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2018年09月09日 [からだのこと]

(80)サンデーイルネス(仮)メネトリエ病について

お疲れ様です。院長です。

9月9日のサンデーイルネスでございます。

そりゃ、誰もが思う「救急の日」ですな。

正解です。

1982年に、厚生労働省が定めた啓発デー。

救急医療や救急業務に対する国民の理解と認識を深め、救急医療関者の意識高揚を図ることを目的とする。

同日を含む1週間は「救急医療週間」ってことだそうです。

そんな夏の終わり、みなさんいかがお過ごしてすか。

まだまだ暑い日もありますが、9月ももう約1/3過ぎたしねぇ…

そろそろ本格的な秋を感じたいもんですな。

てな感じの救急の日ですが、今日も元気にイルネス辞典いってみましょう。

今日は「メネトリエ病」ってのについて解説していきたいと思います。

メネトリエ病…

聞いたことおまへんやろ?

比較的珍しい病気ではありますが、胃の巨大皺襞(しゅうへき)(しわ、ひだ)と低蛋白血症を特徴とした病気で、過形成性(かけいせいせい)胃炎とも呼ばれます。

まれに小児にも起こることがありますが、一般的には中年以降に発症する、ま、胃の‎病気ですな。

原因は何かと言いますと、低蛋白血症は、胃の粘膜から血液中の蛋白がもれ出ることで起こります。

成人ではグラム陰性菌のヘリコバクター・ピロリ、小児ではサイトメガロウイルスが重要で、いずれもそれぞれの感染症の一部として理解されています。

低蛋白血症とは、まぁ血中のタンパク質が異常に低い状態のことで、胃粘膜からの漏出が原因でたんぱく質が逃げてるわけです。

症状の現れ方としまして、初期段階では、主に上腹部痛や嘔吐、あるいは下痢などの消化器症状が現れます。

進行すると、低蛋白血症のために貧血や浮腫(むくみ)がみられるようになり、疲れやすい、全身がむくむなどの症状が出てきます。

胃の内視鏡検査が最も重要で、胃粘膜の巨大な肥厚が観察されます。

また、胃内視鏡検査の時に生検(組織の一部を採取して調べる検査)を行うと、組織に胃粘膜の最も表層にある被蓋(ひがい)上皮細胞の過形成とともに、固有胃腺の萎縮(いしゅく)が認められます。

さらに、血液検査で低蛋白血症があれば、蛋白漏出性(ろうしゅつせい)胃腸症としての検査を進めます。

区別すべき病気としては、胃がんや胃リンパ腫が最も重要です。

では治療の方法ですが、潰瘍を併発していれば、胃酸分泌抑制薬などの抗潰瘍薬を服用します。

低蛋白血症に対しては、高蛋白食を数回に分けて摂取するようにします。

ヘリコバクター・ピロリやサイトメガロウイルスの感染が証明されれば、それぞれの治療を行います。

これらの治療が無効な場合で、胃粘膜からの蛋白漏出の程度が強いことが証明されれば、胃の部分切除術を考慮します。

メネトリエ病は、無症状で健診などで偶然に発見されることも多い病気です。

消化器症状や疲れやすさなどがあったら、消化器科を受診してみましょう。

それには、まずこんな病気があるって事を知っておかないとどうにもなりません。

知識を持つことが、早期発見の第一歩。

今週も勉強になりましたね。

では、来週のイルネス辞典をお楽しみに〜。




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