弘泉堂ブログ | 京都中のアスリートが通う、スポーツ障害なら「弘泉堂鍼灸接骨院」にお任せ下さい。痛くない骨格矯正、鍼灸治療も好評です。

弘泉堂鍼灸接骨院
その痛み…治せます!
ブログ
2020年02月21日 [動物のこと]

最強「顎王」決定戦。

お疲れ様です。院長です。

2月21日の金曜日でございます。

2月も後半、残すところ1週間ほどとなりました。

なんか寒い日があったり、ずいぶん暖かかったりと気温も何だか不安定ですよねぇ。

ここまでくれば早いとこ春になって欲しいんですが、最後にとんでもない寒波とか、ほんまにやめてね。

おとなしく、春にシフトチェンジして下さい。

ってな感じで今日もネタに入っていくわけですが、ここで毎日書いてるネタって、基本は何らかのニュースが元なんですよね。

ネットニュースだったり、新聞紙面だったり、または雑誌や書籍の情報ですよね。

ですから、どうしても目に留まるものがわたくし院長の好みの記事になるわけですな。

新聞なんて、隅から隅まで読んでたら、日が暮れちまいますしね。

で、今日のネタはそんな日々の雑学の中から、咬筋力に関するお話でもひとつー。

咬筋力とは、そのもの咬む力のことですね。

この力はもちろん個人差がありますが、人間の筋力で一番強いとも言われています。

ですが、人間の力なんぞたかがしれとります。

今日は、この咬む力、咬筋力のバカ強い動物をご紹介しよかなと考えております。

咬む力が強い動物はって問われたら、みなさんは何を思い浮かべます?

野生動物が厳しい自然の中で生きていく上で、最大の武器になるアゴの力ですから、百獣の王ライオンとかメッチャ強そうですよね。

ですが、本当に野生のライオンをとっつかまえて、咬筋力を測定するなんて、なかなか無理な話ですよね。

かなりのリスクもありますし、捕まえることすら困難なヤツもいますからね。

ってことで、今日はそういうことを日々研究してる動物オタクな研究者たちが、これまでに実測定したデータなどから、コンピュータモデルにより試算を行い、発表した測定値をもとに地球上で最も強力な咬む力を持つ動物を紹介していきます。

ちなみにこの咬筋力の測定値は、「PSI」(重量ポンド毎平方インチ)と表示されています。 

これは、1平方インチ=約6.5センチ平方、1ポンド=約0.45kgとして換算しますと、1PSIはちょうど手の平に500mlのペットボトルを乗せた程度の圧力という感じでしょうか。

人間でいうと成人男性のPSIは160位だそうですから、それを踏まえた上で、世界最強の動物達を見ていきましょう。

では、まずは先ほど名前の上がったライオンから数値を見ていきましょう。

ライオンの咬筋力は、650PSIとなっております。

人間が160程ってことですから、その約4倍ほどってことになります。

あれ?

強いには強いですが、思ってるほどじゃないですねぇ…。

これに関して専門家は、ライオンは集団で狩りをする習性があるため、個々の顎の強さをさほど必要とせず、徐々にその力が後退していったのではと推測しているそうです。

ま、確かにライオンの場合、噛みつき攻撃より鋭い爪で猫パンチをくらわしてるイメージですな。

ちょっと意外でしたが、同じネコ科で、事あるごとにどっちが強いねんと比較されることの多い、トラはいかがでしょうか。

これがまた意外な事に、ベンガルトラの咬筋力は、1050PSIとライオンの倍近くあるんですよね。

まぁ、身体もトラの方が大きいですし、トラは単独で狩りをしますから、そういう意味でも咬む力は強くないといけなかったんでしょう。

では、トラがネコ科最強か?!ってことになりますが、なんと上には上がいるんです。

それは、ジャガーでございました。

ジャガーの咬筋力は、1500PSIあるそうで、ネコ科最強という事になりますね。

ほとんどの猫科動物は、獲物を仕留めるために最初に喉を狙うんですが、ジャガーは獲物の頭蓋骨をかみ砕いて殺すんだそうです。

その鋭い歯は、カメの甲羅でさえも簡単に突き刺すことができるんだそうです。

まぁ、ジャガーとカメが接近遭遇する場面もそんなにないでしょうから、これも数値上の事かもしれませんが、カメの甲羅はかなり固いよぉ(笑)

