弘泉堂鍼灸接骨院
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野菜を食べよう。
2021年11月05日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。

11月5日の金曜日でございます。

いよいよ寒さが本格的になってきましたね。

冬ですねぇ…。

これから冬になると鍋の季節ですなぁ。

鍋と一言でいっても、色んな種類がありますよね。

それによってメインの食材は当然変わるんですが、鍋と言えば何鍋でも野菜は必ず入ります。

今年はその野菜が高いらしいですねぇ。

なんで毎年、野菜の値段って変わるんでしょう?

これは、気候変動によるものが大きいんですが、この食料問題ってのも実は、地球規模での大問題なんですね。

自然災害や疫病の流行はあるものの、世界全体の人口は増え続けています。

2050年には97億人に達すると予測されており、こうなると食糧不足の懸念がより一層増してきます。

それだけの人口の食糧を賄うにはどうすればいいか?

効率的に作物を増やせればいいわけですよね。

ということで新たに考え出されたアイディアは、人間の成長を促進するタンパク質を生成させるFTO遺伝子(肥満遺伝子)を移植し、大きく成長させることなんだとか…。

最新の研究によると、この方法でじゃがいもは通常よりも大きく、稲は3倍の米を実らせたそうなんです。

ま、超遺伝子組み換え作物やん…。

この遺伝子組み換え作物、賛否ありますが、まぁ食糧不足が起こるという前提なら、致し方ない気もしますけどね。

農作物の収穫を増やすには、単純に農地を広めて、多くの作物を育てればいいと思うかもしれませんが、そういうわけにもいかないんですね。

農業から排出される二酸化炭素は、世界の温室効果ガス排出量の10〜20%を占める膨大なもので、また無闇に化学物質を利用すると、病原菌や害虫が耐性を身につけてしまい、効果が薄くなります。

さらに肥料は水質汚染の原因にもなりますからねぇ。

ですから単純に農作物の生産高を増やすのではなく、いかに効率的に増やせるかが重要になるわけです。

そこで中国、北京大学をはじめとする研究グループは、人間の成長を促進するタンパク質を作り出す遺伝子を植物に移植するという大胆なアイデアを閃きました。

人間の成長タンパク質を生成するための遺伝子機構は「FTO」といいます。

人間をはじめとする哺乳類の成長を制御し、脂肪や肥満にも関係しているもので、肥満遺伝子とも呼ばれているヤツです。

ところが、植物には、FTO遺伝子に相当するものはありません。

研究グループによると、植物はたった1つの分子によって全体の生理機能が破壊されてしまわないよう、その成長をかなり厳しく制御していると考えられるのだとか…。

ところが、外部のタンパク質にはその監視の目が届きません。

そしてFTO遺伝子の場合、驚いたことに生理機能を破壊してしまうどころか、植物を大きく育ててしまうそうなんです。

実験として、稲にFTO遺伝子を移植してみたところ、ジャガイモは通常のものより大きく育ち、稲は、3倍もの米を実らせたそうです。

研究グループによれば、FTO遺伝子を移植された植物は基本的に、早く大きく成長できるようになるそうです。

さらに根を長く張り巡らせ、光合成が増え、旱魃(かんばつ)にも強くなるそうです。

これまでの遺伝子組み換え技術は、その期待に反して、作物の生産高を10%以上増加させることができていませんでした。

このことを考えると、今回の成果は桁外れのものと言えます。

ですが、注意も必要であるようです。

英ジョン・イネス・センターの植物生物学者ロバート・サブロウスキー氏は第三者の立場から、今回発表された大幅な収穫の増加は、通常の数%程度の増加に比べてはるかに高いと説明します。

しかし、論文で発表されている通りの生産量が、現実の農業で収穫されることは珍しいとも述べています。

植物は、病気から身を守ったり、悪条件への耐性を発達させたりと、状況に応じて成長の優先順位を変化させます。

こうした複数の要因が絡むために、最終的な生産高を予測することは難しいのだそうです。

研究の中心人物ジア・グイファン氏も、非常に有効な方法であると述べつつも、まだ研究の初期段階にあることを認めています。

人間のタンパク質を利用した作物が、一般の食卓に並ぶまでには、安全性の評価を含め、まだまだ調べるべきことがあるとのことです。

そりゃそうでしょう。

遺伝子組み換え作物の是非については置いておいたとしても、植物がはやくたくさん収穫できるなら、これは研究の価値もあろうってもんです。

ぜひ、頑張ってください。

ではまた〜。








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