
2025年06月10日 [からだのこと]
オーラオラ
お疲れ様です。院長です。
6月10日の火曜日でございます。
何でも今日は「時の記念日」なんだそうですよ。
では元気にネタいきましょう。
「あの人はオーラを持っている」目に見えないものの特別な輝きを持っている人はこう言われることがあります。
ですが実は、地球上の全ての生命は生きている限り、ほんのりと光を放っていることが、新たな研究で明らかとなったそうなんです。
カナダ、カルガリー大学の研究チームは、動物や植物の体から発せられる極めて微弱な光を観測することに成功しました。
その光は肉眼で見えることはできませんが、生きている時は輝き、死と共に消えていくことが判明したという話です。
カルガリー大学の研究チームはこの生命の光を観察するために、光子(フォトン)の1つ1つを捉えることができる超高性能カメラで、4匹のマウスを、生きているときと死後、それぞれ1時間ずつかけて撮影しました。
すると生きているマウスでは、はっきりとした光が確認された一方、死んだマウスではその光が急速に失われ、部分的にしか残らないことが明らかになったそうです。
ではこの光はいったい何なのでしょう?
研究チームのダン・オブラック氏は、「超微弱光子放出」が実在する現象であるという事実は、今や動かしようがありません」と語っています。
この光は「超微弱光子(Ultraweak Photon Emission:UPE)」は、「バイオフォトン」とも呼ばれ、すでに何十年にわたる研究があるという話です。
ただし生きた細胞レベルの光が捉えられたことはあっても、全身レベルでその発光が観察されたのは、今回が初めてとのことです。
生きている間、全身から放たれるこの光は、死後たちまち衰え、生きているとき代謝活動にだけ高かった部位にだけ斑点のようにしてわずかに残されます。
このことから、バイオフォトンは代謝やエネルギー変動に関係しているだろうことがうかがえます。
これについて、オブラック氏らは論文でこう説明しています。
生きたマウスは強い超微弱光子(UPE)放出があり、そこで起きている生物学的プロセスや細胞活動を示している可能性が高いと思われます。
一方、死んだマウスのUPEはほぼ消失し、生前のマウスで見られたより明るい部分が、”明るい斑点”としてわずかに残されます。
これは代謝やエネルギー変動の停止を反映していると考えられます。
さらにオブラック博士らは、同様の現象が植物でも見られるかを確かめるため、観葉植物として知られる、「ヤドリフカノキ(Heptapleurum arboricola)を使った実験も行ないました。
この植物に傷をつけたり、アルコール(イソプロパノール)や過酸化水素(H₂O₂)、鎮痛成分のベンゾカインなどを与えたりすると、UPEの放出が一気に増加しました。
これは植物が“ダメージを受けた”というサインを光で発していることを意味しています。
さらに、UPEの強さは温度にも影響され、高温ではより多くの光子が放出されるということです。
これまでにも細胞単体や体の一部からのUPEを観察する研究は存在していましたが、全ての生命を対象にここまで明確に可視化したのは、今回が初めてだそうです。
こうしたバイオフォトンの特徴を利用すれば、体に傷をつけることなく人間や動物の健康状態を診断できる可能性があるという話です。
さらに、植物の健康や成長状態をモニタリングする非侵襲的な手法として、農業や植物生理学への応用が期待できます。
いきいき輝いて生きているかどうか、客観視できるときが来るかもしれませんね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
6月10日の火曜日でございます。
何でも今日は「時の記念日」なんだそうですよ。
では元気にネタいきましょう。
「あの人はオーラを持っている」目に見えないものの特別な輝きを持っている人はこう言われることがあります。
ですが実は、地球上の全ての生命は生きている限り、ほんのりと光を放っていることが、新たな研究で明らかとなったそうなんです。
カナダ、カルガリー大学の研究チームは、動物や植物の体から発せられる極めて微弱な光を観測することに成功しました。
その光は肉眼で見えることはできませんが、生きている時は輝き、死と共に消えていくことが判明したという話です。
カルガリー大学の研究チームはこの生命の光を観察するために、光子(フォトン)の1つ1つを捉えることができる超高性能カメラで、4匹のマウスを、生きているときと死後、それぞれ1時間ずつかけて撮影しました。
すると生きているマウスでは、はっきりとした光が確認された一方、死んだマウスではその光が急速に失われ、部分的にしか残らないことが明らかになったそうです。
ではこの光はいったい何なのでしょう?
研究チームのダン・オブラック氏は、「超微弱光子放出」が実在する現象であるという事実は、今や動かしようがありません」と語っています。
この光は「超微弱光子(Ultraweak Photon Emission:UPE)」は、「バイオフォトン」とも呼ばれ、すでに何十年にわたる研究があるという話です。
ただし生きた細胞レベルの光が捉えられたことはあっても、全身レベルでその発光が観察されたのは、今回が初めてとのことです。
生きている間、全身から放たれるこの光は、死後たちまち衰え、生きているとき代謝活動にだけ高かった部位にだけ斑点のようにしてわずかに残されます。
このことから、バイオフォトンは代謝やエネルギー変動に関係しているだろうことがうかがえます。
これについて、オブラック氏らは論文でこう説明しています。
生きたマウスは強い超微弱光子(UPE)放出があり、そこで起きている生物学的プロセスや細胞活動を示している可能性が高いと思われます。
一方、死んだマウスのUPEはほぼ消失し、生前のマウスで見られたより明るい部分が、”明るい斑点”としてわずかに残されます。
これは代謝やエネルギー変動の停止を反映していると考えられます。
さらにオブラック博士らは、同様の現象が植物でも見られるかを確かめるため、観葉植物として知られる、「ヤドリフカノキ(Heptapleurum arboricola)を使った実験も行ないました。
この植物に傷をつけたり、アルコール(イソプロパノール)や過酸化水素(H₂O₂)、鎮痛成分のベンゾカインなどを与えたりすると、UPEの放出が一気に増加しました。
これは植物が“ダメージを受けた”というサインを光で発していることを意味しています。
さらに、UPEの強さは温度にも影響され、高温ではより多くの光子が放出されるということです。
これまでにも細胞単体や体の一部からのUPEを観察する研究は存在していましたが、全ての生命を対象にここまで明確に可視化したのは、今回が初めてだそうです。
こうしたバイオフォトンの特徴を利用すれば、体に傷をつけることなく人間や動物の健康状態を診断できる可能性があるという話です。
さらに、植物の健康や成長状態をモニタリングする非侵襲的な手法として、農業や植物生理学への応用が期待できます。
いきいき輝いて生きているかどうか、客観視できるときが来るかもしれませんね。
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院