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2023年06月06日 [からだのこと]

不安遺伝子

お疲れ様です。院長です。

6月6日の火曜日でございます。

6月6日…。

ダミアンの誕生日ですな。

これ、毎年言うてます。

と言うか、6月6日ときたらこれしか思いだしません。

ダミアン…。

もう、50代以上じゃないと知らないかもねぇ。

因みにこれです。

1976年の映画なんで、わたくし院長8歳とかです。

当時の映画としては、怖すぎて鮮明に覚えてますねぇ。

そういや、最近ホラー映画って少なくないですか?

特にハリウッド系というかようが出は少ない様な気がします。

このオーメンも、リメイクいれたら5作作られてますし、当たればダラダラ稼げるんですけどね、ホラーって。

毎年、6月6日を迎えると、オーメン見たくなります。

てな感じで、今日もネタにいきましょう。

今日はホラーとも関係なくない感じの「不安遺伝子」についてのお話しです。

生きてれば当然ながら、誰にでも不安はあるでしょう。

ですがその不安や心配が過度になりすぎて日常生活に影響が出ていたら、それは「不安障害」かもしれません。

不安障害には様々な種類がありますが、どれも共通して言えることは、精神的な不安から、心と体に様々な不快な変化が生じることです。

世界で最も一般的な精神疾患の一種とされていますが、近い将来新たな治療法の道が開かれるかもしれないとのことです。

最新の研究によると、科学者たちはマウスの脳内に存在する「不安遺伝子」にブレーキをかける物質(マイクロRNA)を特定することに成功したそうなんです。

将来的には、不安障害に効果的な治療法が見つかるかもしれないと期待されているそうです。

誰だって時には不安に苛まれることがありますしあって当たり前なんですね。

それゆえ、不安障害は割と一般的な病気で、パニック障害、全般性不安障害、社会不安障害、強迫性障害など様々な種類があるとされています。

2002〜2006年度に厚労省の疫学調査によると、不安障害の生涯有病率は9.2%と報告もされています。

こうした「不安障害」は、薬や認知行動療法と呼ばれるカウンセリングなどで症状を和らげられることもあります。

しかし不安を抱く人の脳内で何が起こっているのかはっきりしない以上、効果のある治療法を見つけるまでには時間がかかるものです。

不安を引き起こす脳内で何が起きているのかを理解するために、英エクセター大学をはじめとする研究チームはマウスを6時間拘束し、強いストレスを与え、そのときの脳を分子レベルで分析しました。

すると、不安と関連する脳領域である扁桃体で5種類の「マイクロRNA(miRNA)」が増加していることが判明したそうなんです。

マイクロRNAとは、細胞内で働くべき遺伝子を決める手助けをする小さなRNAです。

私たちの体はDNAに書かれた情報を元に作られています。

ですが、それを使う際は、DNAの情報をまずRNAに写し換えねばなりません。

これを元にタンパク質が作られることで、遺伝子は機能するわけです。

マイクロRNAはこのRNA(正確にはメッセンジャーRNA)に結びつくことで、タンパク質を作る邪魔をするという役割があります。

不安を感じるマウスの脳内で一番たくさん見つかったのは、「miR-483-5p」というマイクロRNAだそうです。

そして、このマイクロRNAが「Pgap2遺伝子」と呼ばれる「不安遺伝子」の働きを抑えていることがわかりました。

マウスのストレス反応や、不安による行動が減ったそうなんです。

つまり扁桃体の「Pgap2遺伝子」が働くと不安が大きくなりますが、マイクロRNAの「miR-483-5p」はその働きにブレーキをかけているということになりますね。

これはマウスによる研究なので、同じことが人間に言えるかどうかは当然ながらわかりません。

ですがもし人間でもこの不安を制御するブレーキが確認されれば、これを標的にすることで不安障害を治療できる可能性もあるとのことです。

やはり世の中が複雑になればなるほど、こういった不安障害に陥る人も増えるでしょうし、是非ともこの研究も完成させて欲しいですね。

ちなみにわたくし院長、何の不安もござらん(笑)

ではまた〜。









京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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