2017年11月06日 [からだのこと]
DMに朗報。ダイレクトメールじゃないよ。
お疲れ様です。院長です。
11月6日の月曜日です。
先週は、何だか1日置きにお休みがあり、どうも変な感じだったんですが、今週も頑張るぞと…(笑)
この休み明けの独特の感じってのは、幾つになっても変わらない感じだねぇ…
決してやる気がないわけではないんですが、何か気合が入らないって言うか(笑)
それは、やる気がないんやろーって、そんな月曜日でございます。
そんなこんなで、今日のネタに突入していくわけですが、今日は久々となる医療ネタでもお届けしましょう。
糖尿病のためインスリンを自己注射している患者が、血糖レベルを常時確認できる装置が2017年に登場し、ついに保険適用になりました。
指から血を採って血糖値を測る従来の方法と比べ、身体の負担が少ない上、数値の上がり下がりを連続的に見られるため、危険な低血糖になるリスクを大幅に減らせる為、糖尿病治療の姿を大きく変える可能性を秘めています。
利用者は、血糖値が下がりすぎたりしていないか、気になったときにいつでもさっと確認できる為、長年のストレスから解放されたと感想を述べてるそうです。
この装置、腕などに五百円玉大の白いセンサーが貼り付け、そこにスマホを一回り小さくしたような読み取り装置を近づけると、約1秒で皮下のグルコース(ブドウ糖)値が、無線で読み取られてディスプレーに表示されます。
服やコートの上からでも、データの読み取りができるって代物ですから、そりゃ便利すぎます。
この装置は、アボットジャパンという会社が、今年から国内で医療機関を通じて供給している「フリースタイル リブレ」という装置です。
センサーは微小な針が、皮膚のすぐ下にある間質液中のグルコース濃度を常時測っていて、このセンサーは2週間ごとに取り換えるそうです。
しかもこのセンサー、装着中に入浴や水泳・ランニングなどの運動も可能だそうですから、日常生活にはなんら支障はなさそうです。
糖尿病については、過去のサンデーイルネスで詳しく解説してますから、参考にしていただきたいんですが、食事療法などに加え、血糖値をコントロールするためのインスリン注射を行う患者さんが多くおられます。
で、このインスリンを注射するタイミングなどを知るため、指先に針をさして少量の血を採って、血糖値を測るんですね。
というのも、インスリンを使っている患者さんが、最も気にしているのが、インスリンの効きすぎや過剰な運動によって低血糖状態になってしまうことなんですよね。
低血糖は、発見が遅れると意識障害や意識不明になるリスクがありますし、このため患者は食事の前後や就寝前後など多い人では、1日7〜8回も採血を伴う測定を行なわなくてはなりません。
で、そのたんびに、指先に針をさして採血するわけで、まぁ「チクッ」って程度ですけど痛いし嫌ですよね。
つまり、痛みを伴いますから、患者の負担が大きかったわけです。
で、この「フリースタイル リブレ」という装置は、そういった「採血」の必要がなく、連続測定をしているため、変動のパターンをたどることができるほか、血糖値が上昇中なのか下降中なのかの判断もできる機能があるため、インスリン使用者にはほんと画期的な装置なんですよ。
しかも、これだと簡単ですから、1日に測る回数も増えますし、低血糖になるリスクが下がるってプラスもあるわけです。
さらに、この装置を装着していると、その患者の数値の推移が、医者からも管理しやすいわけで治療の方向性なんかにも大いに役立つわけですね。
現在は、インスリンなどを使っている患者だけが対象ですが、例えば健康診断で血糖値が高めだと言われた人なんかにも利用価値がでてきますから、将来有望な装置と言えるでしょうね。
厚生労働省が4〜5年ごとに行っている国民健康・栄養調査によると、糖尿病の疑いのある人は、1000万人いると言われていますし、インスリン使用も130万人を超えています。
こういった医療機器が開発されていくのは、ほんとに素晴らしいことですなぁ…。
ま、もちろん、糖尿病の場合、多くは生活習慣の乱れからですから、そこを何とかする努力をしないといけませんけどね。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
