弘泉堂鍼灸接骨院
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発電シャツ
2021年03月25日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。

3月25日の木曜日でございます。

3月も残すところ、1週間を切りましたね。

さすがに春めいてもきましたし、早いとこでは桜が咲きだしてるようです。

今年は、例年より開花が早いとかなんで、もうすぐこちらでも楽しめそうですな。

去年はコロナで完全にお花見どころじゃなかったですが、今年はなんとかできそうですね。

とは言っても、コロナもしつこいねぇ…(笑)

なんだかんだで、1年以上、続いてますよ。

まだ完全に収束しそうにはないですし、ワクチン接種が待たれます。

そのワクチンも、副反応が結構報告しだされてて、大丈夫かいな的なもんはありますけどね。

キツイ、アナフィラキシーはそこまでないにしても、倦怠感、痛み、発熱なんかは報告されてますね。

まぁ、これらはインフルエンザの予防接種なんかでも起こることですし、そこまで神経質になることもないと思いますが、自分がなったら嫌だなぁ(笑)

まぁ、我々一般人が接種するのは、早くても今年の終わりごろでしょうし、そこまでには色々分かってると思われます。

先行して接種される方たちはちょっと大変でしょうけど、そこは頑張って下さい(笑)

って事で今日もネタに突入ですが、今日はまたとんでもない、発明のお話しです。

アメリカの研究で、人体エネルギーを電気に変えるシャツを開発しているそうなんです。

人体には無限の可能性があります。

そこからエネルギーを抽出することができれば、さぞや便利に違いありません。

アメリカ・カリフォルニア大学サンディエゴ校のナノテク研究者は、人体から発する汗と腕を振ったときの動きからエネルギーを抽出して電子機器に電力を供給する「ウェアラブル・マイクログリッド(小型発電網)」を開発しています。

そのデバイスをシャツに取りつければ、発電マンの出来上がりってわけで、スマホのバッテリーが不足した時に自ら発電した電力で補うことが可能になるんだとか…

この「ウェアラブル・マイクログリッド」は、3つのコンポーネントをごく普通のシャツに統合したものなんだそうです。

第一のコンポーネントは、袖とウエストに装着される「摩擦ジェネレーター」とよばれるものです。

これは歩いたり、走ったりしたときの腕振りによって生じる摩擦から発電します。

負電荷を持つ素材を腕に、正電荷を持つ素材を腰の部分に取り付けるそうで、こうすることによって、腕を振ったときに2つの素材が擦れ合い、電気が発生するという仕組みなんだそうです。

第二のコンポーネントは、シャツ裏側のちょうど胸のあたりに取り付けられる「バイオ燃料電池」です。

バイオ燃料電池には、汗に含まれる乳酸塩と酸素分子との間で電子を交換させる酵素が使われており、人間の汗から発電することができるんだそうです。

摩擦ジェネレーターとバイオ燃料電池は、うまい具合にお互いの弱点を補っていて、前者は歩き始めればすぐに発電が行われますが、体の動きを止めれば発電も直ちに止まってしまいます。

まぁ、昔の自転車のライトみたいな感じですな。

一方、バイオ燃料電池は汗をかくまで発電できませんが、運動を止めても汗は残るので、しばらく発電を続けることができると…。

両システムの特徴を組み合わせたおかげで、バイオ燃料電池単体のときよりも2倍早く、摩擦ジェネレーター単体のときよりも3倍長く電気を供給できるようになったそうです。

ですが、それぞれ発電システムに個性があるということは、長所でもあり、欠点にもなりえます。

たとえばバイオ燃料電池は継続的に低い電圧を発生させますが、摩擦ジェネレーターが発生させるのはリズミカルな高電圧です。

電子機器をきちんと作動させるには、タイプの違う電圧をまとめ、安定した電圧にしなければなりません。

そこで第三のコンポーネント「スーパーキャパシタ」が登場するわけです。

バイオ燃料電池の電気が、蛇口からちょろちょろと流れる水だとするなら、摩擦ジェネレーターのそれは、ホースからリズミカルに勢いよく放出される水のようなものです。

スーパーキャパシタはそうした水を溜めておくタンクのような役割をもち、ここに一時的に水(電気)を保存し、必要に応じて勢いを安定させて供給するってことなんですな。

あとはこれらのコンポーネントをシャツに取り付け、印刷した配線でつなぎ合わせ、防水コーティングを施して完成です。

実験として、被験者にマイクログリッド・シャツを着たまま10分間エアロバイクかランニングをしてもらったところ、運動中はもちろん、その後の20分の休憩時間でも、スマートフォンを利用し続けることができたそうです。

こんなシャツが普及すれば、スマホの充電が切れそうでハラハラするなんて経験はもうなくなるでしょうし、停電時なんかもかなり役立つことでしょうね。

何が起こるか分からない時代ですから、こういった発明は大歓迎ですな。

早いとこ、商品化して下さい。

ではまた〜。



030325



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