2018年04月27日 [動物のこと]
ジュラシックトキシン
お疲れ様です。院長です。
4月27日の金曜日でございます。
今週はずっというとりましたが、明日から世の中は連休ですんで、今日が末に前倒されとるんです。
ゆえに給料日も今日ですし、事務仕事が大変じゃったんですが…
とりあえず何とかなりましたな。
ま、何ともならん事なんかないんですが、何とかなるもんです(笑)
で、明日は普通の土曜日で午前診のみ、日曜、月曜とまず連休させていただき…
ここから少し変則です。
火曜日、診療で…
そこから5連休させていただきます。
本来、カレンダー通りってことなら、2日は平日なんですが、当院の休診日、水曜と重なったため休んじゃう。
仕方なしに休んじゃう(笑)
ってな27日、とりあえず休み前のおかしなテンションですが、今日も元気にいってみましょう。
明日からみなさんも楽しいお休みのはずなんで、今日は夢のあるお話でもいってみましょう。
夢のある話って、ほどのこともないですが、このたびアメリカの研究で、恐竜の絶滅は「植物」にあるとする新たなる説が浮上しました。
恐竜とは、言わずと知れた約6500万年前に全て絶滅したとされる、巨大生物で、絶滅の原因は諸説ありすぎますが、地球への大規模な「小惑星衝突説」が最も有力視されています。
他にも「火山噴火説」ってのもありますが、この二つが同時に起きたという話もあります。
まぁ、なんにせよ今回のお話は、ニューヨーク州立大学オールバニ校のゴードン・ギャラップって教授が、実はそうではないんじゃないかという新たな説を発表したわけです。
で、これが有毒植物説ってわけです。
恐竜は有毒の植物の味を連想できず食べ続けた結果、劇的にその数を減らしていたということのようなんです。
この、「味覚嫌悪学習」とは、多くの種で見られる進化で獲得された防衛機構です。
動物は、食べると具合が悪くなるなど、食べてはいけない植物などを学習して味と結びつけ覚えていきます。
ネズミなどはこの能力が高く、はじめて食すものに対して、少量だけ味見し、具合が悪くなれば、その味と臭いを結果に結びつけて、その後はそれを避けるようになるってことです。
ギャラップ教授らは、植物が進化によって毒による防御機構を発達させた一方、恐竜は消化器系の不調に悩まされながらもそれを食べ続けたと主張しています。
つまり、植物は食べられまいと自己防衛的に毒を身につけるよう進化していったわけですが、恐竜はそれに気付かず食べ続けて体調を悪くしていったと…
種子植物が毒性を身につけた正確な時期やそれが広まるまでの期間は不明ですが、そうした植物の出現と恐竜の漸進的な消失は同時に起きていたらしいのです。
さらにギャラップ教授らは、鳥類(恐竜の子孫と考えられている)とワニ類(やはり恐竜の子孫と考えられている)に味覚嫌悪があるかどうかも調査しました。
すると鳥類は味覚嫌悪というよりも、外見的な特徴に対する嫌悪を形成することが判明した(それでも鳥は何を食べてはいけないか知ることができた)そうです。
今度はワニ10匹に各種の軽い毒性のある餌を与えた。するとワニは恐竜と同じく味覚嫌悪を形成しないことが確かめられたそうです。
つまり、ワニは毒に気付かず死んじゃう系なわけですな(笑)
教授曰く、隕石の衝突によって恐竜が絶滅したという一般的な仮説は、恐竜の消失が突然で、その影響は広範だったということを示唆しますが、証拠は明らかに反対のことを示しています。
つまり恐竜の衰退は隕石が衝突するずっと前に始まっており、数百万年かけて徐々に消え続けたことが示されているのとの考えなわけです。
なるほど…。
わたくし院長の考えでも、隕石落下等の絶滅なら、こんなに恐竜がいたことを残す痕跡もないんじゃないかなぁ〜とかは思ってたんですよね。
化石とか骨とか結構出てますし、今分かっているだけで800種類はいたそうですから、それだけの痕跡が残るもんなんなぁとか…。
まぁ、全ては仮説の域を出ないわけですが、この植物説ってのも、じゃ肉食恐竜はどやねん?とかも思いますしね。
肉食恐竜のご飯は、草食恐竜ってパターンで、草食系が食べて体内に残ってる植物の毒が、それを食った肉食系をも殺っちゃったってことなんやろかとか…
そこまで強力な毒やったんかなぁ〜とか…。
まぁ、この手の話にオチはつきませんが、こうやって6500万年経った後でも論争されてること自体、オチみたいなもんだわね。
そしてそれを知ったところで、何かが変わるのか?ってことに生涯をかけて研究している人がいるってのもなんだかオチっぽくていいなぁ。
ってことで、明日からGWです。
恐竜好きは福井の「恐竜博物館」にでも行ってきてください。
わたくしは行ったことないですが、一度行ってみてもいいなぁって思わなくもないです(笑)
では、みなさんよい休日を〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
