弘泉堂鍼灸接骨院
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ホロポーテーション
2022年05月25日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。

5月25日の水曜日でございます。

ボチボチ暑くなってきましたねぇ。

ついに嫌な季節がやってきます。

毎年のことですが、慣れませんねぇ。

約1ヶ月半ほど頑張りましょう。

では今日のネタですが、ついにこんな技術まで…。

NASAがホログラムで医師を国際宇宙ステーションにテレポートさせる、リアルタイム立体映像送信技術「ホロポーテーション」てのを開発したんだそうです。

まさにSFの世界が現実になった感じですが、確か映画スターウォーズに出てきてた様なホログラム投影技術がいよいよ現実味を帯びてきました。

「ホログラム」と「テレポーテーション」を組み合わせたNASAのリアルタイムの立体映像送信技術「ホロポーテーション」です。

NASAはこの未来的なシステムを使って、外科医のジョセフ・シュミット博士を国際宇宙ステーション(ISS)に転送することに成功したんだそうです。

本人は地上にいながらにして、国際宇宙ステーションにテレポートされ、その姿を宇宙飛行士らの前に現したんです。

シュミット博士は、ホロポーテーション装置の開発協力を行う「AEXA Aerospace」社のフェルナンド・デ・ラ・ペナ・ジャカ氏らと、この次元を超えた旅に参加しました。

「地球から旅に出るまったく新しい方法です」と、シュミット博士は声明で述べています。

「肉体はそこになくとも、存在は間違いなくそこにあります」

ですが、意外なことに、ホロポーテーションは最先端の技術というわけではないそうなんです。

数年前にマイクロソフトが考案したものだそうで、主な狙いは、広告・医療・教育といった分野で応用することで、今にいたるまで着実に進化してきました。

それをNASAが1つ上の次元へと引き上げたんだとか…。

NASAがやった地球から宇宙へのヴァーチャルな転送は史上初の試みなんだそうですよ。

ちなみに画像ですが、こんな感じだったようです。

国際宇宙ステーションにホロポーテーションされたメンバー達で、シュミット博士は中央のネクタイをした人物だそうです。

では、ホロポーテーションはどのような仕組みになっているんでしょう?

実はこれ、転送対象者にそっくりな3Dモデルを作成し、そのデジタルデータを圧縮して送信。

国際宇宙ステーション内で再現するんだそうです。

そして、これらはすべてリアルタイムで行われるんだそうです。

転送された人物の姿は、マイクロソフトのMRデバイス「ホロレンズ」に映し出されます。

なので転送者とISSの宇宙飛行士は、まるで同じ空間にいるかのようにコミュニケーションを交わすことができるわけです。

これは完全に映画の世界ですな。

今回、実際にISSに滞在する宇宙飛行士のトーマス・ペスケ氏は、肉体は遠く離れたところにあるシュミット博士との会話を楽しんだそうです。

NASAによると、医療・精神ケアや家族との面会など、私的な話し合いなどに利用する予定であるとのこと。

それを使って、要人をISSに招待したりなんてことも考えられるそうです。

また拡張現実機能を実装することで、地球にいながらにして宇宙ステーション内を歩きまわったり、そこにあるものを観察したりもできるようにするという事らしいです。

物理的に触れないという点を除けば、そこにいるのと何ら変わらない状況を体験できるようになるわけなんですね。

この技術のおかげで、宇宙飛行士は宇宙ステーションの中で、気軽に医師の診察を受けられるようになるかもしれません。

将来的には、火星など、さらに遠くの宇宙探査ミッションに使用されることが期待されています。

ですが、これにはまだ課題が残されています。

現状のままだと、火星などだと、片道20分ほどのタイムラグが生じてしまうため、地球から話しかけても、それが宇宙に届くのは20分後になってしまうんだとか…。

国際宇宙ステーションの場合は地球に近いため問題がないそうです。

「3分後でも3週間後でも好きな時に帰還できますし、システムが稼働している限り、宇宙ステーションで生活することだってできます」とシュミット博士は語っておられます。

今回の実験でもそうだったように、ホロポーテーションはあくまでリアルタイムで双方向のコミュニケーションを目指した技術で、遠くの宇宙に行く場合にはタイムラグが生じないような技術が必要となってきますが、地球でそのまま応用することもできます。

たとえば、極限環境での作業とか、医療現場でもそこにいない専門家のアドバイスを受けることができる可能性があるわけですね。

経験豊富な医師が、横についててサポートしてくれたら、医師不足の場所でも活躍できそうですもんね。

これはホントに実用化できればスゴイ事ですねぇ…。

何だか想像を超えてきてますが、そんな時代になったんですね。

宇宙旅行となると、まだまだ実現できそうにもないですが、これを使えばそこに行った体験は出きるかもしれません。

おそるべしNASAですな。

ま、わたくし院長が使用することはないでしょうけど(笑)

ではまた〜。








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