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2020年03月06日 [色々なこと]

ポジティブシンキング

お疲れ様です。院長です。

3月6日の金曜日でございます。

徐々に春に近づく季節で、本来はなんとなく心ウキウキなはずなんですが、今年は嫌なニュースばかりですよねぇ…。

まぁ、嫌なニュースっつっても、新型コロナウィルスの話題でもちきりなんですが、ここへきてジワジワと一般人もビビってきてますよね。

最初はいうても、高齢者が罹る感染症だー位に思ってたのが、そうでもないですし感染経路が不明っていう症例がバンバン出てきてますし、おまけに潜伏期間も長いし、陽性から陰性になり、さらにまた陽性反応が出たなんて人もいます。

これは、治ったようにみせかけて、体内にウィルスが潜伏していたのだとしたら、もう大変ですからねぇ。

もしくは再罹患しているのか…

今や、誰が罹ってもおかしくないような状況ですし、さすがにビビりますよね。

そして連日の感染者報道で、ジリジリ追い詰められてる感は、みなさん感じてると思います。

よく、「不安で胸が張り裂けそうになる。」なんて言いますが、悪い方にばかり考えてしまい心配で夜も眠れなくなったりする事って誰だってありますよね。

多少の不安や心配事は、どんな人でもあって当たり前なんですが、それがあまりにも過ぎた場合には、身体症状や精神症状が現れるようになり、不安が悪循環していきます。

例えば、現在、連日報道されてます感染症関連のニュースに翻弄され、不安で眠れないなんて人もいるかと思います。

もちろん、それは楽観視して良い問題ではないんですが、過剰な心配で心の健康を崩してしまっては元も子もないですよね。

そんな悩みを抱えた人たちが少しだけでも気が休まるよう、今日は面白い研究結果のお話しをしたいと思います。

心配事と言っても、当然色々ありますよね。

ですが、専門家に言わせると、心配事ってのはざっくり分けると2種類なんだそうです。

ひとつは自分が実際に取り組める現実的な事柄で、もうひとつは、過剰なまでに肥大してしまった妄想による懸念なんだそうです。

で、この懸念の場合、その多くが現実には起こらないそうなんです。 
 
健康面や金銭面、あるいは人間関係といったことを心配するのは人間として当たり前のことで、場合によってはそうすることにメリットも当然あります。

これは、心配が自分を守り、問題を未然に防ぐよう行動を起こさせるモチベーションになりますし、問題が起こってしまった場合でも前もって考えていた場合、経験値として生かされることが多くなります。

ですが、当然ながら、あまりにも心配しすぎてしまうのは心身どちらにとっても有害となります。

そして、それは全般性不安障害の特徴でもあり、青年期に始まることが多い全般性不安障害は、不安のあまり何もかも手につかなくなってしまう厄介な病気です。

常日頃から心配にさいなまれる人は、絶対に起こらないような将来の出来事を回避するために、生活のすべてがストレスになってしまうのだそうです。

非現実的な「いつか」のために「今」が台無しになってしまうわけで、これはつらいでしょう。

この問題について、最近の研究では、、全般性不安障害の患者が心配していた事柄の91.4パーセントは実際に起こらなかったことが明らかになったそうなんです。

実験で、被験者29名に10日間、心配事やそれが生活にストレスをもたらし、影響を受けた程度を記録してもらい、そして、毎晩10時に、その日に心配な事柄を考えた時間の長さを振り返ってもらうということが行われました。

さらに期間が終了してから20日後に、記録した心配事が実際に起きたのかどうか確認してもらい、本当に起きた場合は、それがどの程度悪いものだったか評価してもらいます。

実験の結果、心配事のほとんどは実際には起こっていないことが判明したそうです。

つまり、心配の9割がたが、杞憂に過ぎなかったということですな。

じつはこの調査は認知行動療法を実証するためのものだったそうで、その方法とは、全般性不安障害の患者に自分の心配を記録してもらい、それがいかに無用な心配であるか納得してもらうことで、症状を緩和させるというものなんだって。

そして、研究に参加した患者たちは、自分の心配がまったくの的外れだったことがわかると、将来への心配が和らぐ傾向にあったそうです。

まぁ、何事も過度のマイナス思考はよくないですよね〜。

よく、信念を貫くとか言いますけど、普通なら不可能に思えることでも諦めずに挑戦し、見事やってのけるなんてことですが、これは一部思い込みの力とも言えるかもしれませんしね。

信念を貫く人は、きっと心の中で「出来る」と信じてるんですよね。

ですから、困難でもやり続けられるわけで、これを逆に考えれば、不安な事ばかり心配して考えていたら、そっちもそうなっていくかもしれんしね。

全く何も考えないのも問題ですが、心配事はそこまで深く考えない方がきっといい結果になると思います。

わたくし院長の場合、起こりえる最高のバージョンを常に考えるようにしています。

この起こりえるってトコがポイントで、全く起こるはずがないラッキー現象を願っても、これは現実味がなさすぎます。

起こりえる最高の状態を考えていたら、結果的にそれに近い状態で終わるって事が非常に多い気がします。

これは、結局、自分がそこの目標に向かって行動したからだと思うんですが、まぁ、アカン時もあるけどね(笑)

不安は不安を呼んできます。

悪いことばかりは続きません。

今日もポジティブな思考で、楽しく生きましょう。

ではまた〜。


020306


京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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