2019年08月13日 [からだのこと]
MYSTERY NIGHT とASD又はADHD
お疲れ様です。院長です。
8月13日の火曜日でございます。
ついにお盆、「迎え火」でございますな。
今日の夕刻より、ジャカジャヤカとご先祖様が御戻りになられるので、そこらでバッタリお見かけしても驚かないようにね(笑)
明らかに、生きてる人より、ご先祖様の方が多いんですから、バッタリお見かけしたとしても不思議な事じゃないですからね。
とか、少々ホラーな感じですが、今日8月13日は「怪談の日」なんですよ。
これは「怪談」をエンターテインメントとして確立した稲川淳二大先生さまが、自身の「MYSTERY NIGHT TOUR 稲川淳二の怪談ナイト」20周年連続公演を記念して制定されました。
日付は第1回の公演が1993年8月13日に開催されたことに因んでおるそうです。
最近、テレビじゃあまり見なくなりましたが、この稲川淳二大先生さまの「MYSTERY NIGHT TOUR 稲川淳二の怪談ナイト」ってイベント、27年も続いてるんですよね。
今年も7月〜10月まで、全国各地で公演されます。
まぁ、怪談話をこういったイベントレベルにまで持っていって27年も講演し続けるんですから、これもスゴイ才能でしょうねぇ…。
明日、14日と15日は、このブログでもお馴染みの「お盆怪奇スペシャル」ってネタをお届けしますが、これも2016年から4年目なんですが、ボチボチネタがないしね(笑)
27年も怖い話をし続けるって、どんだけネタあるねん。
もう尊敬に値しますな。
てな感じでお盆休みの真っ只中で、少々浮かれポンチな院長ですが、今日も真面目にネタ突入〜。
昨日、自閉症スペクトラム障害(ASD)の原因究明についてのお話をしましたが、今日はその続きと言いましょうか症状緩和に役立つお話でもいってみたいと思います。
この疾患の治療が難しいのはお話した通りなんですが、最近では、従来の飲み薬に代わって、遊ぶ薬で病気を治療しようという試みが進められているんだそうです。
アメリカでは、アクション系のテレビゲームを通じて感覚刺激や運動刺激を与えるというコンセプトに基づいて考案された「プロジェクトEVO」が注目を集めています。
このテレビゲームを応用した「デジタル薬」が、子供の自閉症スペクトラム障害(ASD)や注意欠陥・多動性障害(ADHD)の症状を和らげてくれるんだそうで、こんな治療なら子供も受け入れやすいよねぇ。
新たに発表された研究論文によれば、今回このプロジェクトEVOの実行可能性と安全性が確認されたといいますから、これからの治療の主流になるかもしれません。
ASDを抱える子供は、その5割までもに何らかのADHD症状が見られ、およそ3割はADHDを併発していると診断されていると言われています。
ASDとADHDを併発している子供は、周囲の状況に気を取られて集中力を維持できないなど、認知機能が遅れるリスクが高くなります。
こうした問題は学齢期に入った子供になるといっそう深刻で、目標を定めてそれを達成することが困難だったり、集団生活の中で日常的な求めにきちんと応じることができなかったりします。
ところが、ASD・ADHDの子供に従来のADHD治療を行っても、それのみの子供よりも薄い効果しかえることができないという結果が出ています。
今回のようなデジタル治療が研究されているのも、こうした事情があってのことなんですね。
では今回のプロジェクトEVOは、どんなもんかと言いますと、米ボストンを拠点とする「アキリ社」がADHDやアルツハイマー病の治療用に開発したアプリで、エイリアンのアバターを操作するアクションゲームだそうです。
プレイヤーはモバイル端末を傾けてエイリアンを操作しながら、状況に応じて画面をタップしつつ、ゴールを目指すっていうゲームのようです。
で、今回の研究は、ASDでADHDを併発していると診断された9〜13歳の子供19人を対象としたもので、半数にはEVOプロジェクトをプレイしてもらい、もう半数にはパターン認知などの教育活動を受けてもらいました。
その結果、EVOを適切な時間プレイした子供グループでは、本人も親も治療に対して高い満足感を得ていることが判明したんだそうです。
両親からも子供からも、集中力を改善する治療として価値のあるものと好評で、さらにEVOを処方された子供が、規定された治療セッションの95パーセント以上をきちんと受けられていた点も注目に値するとのことでした。
まぁ、子供ですからこういう遊び感覚のもののほうが、集中力ももつのかもしれませんが、これはひとつ、治療への前進だと考えられますね。
昨日のブログを読んで下さった方は分かると思いますが…
わたくしもこのゲーム、やってみたいです(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