4月27日の金曜日でございます。
今週はずっというとりましたが、明日から世の中は連休ですんで、今日が末に前倒されとるんです。
ゆえに給料日も今日ですし、事務仕事が大変じゃったんですが…
とりあえず何とかなりましたな。
ま、何ともならん事なんかないんですが、何とかなるもんです(笑)
で、明日は普通の土曜日で午前診のみ、日曜、月曜とまず連休させていただき…
ここから少し変則です。
火曜日、診療で…
そこから5連休させていただきます。
本来、カレンダー通りってことなら、2日は平日なんですが、当院の休診日、水曜と重なったため休んじゃう。
仕方なしに休んじゃう(笑)
ってな27日、とりあえず休み前のおかしなテンションですが、今日も元気にいってみましょう。
明日からみなさんも楽しいお休みのはずなんで、今日は夢のあるお話でもいってみましょう。
夢のある話って、ほどのこともないですが、このたびアメリカの研究で、恐竜の絶滅は「植物」にあるとする新たなる説が浮上しました。
恐竜とは、言わずと知れた約6500万年前に全て絶滅したとされる、巨大生物で、絶滅の原因は諸説ありすぎますが、地球への大規模な「小惑星衝突説」が最も有力視されています。
他にも「火山噴火説」ってのもありますが、この二つが同時に起きたという話もあります。
まぁ、なんにせよ今回のお話は、ニューヨーク州立大学オールバニ校のゴードン・ギャラップって教授が、実はそうではないんじゃないかという新たな説を発表したわけです。
で、これが有毒植物説ってわけです。
恐竜は有毒の植物の味を連想できず食べ続けた結果、劇的にその数を減らしていたということのようなんです。
この、「味覚嫌悪学習」とは、多くの種で見られる進化で獲得された防衛機構です。
動物は、食べると具合が悪くなるなど、食べてはいけない植物などを学習して味と結びつけ覚えていきます。
ネズミなどはこの能力が高く、はじめて食すものに対して、少量だけ味見し、具合が悪くなれば、その味と臭いを結果に結びつけて、その後はそれを避けるようになるってことです。
ギャラップ教授らは、植物が進化によって毒による防御機構を発達させた一方、恐竜は消化器系の不調に悩まされながらもそれを食べ続けたと主張しています。
つまり、植物は食べられまいと自己防衛的に毒を身につけるよう進化していったわけですが、恐竜はそれに気付かず食べ続けて体調を悪くしていったと…
種子植物が毒性を身につけた正確な時期やそれが広まるまでの期間は不明ですが、そうした植物の出現と恐竜の漸進的な消失は同時に起きていたらしいのです。
さらにギャラップ教授らは、鳥類(恐竜の子孫と考えられている)とワニ類(やはり恐竜の子孫と考えられている)に味覚嫌悪があるかどうかも調査しました。
すると鳥類は味覚嫌悪というよりも、外見的な特徴に対する嫌悪を形成することが判明した(それでも鳥は何を食べてはいけないか知ることができた)そうです。
今度はワニ10匹に各種の軽い毒性のある餌を与えた。するとワニは恐竜と同じく味覚嫌悪を形成しないことが確かめられたそうです。
つまり、ワニは毒に気付かず死んじゃう系なわけですな(笑)
教授曰く、隕石の衝突によって恐竜が絶滅したという一般的な仮説は、恐竜の消失が突然で、その影響は広範だったということを示唆しますが、証拠は明らかに反対のことを示しています。
つまり恐竜の衰退は隕石が衝突するずっと前に始まっており、数百万年かけて徐々に消え続けたことが示されているのとの考えなわけです。
なるほど…。
わたくし院長の考えでも、隕石落下等の絶滅なら、こんなに恐竜がいたことを残す痕跡もないんじゃないかなぁ〜とかは思ってたんですよね。
化石とか骨とか結構出てますし、今分かっているだけで800種類はいたそうですから、それだけの痕跡が残るもんなんなぁとか…。
まぁ、全ては仮説の域を出ないわけですが、この植物説ってのも、じゃ肉食恐竜はどやねん?とかも思いますしね。
肉食恐竜のご飯は、草食恐竜ってパターンで、草食系が食べて体内に残ってる植物の毒が、それを食った肉食系をも殺っちゃったってことなんやろかとか…
そこまで強力な毒やったんかなぁ〜とか…。
まぁ、この手の話にオチはつきませんが、こうやって6500万年経った後でも論争されてること自体、オチみたいなもんだわね。
そしてそれを知ったところで、何かが変わるのか?ってことに生涯をかけて研究している人がいるってのもなんだかオチっぽくていいなぁ。
ってことで、明日からGWです。
恐竜好きは福井の「恐竜博物館」にでも行ってきてください。
わたくしは行ったことないですが、一度行ってみてもいいなぁって思わなくもないです(笑)
では、みなさんよい休日を〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院