弘泉堂鍼灸接骨院
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ソーラーバス
2022年06月28日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。


6月28日の火曜日でございます。

6月も大詰めでございますな。

てか、梅雨明けたん?

梅雨あった?

って位、雨降ってませんし、今日も朝から快晴ですなぁ…。

では今日のネタですが、今日はソーラーバスのお話しでもしてみたいと思います。

ソーラーバスと言っても、太陽電池でお風呂を沸かすって話ではなくて、ソーラーパネルで覆われたバスが間もなく運行するってお話です。

太陽光発電で電力を補うバスなんですね。

ソーラーパネルで自然の恵みである太陽の光を集めた太陽光発電は世界各地の様々な場所で利用されています。

そんな太陽パワーをより効率的に活用できるソーラー技術を搭載したトレーラーバスが、環境先進国ドイツの都市でまもなく公共運用されるんだそうです。

従来のものに比べて燃料の節約、CO2排出量の削減、排気ガスによる大気汚染の低減など環境にやさしくメリットがもりだくさんの新たなバスが現実のものになったんです。

ドイツのミュンヘン市内を走るそのトレーラーはルーフはもちろんサイドまでソーラーパネルで覆われています。

今回の取り組みは、現地の公共交通機関を運営するミュンヘン交通局(MVG)と地球資源の節約とクリーンなモビリティを目指すドイツのEV企業Sono Motors(ソノモーターズ)の提携で実現したものです。

2016年に設立されたSonoMotorsは、2021年に家庭用エネルギー貯蔵システムでもあるSion(サイオン)ソーラーパネルカーを販売。

それからわずか数年で、同社の技術Sono Solar Technology(ソノ・ソーラーテクノロジー)を生かせるトレーラーバスが日常的に運行する運びとなったんです。

混み合うルートで追加の乗客を乗せられるようフルトレーラー型を採用しているこのバスは、パネルに覆われたトレーラーが従来のバスに牽引されて走行します。

すでにEVや電動バスが普及しているドイツですが、こうした連結タイプのバスなどに使われる巨大なトレーラーの動力源は消費電力がかさむため、ディーゼル燃料が主流だといいます。

この技術は、これまでのトレーラーバスに比べ年間最大2,500リットルのディーゼル燃料を節約し、この地域のCO2を6.5トン削減する可能性を示しています。

CO2に関しては、中規模バス約300台で換算すると、従来に比べ年間最大2,000トンを節約できる見込みがあるそうなんです。

太陽電池とパワーエレクトロニクスの両方がより効率的になると期待されるため、将来的にはさらなる増加が考えられるという話です。

なおこのソーラーソリューションのお荷物となる「CO2バックパック」、つまり生産時に発生するCO2排出量は、バスまたはバストレーラーあたり約1.5トンになります。

ですがこのCO2は一時的なもので、運用から1年未満で相殺されると見積もられています。

今回MVGとの共同開発でカスタマイズされた新しいトレーラーバスのコンセプトは、たくさんの乗客を運ぶバスとしての最大スペース利用率、そして効率を確保することでした。

SonoMotorsの技術を使えば、ミリ秒域での超高速最適化とマルチチャネルシステムにより、太陽光発電の歩留まりを可能な限り最良の方法でバッテリーに転送できます。

このモジュールは、総面積12平方メートルをカバーして24 Vバッテリーに2,000ワット以上を供給します。

生成されたエネルギーは統合ソフトウェアを使いオンラインで監視できるそうなんです。

Sono Motorsの特許取得済みのソーラー技術は、さまざまな車両と統合してライセンスを取得できるよう開発されました。

この技術がeバスにあらかじめ実装されていれば、ルーフとサイドの太陽エネルギーで必要な追加の電力をすぐ生成できます。

これにより、充電プロセスの停止時間が短縮するだけでなく、一定の充電を通じてバッテリーが保護されます。

その結果より長く運用できるようになると…。

このバスの実用を望んでいたミュンヘンの副市長、カトリン・ハーベンシャデン氏も嬉しそうにコメントしています。

私はこの都市が多くの燃料を節約でき、CO2排出量を大幅に削減できるという今回のアイデアに確信を持っています。

このバスが大気の質にも直接的な良い変化をもたらすでしょう。

ミュンヘンではすでにバス車両を電気駆動に置き換える取り組みが始まっています。

太陽の力を使うバスの運用範囲を拡大しつつ、このプロセスをより持続可能にしていきます。

ソーラーパワーのサポートで、より省エネでクリーンになる次世代のバス。

是非とも、世界中に普及していって貰いたいもんです。

とは言え、日本では絶対無理だろうなぁと…。

仮に導入できるにしても、おそらく数十年後になるでしょうね。

ドイツと日本では、環境問題の捉え方が全然違う気がします。

それだけ、日本が遅れてるって事なんでしょうね。

ではまた〜。










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