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2018年09月11日 [からだのこと]

遠くを見つめる眼

お疲れ様です。院長です。

9月11日の火曜日でございます。

9月も前半戦終了ですから、そろそろ秋感も出だしておりますな。

秋と言えば、過ごしやすい良い季節です。

往々にして過ごしやすい時期こそ短いもの。

つまり、涼しくなったね〜って言ってたらすぐ寒くなるでやんす。

爽やかな秋は短いですから、手遅れになる前に満喫して下さいや。

さ、昨日はガンダムネタをお送りして、少々未来派は感じでしたが、今日も未来を先取りしたいと思います。

今日はスイスの研究から…

「最大2.8倍までズーム可能。望遠機能付きコンタクトレンズが開発される」

これっすわ。

ついに望遠やけんね。

そりゃ、これがついてりゃかなり便利でしょ。

望遠ってことは、ピントを調節出来るわけで、そうなると度とかも関係なくなるもんねぇ…。

実際、ここ数年でコンタクトレンズの世界はじつに凄まじい発展を遂げてます。

血糖値を計測できる糖尿病患者向けのスマートレンズ、あるいはグーグル製のカメラ内臓型コンタクトレンズとか、このブログでも「目からビーム」ってのを紹介しました。

そして今度は、スイスの研究者によってウィンクでズームさせることができる望遠機能付きコンタクトレンズが開発されたってえからビックリですな。

ウィンクでズーム…

もう完全にSF。

このコンタクトは、チューリッヒ工科大学のエリック・トレンブレイが発表したもので、ウィンクで望遠レンズとスマートグラスを切り替えることができるそうです。

現時点ではまだ試作ですが、すでに世界に2億8500万人いるという様々な視覚障害者に恩恵をもたらすことが見込まれています。

特に効果が期待されるのが加齢黄斑変性の患者に対してで、加齢黄斑変性は50歳以上の成人において主要な視覚疾患の原因で、網膜の細胞の損傷や死によって中心の視野が徐々に失われる進行性の症状です。

この患者向けのメガネもあるにはありますが、非常にかさばるため、使い勝手はよくありません。

しかしこのコンタクトレンズならそうした煩わしさもずいぶん軽減されることでしょう。

じつは望遠鏡内蔵レンズは、DARPA(ダーパ)の助成でドローン向けの極薄カメラとして開発されたのが最初なんだそうです。

でた(笑)

ダーパ!

米国国防高等研究計画局」って軍隊直轄の国防総省の機関でございます。

このブログでも、何度か紹介してますが、なかなかなものを研究して、軍事利用しようって機関ですから危なくてしょうがない(笑)

こんなんとかこんなんとかこんなんね。

で、このドローン向けのカメラから、視覚補助システムに転換したものが2013年に登場したわけです。

さらにその後も、より高性能で長時間の着用に適したものとするために、さまざまな工夫が凝らされてきたという経緯がございます。

望遠機能付きコンタクトレンズは一般的なものよりは大きく厳つく、眼球の強膜(白目の部分)をおおうようにできています。

こんな感じ
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いや、こっち(笑)
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厚さ1.5ミリのレンズ内にはリング状のアルミ製鏡が内蔵されており、これによって光を反射させ、最大約3倍(2.8倍)までズームすることができるそうです。

そして望遠モードを使うには、右目をウィンクするんやて。

こうするとレンズから反射される光が遮られ、これを合図に偏光フィルターが作動し、光を望遠鏡の部分へ導く構造で、逆に通常モードに戻すには、左目をウィンクするんだそうです。

このレンズを目に入れるのはちょっと怖いですが、まぁ慣れればどってことないでしょう。

にしても望遠レンズねぇ…。

目を閉じるだけで、遠くが見えるなんて、普通に近眼の院長からするとどうせ毎日コンタクトははめてますから、こんなん出来たらスゴイとしか言いようがありません。

これの応用で、遠近両用をウインクで切り替えとかもできるかもしれませんしね。

このコンタクトレンズはバリエーションも色々出来そうですし、これから期待できるアイテムですよね。

望遠レンズ、これは生きてるうちに完成させて欲しいなぁ〜。

研究者の方たち、頑張って下さい。

ではまた〜




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京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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