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2020年11月03日 [からだのこと]

脳の非日常

お疲れ様です。院長です。

11月3日の火曜日でございます。

本日は、文化の日ってことで祝日でございます。

ま、普通の人なら今日はお休みって事ですが、当院は水曜日が休診なものですから、明日も休みで連休となっております。

そりゃ、やはり休みは休みで嬉しいもんです。

休めるんですしね(笑)

ですが、お仕事的にはコロナの影響から、もうちっと頑張っておかなきゃいけないんですよねぇ…。

今年も11月、12月と2ヶ月ですが、やはりコロナは終わりませんでしたね。

確か、今年の3月位から、ジワジワ感染者が増えだしましたし、やはり1年は続きそうですね。

て、1年で終わるんでしょうか…。

ワクチンもまだ完成には至ってないようですし、来年はオリンピックもあるんだぜぇ。

ま、コロナに関してはずっと大丈夫かいなと言いつつも、ここまできてますし、このまま何となくいつか終わるんでしょうかね。

てな事をボンヤリ考える今日この頃ですが、今日のネタは昨日に引き続き、ボンヤリ考えてちゃいけない脳のお話しです。

昨日は、脳は考えないでおこうとしたところで、潜在的に考えさせるってなお話しをしましたが、今日の脳は、なんとあなた自身の成長を、妨げようとする傾向があるってなお話しです。

成長を妨げると言っても、身長が伸びたり体重が増えたりという部分ではなく、新しいものを受け入れることを拒否する傾向があるって事なんですね。

よく、一皮むけるとか、殻を破るなんて言いますが、これは試練や困難を乗り越えて、より洗練されたり、あるいはより逞しくなった様子などを指す言葉ですよね。

この一皮むける邪魔をするのが意外にも、あなた自身の「脳」なんです。

脳は我々が思っている以上に賢く、全容はいまだ解明されていません。

故に、その脳の最大の問題の一つは、脳があまりにも仕事に長けているということなんですね。

脳の一部は防衛・逃走反応で私たちを文字通り守るようできています。

こうした反応のおかげで、創造的だったり、ポジティブだったりと、本来こうありたいと願う自分でいられなくなってしまうわけなんです。

つまり、無理をしないよう、環境を変えないように制御してしまうわけです。

脳は普段と違うことが起きていると感知すると、「エラー検出メカニズム」を発動させます。

このメカニズムはサーモスタットのようなもので、サーモスタットは一定の温度にセットされると、温度が変化したときにセットした温度まで戻そうとします。

脳もまた同じように機能し、本人が望んでいないのに勝手に修正しようとするわけです。

これは特にあなたが何かに興奮したときに起きると言われています。

すぐに脳はこれまでの実体験や恐怖などを呼び起こし、あなたに「現実的」になり、興奮するようなことなどとんでもないと説得しようとするんですな。

こうして脳はあなたを守るために、快適なゾーンに留め、普段通りに行動するように仕向けるわけです。

このメカニズムが、一皮むけることの妨げになっていると考えられるわけです。

では、この脳の呪縛から逃れる方法はないのかってことですが、お節介にもあなたを守ろうとする脳を止めるには、その配線を繋ぎ直さなければならないんだそうです。

例えば、脳に「非日常的な行動」に慣れさせるという方法があります。

日頃から脳が止めておけと説得してくる行為を実行することが当たり前になれば、脳の許容範囲を広めることができると…。

その結果、楽観性を養うことができると考えられます。

こうした非日常的な行動と思うことを行う習慣は、非日常的という言葉の理解を変えていくわけです。

非日常的な行動を行うことが、実際には非日常的な行動でなくなれば、脳はそれをやらないよう自信たっぷりに説得できなくなってくると…。

そして、その代わりにそれをやるようにと説得してくるんですね。

つまり、脳が「日常」と認識するわけです。

ですが、この方法はとんでもない大失敗に繋がることもあるわけですよ。

そりゃ、非日常な事をやるわけですから、当然なんですが、より大切なことは予想もしなかった大成功に繋がる場合もあるということです。

日常生活の一部でもとんでもないものにしてしまえば、そして達成すること、実行すること、非凡であることに慣れてしまえば、脳はあなたを信頼するようになります。

そうなれば、あなたを守ろうとする代わりにサポートするようになるらしんです。

とこう書けば「非日常」ってどんだけ非常識な事をするねん?って思われるかもしれませんが、決して非常識な事とかではないですしね。

その人にとっての「非日常」なことなだけで良いんですよ。

例えば、普段は同僚を誘って飲みに出たりすることは絶対ないって人なら、そういう行動に出てみるとか。

これも、「脳」が「非日常」と捉えている場合、いざその行動に出ようとしたとき、「脳」からストップがかかるわけです。

でも、その壁を乗り越えてしまえば、いつか「脳」が「日常」と認識してくれ、それが普通になっていくもんだと。

これって、「慣れ」ってことにも繋がると思うんですが、やはり「慣れ」にも「脳」が関与してるわけですね。

ですが、先ほども書いた通り、これが必ずしも良い結果になるかどうかは別問題ですしね。

そこは自己責任ですが、新しい一歩を踏み出すには、「脳」を操作するのが一番良いって事だけ分かっておきましょう。

そして新しい未来へ…

とか(笑)

ではまた〜。


021103


京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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