弘泉堂鍼灸接骨院
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培養血液
2022年11月30日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。

11月30日の水曜日でございます。

ついに11月も終り、明日から師走に突入です。

師が走るくらいですから、そりゃ忙しい(笑)

この場合の「師」って何師なの?って意外と知らないですよね。

そもそもこの「師走」って、当て字らしく、諸説あるようですが、有力なのが、僧侶の師匠が、お経をあげるのに東西に東西を馳せる月と解釈する「師馳す(しはす)」なんだと。

他にも師走の語源には、「年が果てる」意味の「年果つ(としはつ)」が変化したとする説や、「四季の果てる月」を意味する「四極(しはつ)」からとする説、「一年の最後になし終える」意味の「為果つ(しはつ)」からとする説などがあるそうです。

ま、12月は12月。

忙しい事に変わりはないですな。

てことで、今日もネタにいきましょう。

今日は最先端のサイエンステクノロジーネタでもお送りしようかと思います。

なんでも世界で初めて、研究室で作られた培養血液を人間に輸血する臨床実験が行われるそうなんです。

英ケンブリッジ大学の研究チームによって、人体に実験室で作られた「培養血液」が輸血されたそうなんです。

輸血された血液細胞は、人間の幹細胞から培養されたもので、実験室で培養された赤血球が、本人以外に輸血されたのは世界初のこととなります。

治験を通じて安全性と有効性が確認されれば、鎌状赤血球症のような血液疾患や、珍しい血液型の持ち主など、輸血用血液の入手が困難な人々の治療に革命をもたらす可能性があるそうなんです。

まずこの治験で調べているのは、培養された血液細胞の寿命だそうです。

培養血液なら新鮮なものを輸血できるので、さまざまな年齢の細胞が含まれた一般的な献血用血液に比べて、体内でより長持ちするだろうと期待されています。

これが本当なら、定期的に血液を必要とする患者は、輸血の回数を減らすことができるかもしれません。

それは頻繁な輸血による鉄過剰症(深刻な合併症を引き起こす)の予防にもつながるメリットがあります。

今回の治験では、培養血液は2人の患者に輸血されました。

ティースプーン1〜2杯分(5〜10ml)程度が輸血されただけですが、これまでのところ有害な副作用は報告されておらず、患者は元気で健康であるとのことです。

輸血された培養血液は、英国民保健サービス献血部門(NHSBT)の登録者から提供された血液の幹細胞を分離し、これを培養して赤血球にしたものです。

予定では、今後少なくとも10人に4ヶ月間隔で2回輸血されるとのことです。

1回は普通の献血用血液で、もう1回は培養血液ということのようです。

こうした治験を通じて、培養された新鮮な赤血球が、体内で作られたものより長持ちするかどうか確認されるわけですな。

これらの治験で、問題が発覚しなければ、近い将来、血液問題に革命が起こるかもしれません。

血液を「造る」ことが可能になるわけですから、そりゃスゴイ事ですよね。

定期的に輸血を必要とする患者は、珍しい血液型への抗体ができてしまうことがあり、安全に輸血できる血液がなかなか手に入らないことがあります。

この世界最先端の研究は、鎌状赤血球症のような血液疾患の患者でも安全に輸血を受けられる赤血球開発のベースとなるものです。

鎌状赤血球症とは、鎌状(三日月形)の赤血球と、異常な赤血球の過剰破壊による慢性貧血を特徴とする、遺伝性のヘモグロビン(酸素を運搬する赤血球内のタンパク質)の遺伝子異常です。

貧血、発熱、息切れなどが悪化し、長管骨、腹部、胸部などに痛みを伴うことがあります。

電気泳動法と呼ばれる特別な血液検査を使用して、鎌状赤血球症かどうかを判定することができます。

なお、培養血液はあくまで輸血が難しい患者たちを助けるためのもので、普通の輸血のほとんどは、今後も献血によってまかなわれるだろうとのことですが、最終的には個人が、いざと言う時のために自分の血液のストックを持つことも出来るかもしれませんしねぇ。

血液に限らず、幹細胞からなにかをつくるという技術、これはどこまでいくのか分かりませんが、ゴールはどこなんでしょうか…。

やはり最後は「ヒト」を作ろうと思うんでしょうかね。

この研究も今後に期待大ですな。

ではまた〜。









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