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2019年02月08日 [動物のこと]

番いってこんな漢字なんやな。蝶番いうもんなぁ。

お疲れ様です。院長です。

2月8日の金曜日でございます。

2月は日数が少ないですし、少々焦り感がありますねぇ…。

だって、3週間後はもう3月ですからね。

まぁ、いきなり春とはいかないでしょうけど、それなりに暖かくなってくるはずですし、今の寒さももう3〜4週間ってとこですか。

そういや、来週はバレンタインとかもありますから、そちらの商戦に加わっておられる方なんかは、今週いっぱい稼ぎ時&超繁忙でしょうね。

やはり、一年で一番チョコが売れる時期でしょうし、なんなら、一年分稼いでください(笑)

因みにわたくし院長、あまり甘いものは食しません。

ですが、普段飲んでるプロテインは、「アーモンドチョコレート味」でございますのことよ。

なので、我々のような身体を動かす人にチョコをあげようかなって思われてる女性陣は、意外とこの作戦はウケると思いますよ。

少なくとも、わたくしの通ってるジムの連中に、チョコ味のプロテインをあげたら、全員大喜びのはず(笑)

あと、メタボが気になるお父さんなんかにも、お勧めだったりしますんでお試しあれ。

てな感じで、今日も始まりましたが、まぁ、今日のネタはチョコには関係なく…

昨日、一昨日とヒヨコのオスメスの話を書きましたが、今日はそんなオスとメスのお話でもいってみましょう。

オスとメスの話と言えば、基本繁殖するために性差があると考えられています。

ま、広い動物界にはオスだけメスだけで繁殖しちゃったり、適当に性転換しちゃったりする種もおりますが、大体はオスとメスで繁殖します。

この繁殖行動、例えば1匹(頭)のオスに対して、複数のメスがいる一夫多妻の種がいたり、逆にメスが複数のオスと繁殖するタイプがいたりもしますが、今日は、一夫一婦制のお話をしていこうかと思っとります。

最近発表された研究で、脊椎動物に見られる一夫一婦制を定める遺伝子コードがあるという証拠が見つかったそうなんです。

この研究は、一夫一婦制を定める神経および分子の基本原理の謎に回答したもので、動物界には一夫一婦制をとる動物たちがいることは昔から知られていましたが、それがどのようにして生じているのかは実は不明だったんですね。

ちなみに動物界で一夫多妻制をとっているのは、オオカミ、プレーリーハタネズミ、ペンギン、アホウドリ、チョウチンアンコウ、ディクディク、背赤サラマンダー、ウチワシュモクザメ、タヌキ、ハクトウワシやクロコンドル、キマダラコガネグモなど、ざっと挙げただけでも、哺乳類から両生類、魚類、鳥類、クモ、節足動物まで多岐にわたります。

アメリカ・テキサス大学のハンス・ホフマン教授らは、一夫一婦制か、非一夫一婦制のいずれかの生態を持つさまざまな種の繁殖年齢に達したオスの前脳と中脳の組織を検査しました。

まぁ、興味を持つこと、そしてそれを知ろうとする気持ちさえあれば、何でも解明するんですよねぇ…。

で、この研究により、つがいを作るという行動が、実は遺伝子による行動だということが明らかになったそうなんです。

なるほどなるほど。

遺伝子のなせる業だったわけなんや。

で、最初に注意しなければいけない点が、一夫一婦制という行動には統一された定義がないということなんですね。

このような社会的行動は、種や個体によってさまざまな形をとるために、ただ一つの定義に収まるものではないので、ホフマン教授らは、特定の行動上の特徴があった場合に一夫一婦制とみなすことにしました。

それは以下のようなもので

・オス1匹とメス1匹がつがいになる

・両親が子供の世話にかかわる

・子供に危険が迫った場合、両親がその防衛に当たる

という3つで、これらの条件に当てはまる場合、その動物は一夫一婦制を営んでいるとみなすと定義しました。

したがってお互いがお互いしか受け入れないことは条件ではないわけです。

要するに、人間界でいう「浮気」をすることは、特にこの場合関係ないという事ですね(笑)

で、研究していって明らかになったのが、つがいになり、協力して子供を守る動物には、共通する遺伝子発現のパターンがありました。

それは神経の発達、シナプス活動、学習、記憶、認知機能に関連する24種の遺伝子のパターンで、5つの一夫一婦制グループでこれらの遺伝子が似たような状態にあることが確認されたそうです。

それらのグループの脳では、これらの遺伝子が、非一夫一婦制のグループに比べて「強く発現しているか、あまり発現していないか」のどちらかだったそうなんです。

どちらかって…

どっちでもいいんかいな(笑)

今の段階では、まだ全てが解明したわけではないですが、ホフマン教授の考えでは、つがいを形成し、子育てをするといった行動が可能になるには、社会的行動の基礎にある認知プロセスの変化が必要になると…。

要するに、ある個体がつがいを形成するには、自分のパートナーを認識し、一緒にいることが嬉しいと感じられなければならないってことなんですね。

で、このプロセスに至るまでが、遺伝子に組み込まれてるってことなんでしょうね。

まぁ、人間の恋愛感情も、こういった遺伝子レベルで組み込まれているからこそ、コントロールし辛いのかもしれませんしね。

人間の場合、こういった「つがい」になるという遺伝子が発動したからといって、即行動に移せないじゃないですか。

動物なら、即求愛してオッケーなら、その場で繁殖って運びになるんでしょうが、人間には基本、それは出来ません。

中には、遺伝子が発現していなくても、「つがい」になる場合もありますしね。

これは、人間だけが持つと言われている「理性」のなせる業なんでしょうけど、これによりヒトは窮屈に生きることを強いられてるのかもしれませんねぇ…。

でも、ムダな進化は起きないって言われますし、ヒトがここまで進化するには理由があったんでしょうからね。

それはきっと、ヒトだけが持つ「理性」に関係がある気がするのは、わたくしだけではないでしょう。

てな感じで、この研究もこれから色々な事が解明されていくでしょうけど、きっとヒトはこの遺伝子発現からも、さらに進化して独自の形態を作ったんでしょう。

ヒトは複雑やもんねぇ…

ではまた〜。




tugai




京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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