弘泉堂鍼灸接骨院
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2019年06月21日 [色々なこと]
お疲れ様です。院長です。

6月21日の金曜日でございます。

今年の近畿地方は、梅雨入しません(笑)

そして予報では、梅雨入りが遅い分、8月まで梅雨がのびそうだって話です。

まぁ、梅雨でも夏でも暑いのに変わりはないですが、やはりカラッと晴れてくれる方が嬉しいもんねぇ。

もう少し我慢しましょう。

では、今日のネタに突入していきたいと思います。

今日のお話は、「友人」についてでございます。

「友人とは何か?」

こう聞かれると何とも答えにくい質問ですが、一般的には対等な関係にあり、お互いに心を打ち明けられる親しい存在とでもいう感じでしょうか。

わたくし世代になると、なかなか友人と時間を過ごす事が少なくなり、疎遠になりがちですが古くからの友人に会うと、時間を忘れて話しこめたりしますよね。

そんな友人ですが、世の中には「悪友」なんて言葉もございます。

つまり、友人にも「良い」「悪い」があるのは事実ですね。

では「理想の友人像は?」となると人それぞれ違うと思います。

相性ももちろんあるでしょうけど、誠実さや思いやり、面白さや共通の趣味など、様々な理想像があるでしょう。

最近ではインターネットの普及により、実際に会って行動を共にするリアルな友人とは別に、ネット上だけで親しくするネット友人も存在するとのこと。

新たなる研究によると、実際の友人とネット上の友人の選び方には違いがあるということが分かったそうなんですよ。

カリフォルニア州のスタンフォード大学とカリフォルニア大学デービス校の研究グループは、ネット上の友人に関する調査を、デービス校に在籍する140人の学生を対象に行いました。

最初の段階では、例えば「野心的」「寛大」「運動好き」など19の性格特性リストを含むアンケートが配られ、被験者らはこのリストから友達になる人に求める最も望ましい特性、また最も望ましくない特性、それぞれ3つを選ぶよう指示されました。

その3週間後、同じ被験者らは友達候補となる新しい人との出会いを設定され、実際にその人物に対面する前に、1枚のプロフィールを与えられます。

このプロフィールには、これから会う人物の特性が書かれてあるわけですが、これは被験者らが最初に選択した「友達に最も望む・最も望まない特性」のうち、どちらかの特性が記されてあります。

実験では、被験者は潜在的な友人となる人物と対話をするにおいて、直接顔を合わせ向き合って座り合うか、ライブチャットを介して対話をするかという2つの方法のうち1つを選択します。

対話中には、被験者と友人候補の人物ができる限り客観的に、一連の写真をそれぞれ説明するよう求められた。

ちなみにこの友人候補の人物は、全ての質問に同じ答えで対応したダミーの俳優なんですなぁ。

そしてその対面後、被験者らは再びこの人物と友情を築くことに興味があるかどうかを評価するわけです。

今回の実験で、研究者らは被験者の予想される友人の嗜好を、次の3つの情報条件下で調査することができました。


1. プロフィールに記載されてある情報のみを使用

2. プロフィールを読み、実際の対面で友人候補となる人物を観察

3. プロフィールを読み、オンラインチャット環境で友人候補となる人物を観察


その結果、興味深いことに、私たちがネット上で友達を選ぶ方法は、実生活の中で友達を選ぶ方法とは根本的に違うということがわかったようなんです。
  
被験者らは、もし相手のプロフィール上に自分が最も望ましいと思われる特性が含まれていた場合は、対面していないにも関わらず、その人物と友人になることにかなり高い関心を示しました。

しかし、実際にその人物と対面すると、理想の友人像に対する関心が薄れることもわかったそうです。

つまり、プロフィール上にあった特性をあまり気にしなくなったわけなんです。

この結果のパターンは、オンラインのボイスチャットにも当てはまったそうです。

写真を客観的に説明するなど互いにとって無害な質問をし合う行為は、「この人は理想的な友人なのか否か」を見極める自分の見解を完全に消失させてしまったようなんですねぇ。

つまりは、私たちがオンラインプロフィールから理想の友人を追究することを選んだ場合、自分の「こうあるべき」という友達に対する理想的な基準にマッチする可能性が高いということを研究者らは示唆しているわけです。

一方、直接対面して会話をした場合やネット上でチャットをした場合など、実生活上で友達を選ぶとなると、私たちは理想を放り投げて本能で判断する傾向にあるってことのようです。

なるほどねぇ…。

まぁ、これは例えば「履歴書」なんかにも当てはまる部分があるかと思います。

履歴書で、まずある程度の選考をしたうえで、面接官が実際に会って判断すると…。

最終的には、自分のフィーリングが優先されるわけで、結局それ以外はあまり関係ないようなんですねぇ…。

これは、友人、もしくは従業員といった、相手に言える事で、これが「結婚相手」となるとちょっと話が変わってくるかもしれませんね(笑)

友人なら、自分と趣味も合い、例えばリッチで、明るい性格が良いと思っていても、実際合えばなんか違うなぁって思えば、友人関係を続けるのは難しいでしょう。

でも結婚相手ならねぇ…。

ひょっとすると諸条件がすべて合えば、フィーリングが合わない部分は我慢できるかもしれませんよね(笑)

ま、言うても人出会いは「縁」ですから、わたくし院長は基本的に直感と縁のみで判断しますがね。

それが必ずしも良い結果を生むとは限りませんが(笑)

ではまた〜。



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