8月13日の火曜日でございます。
ついにお盆、「迎え火」でございますな。
今日の夕刻より、ジャカジャヤカとご先祖様が御戻りになられるので、そこらでバッタリお見かけしても驚かないようにね(笑)
明らかに、生きてる人より、ご先祖様の方が多いんですから、バッタリお見かけしたとしても不思議な事じゃないですからね。
とか、少々ホラーな感じですが、今日8月13日は「怪談の日」なんですよ。
これは「怪談」をエンターテインメントとして確立した稲川淳二大先生さまが、自身の「MYSTERY NIGHT TOUR 稲川淳二の怪談ナイト」20周年連続公演を記念して制定されました。
日付は第1回の公演が1993年8月13日に開催されたことに因んでおるそうです。
最近、テレビじゃあまり見なくなりましたが、この稲川淳二大先生さまの「MYSTERY NIGHT TOUR 稲川淳二の怪談ナイト」ってイベント、27年も続いてるんですよね。
今年も7月〜10月まで、全国各地で公演されます。
まぁ、怪談話をこういったイベントレベルにまで持っていって27年も講演し続けるんですから、これもスゴイ才能でしょうねぇ…。
明日、14日と15日は、このブログでもお馴染みの「お盆怪奇スペシャル」ってネタをお届けしますが、これも2016年から4年目なんですが、ボチボチネタがないしね(笑)
27年も怖い話をし続けるって、どんだけネタあるねん。
もう尊敬に値しますな。
てな感じでお盆休みの真っ只中で、少々浮かれポンチな院長ですが、今日も真面目にネタ突入〜。
昨日、自閉症スペクトラム障害(ASD)の原因究明についてのお話をしましたが、今日はその続きと言いましょうか症状緩和に役立つお話でもいってみたいと思います。
この疾患の治療が難しいのはお話した通りなんですが、最近では、従来の飲み薬に代わって、遊ぶ薬で病気を治療しようという試みが進められているんだそうです。
アメリカでは、アクション系のテレビゲームを通じて感覚刺激や運動刺激を与えるというコンセプトに基づいて考案された「プロジェクトEVO」が注目を集めています。
このテレビゲームを応用した「デジタル薬」が、子供の自閉症スペクトラム障害(ASD)や注意欠陥・多動性障害(ADHD)の症状を和らげてくれるんだそうで、こんな治療なら子供も受け入れやすいよねぇ。
新たに発表された研究論文によれば、今回このプロジェクトEVOの実行可能性と安全性が確認されたといいますから、これからの治療の主流になるかもしれません。
ASDを抱える子供は、その5割までもに何らかのADHD症状が見られ、およそ3割はADHDを併発していると診断されていると言われています。
ASDとADHDを併発している子供は、周囲の状況に気を取られて集中力を維持できないなど、認知機能が遅れるリスクが高くなります。
こうした問題は学齢期に入った子供になるといっそう深刻で、目標を定めてそれを達成することが困難だったり、集団生活の中で日常的な求めにきちんと応じることができなかったりします。
ところが、ASD・ADHDの子供に従来のADHD治療を行っても、それのみの子供よりも薄い効果しかえることができないという結果が出ています。
今回のようなデジタル治療が研究されているのも、こうした事情があってのことなんですね。
では今回のプロジェクトEVOは、どんなもんかと言いますと、米ボストンを拠点とする「アキリ社」がADHDやアルツハイマー病の治療用に開発したアプリで、エイリアンのアバターを操作するアクションゲームだそうです。
プレイヤーはモバイル端末を傾けてエイリアンを操作しながら、状況に応じて画面をタップしつつ、ゴールを目指すっていうゲームのようです。
で、今回の研究は、ASDでADHDを併発していると診断された9〜13歳の子供19人を対象としたもので、半数にはEVOプロジェクトをプレイしてもらい、もう半数にはパターン認知などの教育活動を受けてもらいました。
その結果、EVOを適切な時間プレイした子供グループでは、本人も親も治療に対して高い満足感を得ていることが判明したんだそうです。
両親からも子供からも、集中力を改善する治療として価値のあるものと好評で、さらにEVOを処方された子供が、規定された治療セッションの95パーセント以上をきちんと受けられていた点も注目に値するとのことでした。
まぁ、子供ですからこういう遊び感覚のもののほうが、集中力ももつのかもしれませんが、これはひとつ、治療への前進だと考えられますね。
昨日のブログを読んで下さった方は分かると思いますが…
わたくしもこのゲーム、やってみたいです(笑)
ではまた〜。
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院