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2018年04月13日 [色々なこと]

(続)フランケンシュタイン、あるいは現代のプロメテウス

お疲れ様です。院長です。

4月13日の金曜日でございます。

おや。

まぁ。

書きだすまで気付きませんでしたが、13日の金曜日じゃないの。

われわれ世代だと、この日は特別なにがあるってわけじゃないですけど、ジェイソンを思い出しますよね(笑)

ですが、そのジェイソンも最後に放映されたのが2001年なんですよね。

もう17年経ってますからねぇ…。

ですから、今の若い世代には、イマイチピンとこないかもしれません。

最初が1980年ですから、今から38年前ですもんね。

わたくし院長が中1とかですから…。

そこから、20年ほどで10作のシリーズが放映されてるわけですから、もうわたくし世代にとっては、青春の1ページなわけですよ。

ってな感じで、13日の金曜日が来るたびに、ジェイソンネタをほりこみますが、年に1〜3回は必ずきますからね。13金。

1日が日曜日の月は、13金ですのでみなさん覚えておきましょう。

そして、ジェイソンの事をいつまでも忘れないでおきましょう(笑)

世紀の怪物ですからね。

って書きながら、ふともう一人、世紀の怪物を思い出しました。

ジェイソンよりかなり先輩ですが、とりあえず名前は語り継がれている怪物「フランケンシュタイン」です。

この原作は1818年といいますから、なんと今年でちょうど200年なんですよね。

完全にメモリアルイヤー(笑)

てか、200年経ってもとりあえず、みんなが知ってる怪物ってなかなか凄いよね。

このフランケン、実は生みの親でもある科学者の名前なんですが、この科学者が生命を作りだすっていうタブーに挑んだ結果、生み出された怪物です。

まぁ、当時の医学では絵空事だったでしょうから、この博士は墓を暴いて、死体を手に入れ、それを再生させるというやり方をとっています。

200年経った今、まさしく「生命を作りだす」ことが可能となってきましたよね。

一説によると、もうクローン技術は確立されていて、完全なクローン人間を作ることも可能だとか…

ですが、倫理観からそこに踏み込むことは避けられてきています。

それは200年前も同じ事です。

この200年前も、フランケン博士は、倫理観と戦いながらも科学者としての血が騒ぎ、結局作ってしまうわけです。

200年前の設定では、死体を掘り起こし、つなぎ合わせて特殊な電気を流して命を吹き込むって事でしたが、これらは基本、犯罪ですから…

しかし、現代のクローン技術は、犯罪行為とはいえません。

ですから、どこかの研究室でコッソリと作られてるとわたしは睨んでるんですがね。

200年前のフランケン博士もそうでしたが、科学者たるもの研究に没頭しちゃうと、前しか見えなくなるもんです。

つまりは我慢出来るわけないんですよね。

今の再生医療の技術を駆使すれば、人間の臓器も作れるわけですし、そんな研究に打ち込んでる科学者が、自分のクローンを作ってしまわないはずはないです。

もちろんコッソリね。

200年前のフランケンは、完成して命を吹き込むことは出来たんですが、見た目が凄まじく醜かったので、博士はその怪物を置き去りに、研究所を出てしまいます。

で、残された怪物は、手を尽くし博士を探して、まずは自分の出生を呪いながらも、博士に自分の伴侶となる女性の怪物を作ってくれたら、もう二度と人前には現れないって約束をするんですよ。

で、ここで博士がその伴侶を作ってやれば良かったのかもしれませんが、博士はもう一体、怪物を作ることに抵抗を覚え、この約束を反故にしてしまうわけです。

となると怪物の怒りは収まりません。博士に約束を守ってもらうため、博士の友人や家族を殺して回るんですね。

この辺の復讐劇が、ジェイソンと似てるっちゃ似てるよね。

で、怪物に妻まで殺されたフランケン博士は、復習を誓いながらも叶えることは出来ず、怪物を残して死んでしまうんですね。

で、博士の死をしった怪物は、もはや生きる望みも失ったって事で、焼身自殺するって結末なんです。

ま、原作といわゆるドラマ化されたものとは色々違いますが、最終的には人としてのタブー、生命を作りだすということに対する罰というような終りになってます。

てことで、13日の金曜日って事から、何故かフランケンな話に飛び火しましたが、最後に原作となった「フランケンシュタインあるいは現代のプロメテウス」の作者についてうんちくでも…

この小説、最初に発刊されたのが1818年とお伝えしましたが、実はこの時は作者が匿名で発表されていたんですね。

何故、匿名にしたのかは不明ですが、それでも後にイギリスの女流小説家メアリー・シェリーが執筆したものであることが判明しています。

つまり、グロテスクかつ衝撃的なこの小説は女性が書いていたわけです。

しかも、メアリーはその当時19歳の少女だったってことですから、二度ビックリやろ?

さらにこの作品が生まれた経緯も少し変わっていて、あるとき、長く降り続く雨に暇を持て余したメアリーと友人たちが、暇つぶしのため、一人づつ怖い話でもしようと盛り上がったそうです。

で、その時のメアリーの話が、後のフランケンシュタインと怪物の物語だったってことなんですよね。

19歳の少女が、友人たちと暇を持て余し、怖い話で盛り上がる…

こんな光景、どこにでもありますよね。

これから暑くなると淳二の季節でもありますしね。

って感じで、次回の13金は意外と早く、次の7月でした(笑)

7月のが怖い話っぽいな。

7月まで待てば良かったってももう書いちゃったから、7月はまた何か考えます。

ではまた〜



furan



京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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