々も、気候変動なんかで地球がヤバイんじゃないかって事は、感じますもんね。

そのヤバくしている原因、地球温暖化の要因の1つは、化石燃料を燃やすことで排出される二酸化炭素です。

ですから、温暖化を防ぐには、二酸化炭素を排出しないことが大切になるわけです。

とは言え、私たちが活動するにはエネルギーが必要です。

二酸化炭素の排出を完全にゼロにするのは、そう簡単なことではないですし、おそらく無理であろうと言うのが現実出来な考えでしょう。

そこで別のアプローチが考えられるわけです。

それは排出された二酸化炭素を回収して、地中に閉じ込めておくというやり方です。

まぁ、出すには出しても、回収しちゃえば問題ないでしょうって事ですわね。

それで完全に問題ないかどうかは分かりませんが、まぁ理屈は通ってますね。

こうした技術を「二酸化炭素回収・貯留技術(CCS)」というそうです。

ですが従来のCCSは、二酸化炭素回収効率が悪く、そのせいでかえって二酸化炭素を排出するという本末転倒な結果になりかねないものでした。

そこでオハイオ州立大学の研究チームは、CCSのエネルギーを地熱でまかなおうと考えました。

それが「DACCUS(Direct Air CO2 Capture with CO2 Utilization and Storageの略)」と呼ばれるシステムなんですね。

地熱は無尽蔵に湧き上がるクリーンなエネルギーで、DACCUSは、このエネルギーを利用して、大気中の二酸化炭素を回収し、それを地下に閉じ込めます。

ですがDACCUSが優れているのは、こうした二酸化炭素をも利用してしまう点です。

地下で二酸化炭素を循環させ、地熱を地表に持ち上げる手助けをさせるそうなんです。

くわえて、この循環を利用することで発電もできるんだとか…。

これがDACCUSが効率的に空気から二酸化炭素を回収できる秘密なんですね。

この画期的なシステムの可能性を証明するために、研究チームは米国メキシコ湾岸地域で実証実験を行っています。

研究チームによると、メキシコ湾岸には二酸化炭素を貯蔵するのに適した地質と、DACCUSを稼働させるのに十分な地熱があり、設置すれば効率よく二酸化炭素を回収できることがわかったという話しです。

研究チームが目指すのは、2050年までにメキシコ湾岸のひとつの地層で25基のDACCUSシステムが稼働させることだそうです。

それによって、この画期的な技術の可能性を示すショーケースとするのだそうです。

ですが、今の時点でまったく課題がないわけでもありません。

DACCUSを利用するには、まず最初の5年間は、工場のような排出源からの二酸化炭素を貯蔵する必要があるんだとか…。

これはエンジンポンプの呼び水のようなもので、それで準備を整えてようやく空気中の二酸化炭素を回収できるようになるそうなんです。

ですから仮に2025年までDACCUSを導入できたとするなら、二酸化炭素を除去できるようになるのは2030年のことだと見込まれます。

それでも大気中の二酸化炭素を効率的に回収できるDACCUSには大きな意義があると期待されています。

それは新しいアイデアとコンセプトを組み合わせることで、難しい目標へと近づく大切さを伝えるもので、未来の気候にとって希望となるものであるそうです。

まぁ、どんなものであれ、プラスになるならとっとと取り組まないとね。

刻一刻と、地球はおかしくなってんですから…。

きっと、今年の夏にはさらなる地球の悲鳴が聞こえてくるんじゃないでしょうかね。

ま、暑さで人間も悲鳴を上げるでしょうけどね。

ではまた〜。






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