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2018年10月14日 [からだのこと]

(85)サンデーイルネス(仮)類骨骨腫について

お疲れ様です。院長です。

10月14日のサンデーイルネスでございます。

早くも、10月も2週間過ぎてしまいましたよ。

半分終わったわけで、これで今年も後2ヶ月半ってことですやん。

サンデーイルネスも、今年は後11回って事になりました。

アッちゅう間やねぇ…

ってことで、何となく小忙しい気がしてくる今日この頃、秋も深まり寒い日もありますな。

そんなセンチメンタルな季節でございますが、今日のイルネス辞典は「類骨骨腫」って疾患を解説していきたいと思います。

類骨

一般の人には馴染みの少ない言葉ですが、類骨とは骨の名前と言うわけでなく、簡単に言うと「骨になる前(石灰化)の骨(骨基質)」みたいなもんで、骨が出来る途中ってな認識で大丈夫だと思います。

では、この「類骨骨腫」とはいかなる病気なのでしょうか…。

夜になると痛みを訴える、いわゆる夜間痛を特徴とする良性の腫瘍です。

子どもに多くみられ、痛み止めの薬が痛みにはよく効きますが、腫瘍は治りません。

手足の小さな骨や背骨(脊椎(せきつい))にも発生します。

では原因は何かといいますと、X線写真では、痛いところの骨が部分的にふくらんで骨のかたまりのように見え、その中心に直径1p以下の小さな骨が抜けたような部分が見つかることが特徴です。

腫瘍の本態はこの小さな部分にあって、ナイダスと呼ばれるそうです。

ナイダス。

初めて聞きました。

このナイダスは未成熟な骨からなっていて、痛みの原因はここで産生されるプロスタグランジンという物質のためと考えられています。

症状の現れ方としては、痛み、とくに寝ている間や寝入りばなに痛いのが特徴です。

子どもによくみられる、いわゆる成長痛と異なる点は、痛みの部位がいつも一定していることです。

また、痛みのために眠れなくなることもあります。痛みの程度は一定していませんが、痛み止めの消炎鎮痛薬がよく効くのがさらに特徴的です。

夜間痛があり、それに痛み止めの薬がよく効くことと、X線とCT検査で特徴的な骨の肥厚とその中心部の透明巣(ナイダス)が確認できれば診断できます。

では、治療の方法ですが、疼痛(とうつう)には、いわゆる痛み止め(消炎鎮痛薬)がよく効きます。

痛みがおさまらない場合には、手術でナイダスを切除することもあります。

また最近では、皮膚に小切開を加え、CTガイド下に細い器械をナイダスまで正確に挿入し、ここに熱を与え、ナイダスを死滅させるラジオ波焼灼術(はしょうしゃくじゅつ)という施術の用いられるようになってきたそうです。

これは細い器具の挿入が安全にできる場合には特に有効な様です。

この類骨骨腫、まれに、自然に治ることもあるそうですが、残念ながら、どういう場合が自然によくなるのかはわかっていません。

痛みが消炎鎮痛薬でおさまれば、X線検査の経過観察でよいでしょう。

しかし、長期に薬を服用しなければならないとか、痛みが増加した場合には、手術やラジオ波焼灼術を受けることがすすめられます。

いかがですか?

子供に多いという事で、お子さんが痛がるようなら疑う余地ありですね。

鎮痛剤の効果があり、夜間痛、そしていつも同じ場所を痛がるようであれば、診察してみてもいいと思います。

知っているだけで早めに対処できることはたくさんありますからね。

では来週のイルネス辞典をお楽しみに〜




rui



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