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2017年10月22日 [からだのこと]

(34)サンデーイルネス(仮)C型急性肝炎について

お疲れ様です。院長です。

10月22日のサンデーイルネスでございます。

10月ももう残すところ1週間ちょいですなぁ…。

そろそろ冬がきますんで、寒さ対策と風邪、インフルなんかも注意してかないとね。

あと、これから空気が乾燥しますから、湿度対策も万全にしないとね。

ってことで、今週もイルネス辞典やってきますが、今週は「肝炎」シリーズ第三弾として「C型肝炎」を解説していきましょう。

C型肝炎ウイルス(HCV)による急性の肝障害で、HCVが血流を介して肝臓に浸入し、そこで急激に増殖するため、リンパ球を中心とした免疫細胞が肝臓に炎症(肝炎)を起こします。

約30%の患者さんではHCVが自然に排除され、肝炎は治癒します。

しかしHCVは「RNAウイルス」と呼ばれるもので、その遺伝子は変異しやすいことが知られており、ヒトの免疫システムをすり抜け、約70%の患者さんではウイルスの持続感染(慢性化)がみられます。

つまり、ここまで解説してきた中で一番「慢性肝炎」に移行しやすい肝炎といえるわけです。

そして、慢性化すると20〜30年後に高率に肝硬変、肝がんへ移行することが知られているため注意が必要です。

では、症状の現れ方ですが、現在では輸血後にC型肝炎が起きることは非常にまれですが、血液製剤中のHCVを検査できなかった時代(1991年以前)には多数みられました。

通常ウイルスに暴露後14〜180日(平均45日)で症状が出ると考えられています。

食欲不振や全身倦怠感なども、他の急性肝炎に比べ軽いのが特徴です。

およそ20%の患者さんでかぜのような症状がみられますが、新規発生の患者さんでは倦怠感、腹痛、強い食欲不振あるいは黄疸などの強い症状はみられなかったとの報告もあります。

では、治療の方法なんですが、慢性化の阻止に尽きます。

急性肝炎では重症化・劇症化することもあるため入院治療を原則としますが、C型急性肝炎では症状・検査値も軽いため、多くの場合入院が不要です。

しかし前述したように高率で慢性化するため、肝不全兆候を認めない場合には、慢性化を阻止するために積極的に治療を行います。

1991年に、C型急性肝炎はインターフェロン治療によって80〜90%の確率でウイルスが駆除できるという研究結果もでています。

一方、未治療の場合は逆に約80%が慢性化(ウイルス感染持続)するということも明らかになりました。

つまり、C型肝炎の場合、症状が軽すぎて気付かぬうちに慢性化してしまうという事が、もっとも避けたいバージョンなんですね。

発見さえできれば、インターフェロンでほぼウィルスは駆除できるわけですから、何としても早期に発見したいとこですね。

現在では、輸血や医療行為で感染することも非常にまれとなっています。

ですが、注射器の回し打ちや消毒不十分な針を用いた刺青などで、針を介してHCV感染が起きることも報告されてます。

またピアスなどをあける際、不潔な針を用いて、HCCV感染が起きる可能性もあるとのことですので、かなり注意が必要でしょう。

実際、患者さんのなかにはC型肝炎の感染機会がはっきりしない人もいるそうです。

つまり、気付かぬうちにってことなので、何らかの兆候が見られたら、すぐに病院に行くことです。

その兆候とは、発熱、倦怠感、尿黄染、灰白色便、腹痛、食欲不振、吐き気、嘔吐、関節痛、黄疸などで、これらが気になる方は病院でその旨つげて検査をする必要があるでしょう。

いかがでしたか?

C型肝炎は比較的軽い症状ですが、一番慢性化しやすい肝炎と言われていますから、当然油断は禁物です。

そして、どこから感染するかわからない位、多岐にわたり感染経路があるという事、肝炎の場合、エイズなんかとは違い、少量の血液からも感染する可能性があるということもキチンと理解しておきましょうね。

まずは、知識を持ってること。

これが大事ですからね

次回は、肝炎シリーズ最終回となります「劇症肝炎」を解説していきたいと思います。

では、来週のイルネス辞典をお楽しみに〜



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