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2020年10月08日 [からだのこと]

バイオニック・アイ

お疲れ様です。院長です。

10月8日の木曜日でございます。

毎日書いておりますが、秋ですなぁ(笑)

そりゃ、昨日と今日とでなにが変わるわけではありませんが、確実に変わるものもあるんですよ。

それは日の出日の入りの時刻です。

今の時期だと、1日に約1分ずつ、日の出時刻が遅くなっています。

もちろん、同じくらいの時間、日の入りは早くなっていってます。

これだけは、暑かろうが涼しかろうが変わらずに、毎日、少しずつ季節を知らせるわけですよ。

ちなみに、今日の日の出時刻は、午前05時57分、日の入り時刻は、17時32分となっております。

わたくし院長、6時過ぎに家を出ますから、これからは暗いうちに出掛ける季節がやってきます。

暗いうちに出掛けて、暗くなってから帰るわけで、冬場は太陽の光を全く浴びない日々なわけです。

だからといって、調子が悪くなるわけでもないですけどね。

植物ちゃうねんから、光合成とかいりませんし(笑)

ですが、やはり人間も動物ですから、あまり日光を浴びないのも良くないですし、休日なんかは出来るだけ日光に晒されるように注意はしています。

でないと、次は春先まで日光を浴びなくなりますからねぇ…。

これから、ダンダン日の出時刻が遅くなり、一番遅い時期ですと、7時5、6分頃になります。

そこから、また徐々に日の出時刻が早くなり、同じく5時57分頃に戻るのが3月20日前後ですからね。

当分、お日様とはさよならでございますよ。

ま、あまり太陽の光を浴びないと、自律神経系が麻痺してきて、体内時計が狂うって話はあるにはあります。

ですが、毎日同じくらいの時間に寝て、同じくらいの時間に起きる生活をしてれば、体内時計も明るさには惑わされないでしょう。

実際、これからの季節は、カーテンとかいりませんしね。

ま、街灯の明かりがありますから、それなりに光は入ってきますが、いわゆる朝日のまぶしさとは無縁になっていきますから…。

てな、秋深まりし今日この頃ですが、今日のネタはそんな季節感とか、全く関係ないサイエンステクノロジーなお話しでございます。

オーストラリアの研究で、脳にチップを入れ視力を回復させるバイオニック・アイってのが開発されたそうなんです。

オーストラリアの研究ですよ。

昨日のブログ記事の、猛毒植物「ギンピ・ギンピ」が自生してるのもオーストラリアでしたが、今日の研究もオーストラリア。

ふり幅デカすぎですが、オーストラリア・モナシュ大学の研究グループは、脳の電極を通じて視力を回復するバイオニック・アイを世界で初めて開発することに成功しました。

視力が失われる原因として多いのが視神経の損傷です。

このために網膜の信号を脳の視覚中枢に送信できなくなり、視力が失われるわけです。

そこで「Gennaris」と呼ばれるバイオニック・ビジョンシステムは、傷ついた視神経をバイパスして、視覚情報を脳に直接伝えることを可能にしたんですね。

Gennarisは、メガネ付きのヘッドギアのようなデザインをしています。

メガネの部分にはカメラが内蔵されており、これがとらえた画像データをスマートフォンくらいの大きさの情報処理ユニットで処理します。

そしてこれを脳内に移植された9×9ミリの電極アレイにワイヤレスで送信するという素人には、全く分からないシステムなんですよ。

電極アレイでは、髪の毛より細い電極がまるで剣山のように生えており、ここで信号を電気刺激に変換した上で神経細胞に伝えます。

これが視力を失った人に再び光を取り戻させるメカニズムなんだとか…。

残念ながら、人体での治験はまだのようですが、羊を使った初期の実験ならすでに成功しており、その成果が『Journal of Neural Engineering』で発表されています。

その実験では、羊の脳に電極アレイを10個移植して、9か月(計2700時間)にわたり刺激を送り続けたそうですが、特に健康を害すような副作用は観察されなかったとのことです。

もちろん動物実験で問題がなかったからといって、人体でも上手くいくとは限らないわけですが、研究グループはただ視力を回復できるだけでなく、たとえば四肢麻痺など、やはり神経に起因する症状の治療にも役立つだろうと考えているそうです。

まぁ、神経系は基本的に電気信号を送られて、受容器が反応するつくりになっていますから、この視神経で成功すれば、他の神経系の疾患でも応用は効くような気がします。 

神経の損傷は、今までどうにもならない疾患でしたが、少し希望が見えてきたかもしれません。

ま、例によってわたくし院長が生きてるうちには完成しないでしょうけどね。

ではまた〜。


021008


京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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