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2019年02月04日 [動物のこと]

クマムシ、完全に消えたな(笑)

お疲れ様です。院長です。

2月4日の月曜日でございます。

昨日は節分、豆まきワッショイでしたから今日は「立春」ってことで、春来たりなばでございます。

ま、春には程遠く、メッチャ寒い日々ですが、要はここから少しずつ春になってくよ〜って事ですな。

つまり、寒さのピークは超えたかなと…。

とか言うてると、急に大雪になったりしますが、基本的に少しずつ春へと移行していくわけですな。

もう、寒いの飽きたもんねぇ…。

ってな立春大吉な月曜日ですが、今日は春ってより、まぁ比較的寒いとこのお話でもしてみましょう。

比較的寒いとこ…。

今日のお話の場所は、比較的寒い「南極の湖の氷の下」のお話です。

いや、かなり寒いやろ(笑)

で、この南極氷床の一部である「西南極氷床」の地下奥深くには暗い水を湛える湖があるんだそうです。

ここは地球上でもっとも、過酷な極限環境の1つだそうなんですが、なんとそこに生命が潜んでいるかもしれないってお話なんですな。

アメリカ・モンタナ大学の極生態学者ジョン・プリスク教授らは、氷河の下に埋もれたマーセル湖からサンプルを採取し、1ミリリットルあたり1万個の細菌性細胞が含まれていることを発見したそうです。

一般的な地上の湖なら、同じ量に100万個以上の細菌性細胞が含まれているんですが、今回のサンプルから発見されたのは、その1パーセントととても少ない量に過ぎません。

それでも太陽の光が届かない氷の下にある水の中から採取されたことを考えれば、相当な量だというのが、専門家の考えのようです。

これだけの細菌が存在するということは、より高度な生き物、たとえば緩歩動物(クマムシ)のような微小動物すら生きているかもしれないということで、研究者達は色めきだっとるわけですな。

このクマムシについては、このブログでも何回か紹介しております。

2016年10月2017年4月2017年12月

メッチャ登場頻度高いやん(笑)

では一旦、クマムシは置いておいて、プリスク教授らの探検隊がおよそ139平方キロに広がるマーセル湖を覆う氷の上から、ドリルとお湯を使って氷の下へと掘り進みました。

ドリルはええけど、お湯って(笑)

溶かしたんかいな。

そして深さ1068メートルのところまで掘り進み、たどり着いた水はマイナス0.65度と凍るような冷たさだったそうです。

そこから水のサンプルと、堆積物を採取しました。

この時回収された水は60リットル、堆積物は5メートル分に及び、西南極氷床で採取されたものとしては一番深い場所のものだということでした。

また、この調査ではリモコン操作の無人潜水艇で湖底の写真や映像も撮影されたそうです。

そうなんすよね。

最近じゃ、いわゆるドローンってヤツが、空中だろうと水中だろうとどこでも入りこんで撮影してきてくれますから、人が入れない、行けない場所でも映像を見ることができるんですよ。

この調査を終え、プリスク教授によると、南極の氷の下には400もの湖があり、分厚い氷と南極大陸地殻の凍った岩石に挟まれるように湛えられた水の中に独自の生態系が育まれているって話です。

まぁ、この環境で生きられる生物たちがいるって事は、仮に地球が死の星になっても、生きながらえる可能性はありますよね。

地球に限らず、星も太陽も寿命がありますから、いつかは滅びます。

ですが、歴史と言うもの、時間が進む限り続いていくわけで、今の地球環境が壊れても、そこから何万年、何億年かすれば、また良い環境に戻り、こういった超生物たちから、進化が始まり、やがてはまた人類も生まれるかもしれませんよね。

きっと地球誕生のプロセスも、そんな過程を踏んでるんでしょうし、こういったいかなる環境にも適応できる生物たちが、次世代の人類の「祖先」なのかもしれません。

と言うのも、先ほど紹介した「クマムシ」ですが、最後のブログ記事にあったように、彼らは他の生物のDNAを取りこむっていう妙な特技を持ってます。

詳しくは、ほんとに読んできていただけたらありがたいですが、彼らはその過程を経て強くなっていってます。

そして、あらゆる環境に堪え得る強靭な身体を持ってますから、例え地球が壊れても彼らだけは生きながらえるでしょう。

だって真空でも死なないって位の生き物ですしねぇ…。

昨今の、地球環境の変化は、きっといつかくる地球滅亡への、一歩なんだと思います。

何百年か、何千年先に、そういう事が起こったとしても、クマムシあたりが生き残り、また新しい生命体を形成していくんだろうなぁ〜ってなお話でした。

ま、途中からは、わたくし院長の勝手な想像ですけどね。

ではまた〜。




lake




京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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