弘泉堂鍼灸接骨院
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スーパーエイジャー
2020年03月03日 [からだのこと]
お疲れ様です。院長です。

3月3日の火曜日でございます。

3月3日はお雛様ってことで、今日はひな祭りでございますね。

ま、これといって何するって事もないですが、娘さんのいらっしゃるご家庭なんかでは、ひな人形なんか飾られてるかもしれませんね。

祝日でもないですし、まぁ比較的そうやったな〜位でスルーされる行事ですが、認知度はバツグンですよね。

例えば、8月11日は何の日ですか?

って問われても、答えられない人も多いかと思います。

でも、3月3日と聞かれて答えられない人はいないでしょう。

祝日でもないのにねぇ…。

あ、ちなみに8月11日は「山の日」でございます。

「山の日」とか、祝日であっても覚えてないよねぇ。

ま、歴史も浅く、2016年度から施行ですから、まだ4年とかしか経ってませんけど、これが浸透するとは思えないよね(笑)

そんなひな祭りな火曜日ですが、今日も元気にネタ突入といきましょう。

今日のネタは、「スーパーエイジャー」と呼ばれるとてもうらやましい人のお話です。

実際の年齢よりも体が40歳以上も年老いている人がいる一方で、加齢が驚くほどゆっくりと進む人もいるそうで…。

この「スーパーエイジャー」と呼ばれる人々は、高齢者だというのに、生物学的な年齢は20代でも通用してしまいそうなほど体が若いのだそうなんですよ。

今回、4000名を超える57歳以上の人を対象に、そのDNAの変化を観察し、生物学的年齢と実年齢とに意外なギャップが存在することを発見したのは、アメリカ、南カリフォルニア大学の研究グループです。

この研究グループが行なったのは、人々のエピジェネティクスの調査で、このエピジェネティクスとは、DNAの塩基配列はそのままに、遺伝子発現のスイッチが切り替わるような変化のことをさします。

このような変化が起きると、DNAの並びはなんら変わらないのに、細胞がその遺伝子をそれまでとは違った読み方をするようになります。

すると体の機能が変わったり、場合によっては病気を発症することもあります。

エピジェネティクスを引き起こす有害要因には、喫煙・ストレス・汚染・肥満などがありますが、こうした変化の量を調べれば、その人の体の老化速度を知ることができるというわけです。

まぁ、こう書くとややこしいですが、人によって「老化速度」が違うのは、誰しも感じてることと思います。

老けて見える人、若く見える人、見た目だけでなく、年齢の割には体にガタがきてる人もいれば、逆にいつまでもバリバリ動いてる人もいます。

もちろん、生活環境も一因にはあるでしょうが、もって生まれた「老化速度」ってもんがあるわけです。

研究グループは、被験者から血液を採取し、これを最近考案された3つの「エピジェネティック時計」に照らし合わせて、その体の年齢を割り出しました。

その結果明らかになった実際より老けている人の一番極端な例は、実年齢は66歳ですが、生物学的には114歳と判定された人だったそうです。

反対に、実年齢は59歳ですが、体は23歳という、極端なまでに生物学的に年齢が若い人もいたんだそうです。

じつはこの研究のそもそもの目的は、老化を加速あるいは減速させる社会的な要因を探ることでした。

そのため、こうした結果は学歴・トラウマ・メンタルヘルス・人種・性別といった要素とも比較され、それらの老化速度に対する影響が分析されています。

すると、まず女性である場合は老化が2年遅くなることが分かったそうです。

これは女性が男性よりも長生きすることを考えればなんとなく理解できますよね。

逆に、肥満は最大で18ヶ月老化を速めることが判明しました。

さらに精神疾患の既往歴は4ヶ月、さらに子供時代の健康不良も老化を加速させることが分かったそうです。

また理由は不明ですが、子供時代の社会経済的地位の低さと飲酒関連の問題は、老化を遅くするという意外な結果も得られたとのことです。

まぁ、結局よくわからないって事なんですが(笑)それでも、この「老化速度」ですが、これは遅いにこしたことはありません。

わたくし院長、きっと人よりこの「老化速度」は遅いと信じていますが、23歳の肉体とか、もう一度戻ってみたいもんですなぁ…。

年齢を重ねるにつれ、「健康第一」ってのが身に沁みます。

そして健康とは、この老化速度と密接に関係があるわけで、これからはこういう方向の研究が盛んに行われるかもしれませんね。

老化速度を遅らせば、自然と寿命も延びるわけですからね。

まぁ、寿命をこれ以上延ばすのはどうかと言う気もしますが、老化が遅れるという事は、それだけ「健康寿命」は延びるでしょうから、健康に動ける老人が増えるわけですな。

こうなれば、若い世代の負担も減りますしね。

シャキシャキ動く老人なら、問題ないもんね(笑)

この研究は、わたくし院長の生きてる間になんとかしてください(笑)

ではまた〜。





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