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2017年04月30日 [からだのこと]
お疲れさまです。院長です。

4月30日日曜日でございます。

今日でついに4月も終了ですね。

来月の今頃は、もう梅雨がどうのと言うてるんですから、月日の経つのは早い早い…。

さぁ、そして5月6月とダンダン暑い季節に近づくと…

そうですねぇ…

夏に向け、身体のラインが気になったり、それ以前に身体の中身がヤバかったり(笑)

この時期は、そう言った意味で、自分の身体を再認識してみましょう。

てことで、(9)サンデーイルネス(仮)メタボ、高脂血症について、いってみよ。

そもそも、メタボリックシンドロームとは、食べすぎ、運動不足などの不健康な生活習慣を続けることで、腸のまわりに内臓脂肪が過剰に蓄積し、この内臓脂肪から悪玉生理活性物質が多く分泌されたり、善玉の生理活性物質が減少することにより、高血圧、高脂血症、高血糖が生じた状態をいうわけです。

そして、メタボリックシンドロームは、これまでの健康診断の考え方と根本的に異なります。

これまでは、検査の数値の異常度で評価してきました。つまり中性脂肪は200mg/dLより400mg/dLのほうが重症という値の高低を問題としていたわけです。

しかしメタボリックシンドロームでは、正常範囲(基準範囲)を超える項目がいくつ存在しているのかを問題とするんです。

これまでは「軽度」(レベル1)の異常はいくつあっても、軽度の異常ということで重要視されていませんでした。

しかし、それぞれが軽度の異常であっても3つ、たとえば腹囲、高血糖、高血圧と3つそろえば1+1+1となり、これが単独のレベル3の異常(重症)に匹敵することがわかってきたのです。

そして定義は、内臓脂肪型肥満(腹囲が男性 85cm以上、女性90cm以上)に加え、高血糖、高脂血症、高血圧の3つのうち2つ以上を合併した状態です。

予備群とは内臓脂肪型肥満に加えて3つのうち1つを合併した状態を指します。

とまぁ、定義はどうあれ、このメタボは身体に悪いっていう認識がない人はいないと思います。

そりゃ太り過ぎは身体に悪いと…

で、大体の方が、どれかひとつってより、軽度(1)が3つ揃ってってパターンが多いわけです。

と言う事で今までこのイルネスでも、高血糖(糖尿)、高血圧は紹介してきましたから、今日は高脂血症(脂質異常)をお送りしますです。


まず定義として、高脂血症はLDLコレステロール140r/dl以上、中性脂肪150r/dl以上、HDLコレステロール40r/dl未満のいずれかを満たすものと定義されます。

以前は総コレステロールが220r/dl以上という基準が含まれていましたが、2007年日本動脈硬化学会から出たガイドラインから総コレステロールの基準は削除されました。

さて、高脂血症の基準にあるLDLコレステロールはいわゆる悪玉コレステロールであり、HDLコレステロールはいわゆる善玉コレステロールです。

一般的にはLDLコレステロールが上がれば上がるほど、HDLコレステロールが下がれば下がるほど動脈硬化が起こりやすいと考えられています。

つまり、悪玉は増えれば増えるほど、善玉は減れば減るほど悪いってことね。

そして、中性脂肪に関しても動脈硬化、糖尿病、急性膵炎との関連が示されていますから、同じく注意が必要ですな。

とは言え、高脂血症そのもので自覚症状を起こすことはほとんどなく、検診により指摘され、受診するケースがほとんどだと思われます。

高脂血症は動脈硬化を進行させる重要な危険因子であり、これにより脳血管障害や虚血性心疾患など動脈硬化性疾患を合併し、生命に危険をもたらすことがあるわけです。

したがって、その治療に当たっては動脈硬化を起こす危険因子を十分に評価したうえで、その治療方針を立てる必要があるってことになりますね。

日本人の血清コレステロール値は、男性では30〜70代までは加齢の影響をほとんど受けませんが、女性においては加齢とともにコレステロール値が上昇し、閉経後にピークを迎えます。

また、女性においては中性脂肪も閉経後に増加します。

高脂血症は家族性高コレステロール血症など遺伝的な原因による場合や、糖尿病や甲状腺機能低下症など他の病気により起こる場合がありますが、加齢、食事・運動など生活習慣に起因することも多いと考えられます。

では、診断ですが、空腹時に採血して総コレステロール、中性脂肪、HDLコレステロールを測定します。

LDLコレステロールは「総コレステロール-中性脂肪÷5-HDLコレステロール」

の式から計算します。基準値は前述のとおりです。

高脂血症があることを指摘されたら、家族性高コレステロール血症(血縁者に起こる)など若年で狭心症・心筋梗塞を起こす可能性の高い高脂血症の有無を診断できる専門医を受診することが望ましいのですが、まず内科医を受診してください。

甲状腺機能低下症、糖尿病、薬剤などにより高脂血症が起きている場合もあるので、その場合にはまず原因となっている病気の治療および薬剤の中止が優先されます。

では、治療法として、高齢者では一般的に食事の量が少ないため、成人と同じように食事制限をすると栄養のバランスを崩し、健康を損なうことがあるので注意が必要です。

一般的にはコレステロールを多く含む食事や動物性脂肪を多く含む食事は避け、魚や野菜を中心にバランスを考えた食事をするようにすると…。

また、可能であれば自分のペースで1日30分以上歩くよう心がけましょう。そうなんですよね。運動と食事が治療の基本となるわけです。

それでも下がらない場合は薬を服用する必要が出てくるわけですが、この場合の「それでも下がらない」ってのは、食事制限して、運動して「下がらない」んじゃない場合が多いんですよね…。

どういうことかと言うと、食事制限がかけられて運動指導が出されてるにも関わらず、従わずに好きなものを食べ、今まで通りの生活をする…

で、仕方なく薬剤に頼るっていうのがほとんどです。

つまり、「やらなかった」わけです。

で、薬剤を投与するわけですが、薬で簡単にと思っているとやはりそこは薬ですから、副作用もあれば耐性も出来てきます。

出来れば投薬なしで、コントロールしていきましょう。

今は長期間服用しても問題のない薬剤ももちろんありますが、中には腎機能の低下に伴い、かなりキツイ副作用のある薬剤もありますし、基本的に投薬さて副作用が全くないという事はないと思って下さいね。

ですから、いわゆる食事、運動療法で何とかなるうちに少しでも基準値をさげる努力をしましょうね。

多くの臨床試験により、高脂血症の治療が心筋梗塞や脳梗塞の発症防止に有用であるという結果が示されており、LDLコレステロールを下げたほうが病気になりにくいという結果が出されています。

したがって、高脂血症を指摘された場合には、症状がなくても専門医(内科医)に診てもらい、生活習慣を正したうえで、必要があれば薬を服用してきちんと管理してもらう必要があるというわけです。

いかがですか?

今回は、専門的になり過ぎますから薬剤に関しては割愛しましたが、高脂血症は自覚症状が乏しいため、ついナメてかかってしまいます。

ですが、気付いた時にはすでに遅く、動脈硬化からの脳血管障害や虚血性心疾患という、命に関わる疾患へ入口と言えますからね。

まずは、検査で少しでも数値が悪ければ、軽いうちに食事療法と運動療法。

この2つで何とななるうちに対処していきましょう。

何度も言いますが、高脂血症ナメえたら大変な事になりますからね。

では、また来週のイルネスをお楽しみに〜




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