弘泉堂鍼灸接骨院
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(187)サンデーイルネス(仮)網膜静脈閉塞症について
2020年09月27日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。

9月27日のサンデーイルネスでございます。

9月最後の日曜日、後3日で9月も終了でございます。

やはりここまでくると、秋の気配が色濃くなって涼しいと感じる時間帯も増えてきますね。

まだ寒いって事はないですが、さすがに夏の気配はなくなってきましたね。

これからは徐々に寒くなっていきますんで、急な温度の変化に気をつけないと、この時期風邪なんかひいちゃったら、ややこしいですからね。

インフルエンザも、新型コロナも、基本的には風邪と同じウイルス性の疾患ですから、なにが飛んでるか分かりませんからね。

まずは自分の免疫を絶対に下げない事。

これが大事ですよね。

それには、規則正しく早寝早起き、まぁ早起きは必要ないならしなくてもいいですが、寝不足はあきません。

そしてよく食べる事ですね。

ちょうど味覚の秋なんていいますし、美味しいものをシッカリ食べて、タップリ睡眠を取ると…。

これが一番ですから気をつけて下さいね。

ってことで、今日のイルネス辞典ですが、今日は「網膜静脈閉塞症」について解説していきたいと思います。

まずは、どんな病気かってことですが、以前、このサンデーイルネスで、「網膜動脈閉塞症」について解説したことがあるんですが、知ってる人はいないよね(笑)

今回のは、網膜静脈に血栓ができて、血液の流れが悪くなる病気です。

血液が血管外にあふれ出して、網膜に出血やむくみを起こします。

詰まる部位によって中心静脈閉塞症(ちゅうしんじょうみゃくへいそくしょう)と分枝静脈閉塞症(ぶんしじょうみゃくへいそくしょう)に分けられます。

原因は何かと言いますと、動脈閉塞症と同様、年齢が高いほど起こりやすいので、加齢が大きな要因と考えられています。

やはり糖尿病、高血圧症、動脈硬化症の人では起こる率が高くなります。

分枝静脈閉塞症は、交差部で静脈が動脈に圧迫されて血の流れが悪くなることが、血栓形成の一因と考えられています。

症状は、中心静脈閉塞症と分枝静脈閉塞症では違いますし、同じ分枝静脈閉塞症といっても詰まる部位によってずいぶん違います。

まったく自覚症状がないこともめずらしくありません。

出血や浮腫(ふしゅ)が網膜の中心に及んだ場合、視力が低下してきますが、症状の現れ方はゆっくりです。

一般に、中心静脈閉塞症では症状が強く出ます。

静脈閉塞症は急性期(静脈が詰まった直後)には、出血やむくみによる症状が主体ですが、何年かのちに突然、硝子体(しょうしたい)出血を起こすことがあります。

硝子体出血を起こすと、黒い塊が眼の前に現れて浮遊したり、出血量が多ければほとんど物が見えなくなったりします。

眼底検査によって容易に診断できます。

静脈が怒張(どちょう)(ふくれる)し、ハケで掃いたような特徴的な網膜の出血がみられます。

これは網膜神経線維(もうまくしんけいせんい)の走行に沿って出血するためです。

分枝静脈閉塞症では、詰まった部位を要にして、扇状に出血が広がります。

中心静脈閉塞症では視神経乳頭を中心にして放射状に出血します。

蛍光(けいこう)眼底造影は、ほとんど必須といってよい検査です。

網膜血管の循環状態、血管の閉塞、網膜のむくみなどが明瞭に映し出されます。視力に影響するのは、主として網膜中心部のむくみです。

詳しく眼底を見ることで診断できますが、新しく開発されたOCT(光学的干渉断層計)では網膜の断面図を見ることができます。

治療の方法はおおまかに、経過観察、薬物治療、レーザー網膜光凝固術(もうまくひかりぎょうこじゅつ)、硝子体手術等があります。

静脈閉塞症は、詰まる部位、出血の範囲・程度、経過など、人によって様々ですが、軽症であれば、経過をみているだけで自然に治ってしまうこともしばしばあるようです。

薬物治療では血管を拡張させる薬、血管を強くする薬、出血やむくみの吸収を促進する薬などが内服で使われます。

レーザーによる網膜光凝固の目的は2つあり、ひとつは急性期での出血、浮腫の吸収を促進することで、網膜中心部にむくみがある場合によく行われます。

もうひとつは、硝子体出血を予防することで、静脈閉塞の程度が強く、なおかつ範囲が広い場合に行われます。

硝子体手術は、硝子体出血を起こした場合の治療として以前より行われていましたが、最近は網膜中心部のむくみを取るためにも行われるんだそうです。

詰まっている部位で血管の鞘(さや)を切り開く手術(血管鞘切開術(けっかんしょうせっかいじゅつ))もあるそうなんですが、今のところ一般的ではないようです。

この疾患は、緊急に治療を要するわけではありませんが、レーザーや手術など積極的な治療のタイミングというものがありますので、眼科専門医に診てもらい、経過に応じた治療を受けることが大切です。

いかがでしたか。

では次回のイルネス辞典をお楽しみに〜。


020927


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