ということで、ネコ科はこんなもんですが、じゃ、身体的にネコ科より小さい、イヌ科はどうなん?ってなりますよね。

イヌ科としてランクインしたのは、ブチハイエナでございます。

ブチハイエナの咬筋力は、1100PSIあり、ジャガーには劣るものの、トラより強いんですね。

他の捕食者が残した死体を漁るイメージが強いハイエナですが、実は熟練したハンターで、自ら獲物を狩るに十分なスキルと力を持っています。

ハイエナは驚異的な顎の力と2重歯を持っており、強靭な歯で肉をせん断し、骨を砕くことが可能なんだそうです。

また、大きな顎の筋肉は独自のアーチ型構造になっており、これが咬合力によって生じる力から頭蓋骨を保護する役目を果たしているんです。

この顎と歯によって、より効率的な掃除屋となるハイエナは、一旦死体に群がると跡形もなく綺麗に片づけてしまうわけですな。

そういや、ライオンキングの映画でも、ライオンの敵はハイエナだった気がする…

咬筋力だけで言えば、ライオンよりハイエナの方がはるかに強いんだよねぇ。

あと総合的に強そうな、ホッキョクグマもなかなかの数値で、1200PSIの咬筋力を誇っております。

ほとんどのクマの歯は、植物と動物の両方の処理に適応できるような作りになっていますが、肉のみを食すホッキョクグマは、北極圏で遭遇する厚い皮膚と羽毛に覆われたアザラシやキツネなど、獲物の種類に対処できる鋭い歯を持っており、その咬傷力はパワフルです。

また、ホッキョクグマは積極的に人間を狩る唯一の哺乳類とも言われているんだそうですよ。

まぁ、クマは口もちっちゃいもんね。

では、ここまで紹介したヤツらを凌駕する強者にはどんなんがいるでしょう。

ここからトップ3はランキング形式でお送りします。


3位 カバ 1800PSI

地球上に存在する草食動物の中で、最も強い顎の力を持つとされるのが、カバなんです。

180度大きく開く口の中には60センチ以上の長さに成長する牙があり、それは、スイカを丸ごと簡単に咬み砕くほどの力を持っています。

テリトリーに敏感で潜在的な攻撃性があるカバは、特にワニに敵対的で、3メートルほどのワニなら半分に噛みちぎることができるとも言われています。

1800PSIという数値は、メスのカバの咬筋力だそうで、オスに関しては、実測定するには攻撃的すぎたという報告がなされているそうです。

2位 ホオジロザメ 4000PSI(推測)

2008年、オーストラリアの科学者チームは、サメの頭蓋骨のX線画像に基づく高度なコンピュータモデリングを使用し、体長6.4メートルのホオジロザメが4000PSI近くの咬筋力を生成できると推定したそうです。

しかし、サメの咬筋力はその大きさにより異なっており、一般的なホオジロザメ(体長3.4メートル〜4.6メートル)は、同サイズのワニよりも咬筋力が低いという報告があったりします。

また、4000PSIという数値も直接測定ではないことから、多少の不確実性があるとされていますがまぁ、ダントツな数値ではありますね。

いきなり海洋生物の登場で、比較しにくい部分はありますが、確かにデカいサメはなんでも食いちぎりそうですもんね。

そして、地球上で今、もっとも咬筋力が高いと考えられる生物…

1位 イリエワニ 3700PSI

世界最強の咀嚼力を持つ動物は、イリエワニでございます。

確かにワニは、そのすべてが咬筋力って感じの風貌ですし、これまたとんでもない力のある、尻尾攻撃とあわせ、沼地の王者として君臨しているわけです。

一説には、この3700という数値は、あのティラノサウルスの咬筋力をも凌駕すると言われており、文字通り、地球最強の顎でございますな。

いかがだったでしょう。

ま、ヒト160対ワニ3700ですから、比べようもないですが、まさに野生の力ですな。

ともあれ、この咬筋力、高めれば脳にいい影響を与えたり、集中力が上がったりすると言うデータもありますし、この力が下がってきている現代人、たまには固いものでも齧らないとダメっすね。

ではまた〜。


020221


京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


  • Facebook
  • Twitter
  • はてなブックマーク

PageTop