弘泉堂鍼灸接骨院
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      京都市中京区西ノ京上平町49-1
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合食禁(がっしょくきん)て知ってる?
2016年08月03日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。

8月3日水曜日。

夏真っ盛りですが、みなさんいかがでしょう。

水曜日は中日ですし、もうひと頑張りしないとねー…


ですが、こう暑いと身体もうまく動かず、食欲が落ちちゃう人もいますよね。

私はもともと夏バテはしないタイプなんですが、やはり免疫が多少なりとも落ちてるので、身体の弱い部分に出てきますよね。

もともと胃腸がそこまで丈夫じゃないのか、下痢体質なんで夏場はそこに拍車がかかります。

ニンニクとか辛めの香辛料なんかを頂くと、だいたい即出ます(笑)


まぁそんな真夏日ですが、快適に過ごす秘訣と言うか、それ以前にやっちゃいけない事ってありますよね。


日本では、古くから「合食禁(がっしょくきん)」と言って、食べ合わせが悪いとされているものがあります。

例えば、うなぎと梅干し、天ぷらとスイカとか…


まぁ、言い伝え的なだけで実際に意味のないものから、本当にダメなものまで、色々存在します。


そこで今回は、これから来る真夏に向けて、「熱中症対策で気をつけたい食べ合わせ」についてご紹介しましょう。

割とリアルにある組み合わせなので「この食べ合わせ、やるなぁ…」という方、注意して下さね。




NG1:ビールとスイカ


暑い夏に、キンキンに冷えたビールは最高!って方は多いんじゃないでしょうかね。

そして夏といったら、デザートにスイカですよね〜。手軽に食べられてお値段も手頃なんで、夏場は毎日のように食卓に出る家もあるんじゃないですかね。


後、夏と言えばアウトドアレジャーの王様、バーベキュー。

色々な場所で行うでしょうが、川辺なんかだと川でスイカやビールを冷やしておくなんて光景、目に浮かびますよね。

で、お肉を焼きながら、ビールをのんで、最後にスイカもどう?なんて、この組み合わせは実はNGなんですよね。



理由は、どちらも“利尿作用”があるということが第一ですね。

スイカは9割が水分と言われていますが、どんなに水分を摂っても、それ以上に出してしまったら悪循環です。

まずアルコールは水分も含んでいますが、その毒素(アルコール)を解毒したいがために水分としてはあまり吸収されません。

ですから、基本、水分は汗や尿となり体外に排出されてしまいます。つまり、水分不足を起こす可能性が高い状態が出来上がってます。

そこへもってきて、さらに利尿作用の高い、スイカを食すとなると、炎天下の川辺で、脱水からの熱中症を起こす可能性がでてきます。

そして、さらにその状態でアルコールを摂取し続けると、急性のアルコール中毒(必ずしもお酒に弱い人が罹るとはかぎりませんからご注意を)を起こす可能性も高まりますので、さらに注意が必要ですよ。




NG2:蕎麦と茄子


冷たいざる蕎麦に、茄子の漬物。日本の夏らしい、美味しい組み合わせですよね。でも、実はこの組み合わせもNGなんです。

理由は、「体を冷やしすぎてしまう」ということが第一です。

ナスの漬物には体を冷やす作用があり、そばには胃を冷やす作用があります。この2つを食べ合わせることで、下痢をしたり手足が冷えすぎたりしまう可能性があるそうです。

そして、夏場の頻回の下痢は、これまた脱水症状を引き起こしやすくなりますし、そこから熱中症にもつながります。

暑い夏は、冷たいものを選びがちですが、蕎麦を食べる時は温かいものを選ぶなど、胃を冷やしすぎないように気をつけるようにしましょう。




NG3:スポーツドリンクと塩飴


熱中症にならない為に塩分を摂取しようと思い、スポーツドリンクや塩飴をこまめに摂っている方もいるかと思いますが、この組み合わせもNGです。

理由は、塩分を取りすぎてしまうからなんですよね〜…

激しい運動をして、沢山汗をかいた時などには有効ですが、私たちは普段の食事でも、ある程度塩分を摂取しているので、日常生活で汗をかく程度では、そこまで塩分を補給する必要はないのです。

逆に塩分を取りすぎることで、血圧が急に高くなったり、そこから生活習慣病につながることもありますから…

今の自分の体に本当に塩分が必要なのかどうかを、よく考えてから摂取するようにしましょう。



どうです?



この3つは、実際にやってしまいそうでしょ?

夏の体調不良は、やはり脱水と熱中症対策が基本です。

しかも、自分では気付いていないことがほんとに多いので、普段から「食べ方」は意識するようにしましょうね〜


ま、私は年がら年中同じ物を食べてますから、あまり心配する事もないんですがね(;^ω^)





では、また〜




suika




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