弘泉堂ブログ | 京都中のアスリートが通う、スポーツ障害なら「弘泉堂鍼灸接骨院」にお任せ下さい。痛くない骨格矯正、鍼灸治療も好評です。

弘泉堂鍼灸接骨院
その痛み…治せます!
ブログ
2020年10月16日 [色々なこと]

アルテミス計画

お疲れ様です。院長です。

10月16日の金曜日でございます。

10月も後半戦に入りだして、いよいよ秋深まりしって感じでございます。

ボチボチ、半袖短パンでは寒いぞ(笑)

てより、ちょっと恥ずかしくなってきましたね。

最近じゃ、外国人観光客の方を見る機会も少なくなってますが、外国人の方って、結構真冬でもTシャツ1枚で平気で歩いてたりしますよね。

あれはやせ我慢でも、マッチョ自慢でもなく、ホントに暑いんですよ(笑)

何となく気持ちは分かりますが、多分、日本人とは代謝機能が根本的に違うんでしょうなぁ…。

それと既成概念と言うか、暑けりゃ脱ぐ、寒けりゃ着るってそこんとこがハッキリしてんでしょうね。

とは言え、さすがの院長も、ボチボチ寒くなってきましたんで、秋服にしようかなぁ〜とかボンヤリ考えてますが、考えてから行動するまで数日以上かかりますし、やはり10月後半にはずれ込むと思います。

衣替えに入る頃は、もう十分寒くなってるってのが、わたくし院長の冬の風物詩でございます。

てな感じで、秋が深まってますが、今日もネタにいきましょう。

秋と言えば、お月見なんてのもおつなもんですが、今日はそんな月のちょっと怖いお話しー。

地球に一番近い星、月。

かつて人類はそこに到達し、NASAは、今後10年以内に再び人類を月へと送る「アルテミス計画」を進めています。

ですが、月は静かな世界に見えて、生身の人間にはそれなりに過酷な場所です。

大気も磁場もない月では、大量の宇宙放射線が降り注いでおり、人間の健康に長期にわたり様々な影響を及ぼすと考えられています。

いったい月面の放射線量はどれほどのものなんでしょう。

このほど月面の放射線が計測され、その結果、地球の200倍に及ぶことが判明したそうなんですよ。

意外にも、これまで月面の放射線レベルが正確に計測されたことはありませんでした。

1960年代と70年代に実施されたアポロ計画では、宇宙船に線量計も搭載されていましたが、それによって計測されたのは宇宙旅行全体で暴露した総線量でした。

そのために具体的にどのくらいの放射線が月面に降り注いでいるのかは、推測するよりなかったってことなんです。

ですが今回、2019年に月の裏側に着陸した中国の「嫦娥4号」によって、月面の放射線レベルが史上初めて正確に計測されたってことなんです。

中国科学院や独キール大学をはじめとするグループが『Science Advances』(9月25日付)で発表した報告によると、月面の放射線は毎時60マイクロシーベルトだったそうです。

これは、実に地球の200倍に相当します。

すごい線量にも思えますが、必ずしもそういうわけでもないようで、1日あたりの暴露量だと平均1369マイクロシーベルトになるそうなんですが、これは国際宇宙ステーションに滞在する宇宙飛行士が日々暴露している量のおよそ2.6倍程なんだそうです。

またニューヨークからフランクフルトまで飛行機で移動したときに乗客が暴露する量の5〜10倍とも比較されています。

確かに地球表面の基準で見ればかなりの高さかもしれませんが、宇宙基準ではそれほどでもなさそうで、NASAはがんで死ぬリスクが3%以上上昇するような暴露を禁じていますが、月面の放射線レベルはそれより低いとのことのようです。

まぁ、素人には2倍だ5倍だと言われても、どれほど危険なのかは良く分かりませんよねぇ(笑)

ですが当然、こうした正確なデータは、今後行われる月面ミッションで宇宙飛行士を守る対策を練るうえで大いに役に立ちます。

もし何の対策もしなかった場合、月面に滞在できるのは2か月が限度となるそうなんですが、保護施設を建設することで被爆から身を守ることができるそうです。

たとえば月面基地を50センチの地下に作れば、そこにいる人間を守ることができるんだそうです。

ときおり荒れ狂う太陽嵐は放射線を一気に増加させたりするそうですが、それも10メートルの水の層があれば十分なんだって。

監視衛星に搭載された最新の機器ならば、そうした放射線が月面に到達する30分前に警報を出すことができるんだとか。

したがって、宇宙飛行士は30分以内に避難できる保護施設を常に確保しておく必要があるということになるわけですな。

これ、間に合わなかったら被ばくしちゃうんやんねぇ…。

いつ警報が鳴るか分からない状況だけに、なかなかスリリングですな。

ですが、こうした放射線対策が施された月面基地ならば、6か月はNASAの安全基準を上回ることなく滞在できると専門家は考えているようで、これから急ピッチで対応されていくことでしょう。

ついに月面に半年滞在できるってな時代がきたんですなぁ。

2024年の「アルテミス計画」これは実に楽しみですな。

秋の夜長につきを見ながら、思いを馳せるのもいいもんですよ。

ちなみに、明日が新月なんで今日は月は見えないですけどね(笑)

ではまた〜。



021016




京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


  • Facebook
  • Twitter
  • はてなブックマーク

PageTop