11月6日の月曜日です。
先週は、何だか1日置きにお休みがあり、どうも変な感じだったんですが、今週も頑張るぞと…(笑)
この休み明けの独特の感じってのは、幾つになっても変わらない感じだねぇ…
決してやる気がないわけではないんですが、何か気合が入らないって言うか(笑)
それは、やる気がないんやろーって、そんな月曜日でございます。
そんなこんなで、今日のネタに突入していくわけですが、今日は久々となる医療ネタでもお届けしましょう。
糖尿病のためインスリンを自己注射している患者が、血糖レベルを常時確認できる装置が2017年に登場し、ついに保険適用になりました。
指から血を採って血糖値を測る従来の方法と比べ、身体の負担が少ない上、数値の上がり下がりを連続的に見られるため、危険な低血糖になるリスクを大幅に減らせる為、糖尿病治療の姿を大きく変える可能性を秘めています。
利用者は、血糖値が下がりすぎたりしていないか、気になったときにいつでもさっと確認できる為、長年のストレスから解放されたと感想を述べてるそうです。
この装置、腕などに五百円玉大の白いセンサーが貼り付け、そこにスマホを一回り小さくしたような読み取り装置を近づけると、約1秒で皮下のグルコース(ブドウ糖)値が、無線で読み取られてディスプレーに表示されます。
服やコートの上からでも、データの読み取りができるって代物ですから、そりゃ便利すぎます。
この装置は、アボットジャパンという会社が、今年から国内で医療機関を通じて供給している「フリースタイル リブレ」という装置です。
センサーは微小な針が、皮膚のすぐ下にある間質液中のグルコース濃度を常時測っていて、このセンサーは2週間ごとに取り換えるそうです。
しかもこのセンサー、装着中に入浴や水泳・ランニングなどの運動も可能だそうですから、日常生活にはなんら支障はなさそうです。
糖尿病については、過去のサンデーイルネスで詳しく解説してますから、参考にしていただきたいんですが、食事療法などに加え、血糖値をコントロールするためのインスリン注射を行う患者さんが多くおられます。
で、このインスリンを注射するタイミングなどを知るため、指先に針をさして少量の血を採って、血糖値を測るんですね。
というのも、インスリンを使っている患者さんが、最も気にしているのが、インスリンの効きすぎや過剰な運動によって低血糖状態になってしまうことなんですよね。
低血糖は、発見が遅れると意識障害や意識不明になるリスクがありますし、このため患者は食事の前後や就寝前後など多い人では、1日7〜8回も採血を伴う測定を行なわなくてはなりません。
で、そのたんびに、指先に針をさして採血するわけで、まぁ「チクッ」って程度ですけど痛いし嫌ですよね。
つまり、痛みを伴いますから、患者の負担が大きかったわけです。
で、この「フリースタイル リブレ」という装置は、そういった「採血」の必要がなく、連続測定をしているため、変動のパターンをたどることができるほか、血糖値が上昇中なのか下降中なのかの判断もできる機能があるため、インスリン使用者にはほんと画期的な装置なんですよ。
しかも、これだと簡単ですから、1日に測る回数も増えますし、低血糖になるリスクが下がるってプラスもあるわけです。
さらに、この装置を装着していると、その患者の数値の推移が、医者からも管理しやすいわけで治療の方向性なんかにも大いに役立つわけですね。
現在は、インスリンなどを使っている患者だけが対象ですが、例えば健康診断で血糖値が高めだと言われた人なんかにも利用価値がでてきますから、将来有望な装置と言えるでしょうね。
厚生労働省が4〜5年ごとに行っている国民健康・栄養調査によると、糖尿病の疑いのある人は、1000万人いると言われていますし、インスリン使用も130万人を超えています。
こういった医療機器が開発されていくのは、ほんとに素晴らしいことですなぁ…。
ま、もちろん、糖尿病の場合、多くは生活習慣の乱れからですから、そこを何とかする努力をしないといけませんけどね。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院