2018年03月19日 [色々なこと]
暖かい北極
お疲れ様です。院長です。
3月19日の月曜日でございます。
まだ少々寒い日もありますけど、だいぶ春だねぇ〜。
どうも、早いとこではもう桜の開花らしいですやんかいさ。
こっちはまだっぽいですけど、来週位には、それなりに咲いてそうですね。
今年の冬は寒かったから、何となく春〜夏と、暑くなりそうな気がするんですけどね。
温暖化だの異常気象だの、最近じゃ聞き過ぎちゃって別に何にも思わなくなってきてますけど、確実に異常気象は起ってんですよね。
今日は、そんな異常気象についてのお話でもいってみましょう。
ちょっと前、先月のお話です。
先月と言えば、2月ですね。
2月と言えば、なんなら一番寒いってくらいの真冬なわけです。
その2月の北極で、気温が急上昇して真夏のような暖かさになる異常気象が観測されました。
北極は今、1日24時間太陽が昇らない「極夜」の闇に包まれている時期なんですよ。
「極夜」と「白夜」ご存知ですよね。
白夜は24時間、太陽が沈まないいわゆる真夏で、極夜は24時間太陽が昇らない真冬ってわけです。
ところがデンマーク気象庁によると、気温は2月では異例の零度を超え、同地の冬としては観測史上最高を記録したそうです。
つまり、暖かい冬だったわけですね。北極じゃ…
世界最北の陸地にあるモリスジェサップ岬測候所の観測では、グリーンランド東部と北極中部の2月の平均気温は、平年を約15度も上回ったそうです。
15度って(^^;
これはもう、一季節分は違いますよね。
平均気温が一季節分違うという事は、今年の北極は、真冬なのに春の陽気のような暖かさだったってことになりますね。
あ、もちろん、北極の春なんで、ポカポカしてるわけじゃないですけどね(笑)
デンマーク気象庁によれば、北極の気温は数十年前から上昇を続けていますが、ここ数年は特に極端な変化が起きているそうです。
特に今年のような異常な暖かさは前例がなく、過去最長の9日連続で零度を上回る状況が続いているらしです。
ノルウェー北極研究所の専門家によると、北極の「熱波」の原因は、南からの暖かい風と海氷の後退、海面の上昇と温暖化にあるそうで、北極に流れ込む暖かい風は、例年であれば海氷によって冷却されますが、海氷が後退したために南風が暖かいまま北上を続けると…
おまけに、海面の上昇と温暖化も続いているため、暖かい風は北極海を覆い、北極点に達しているってことです。
北極の異常気象は悪循環を生み、欧州全土やアラスカにまで影響が及んでいます。
アラスカのダイオミード島は、例年であれば2月は海氷が押し寄せる季節ですが、今年は流氷に代わって波が海岸に打ち寄せ、沿岸部の地形も変化したそうです。
長年北極の観測を続けている米国立測候所の専門家によると、2017年は観測史上初めて、アラスカ沖の海上で海氷が1度も観測されなかったといいますから、こりゃいよいよ温暖化の影響が如実に出てますなぁ…。
1月〜2月にかけての北極の海氷は、1980年以来、縮小を続けています。
米国立雪氷データセンターによると、2018年1月から2月にかけては記録的な激減が観測され、昨年の海氷減少は過去最悪だったそうです。
ですが不思議な事に、北極の温暖化とは対照的に欧州は、異例の寒波に襲われています。
「東から来た野獣」と呼ばれるこの寒波は、シベリアからの寒気が欧州全土を覆いつくしました。
氷河に詳しい専門家の話では、北極の寒気が通常停滞している場所から押し流されたと解説しています。
つまり、本来北極にあるべき寒気が、移動しちゃって隣接する欧州に寒波がいっちゃったってことですね。
そして、今回の寒気は、イタリア・ローマのように、通常は温暖な場所にも異例の積雪をもたらしました。
北極は地球の空調装置の役割を果たし、中緯度地域の気温調節や気象パターンの調節を担ってるんですが、ここのバランスが崩れれば、異常気象が発生するわけですね。
今年の日本が寒かったのも、この影響か?
だって、北極で零度を越えての暖かさって、日本より暖かいってことやもんね。
この北極の温暖化が、日本にどんな影響をもたらしたのかは分かりませんが、確実に地球は少しずつおかしくなってます。
今年の冬は寒かったですが、次は夏の暑さが気になるところですな。
あと数か月で夏ですもんね。
ま、心配ばっかしてても仕方ないんで、今は春を楽しみましょう。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
3月19日の月曜日でございます。
まだ少々寒い日もありますけど、だいぶ春だねぇ〜。
どうも、早いとこではもう桜の開花らしいですやんかいさ。
こっちはまだっぽいですけど、来週位には、それなりに咲いてそうですね。
今年の冬は寒かったから、何となく春〜夏と、暑くなりそうな気がするんですけどね。
温暖化だの異常気象だの、最近じゃ聞き過ぎちゃって別に何にも思わなくなってきてますけど、確実に異常気象は起ってんですよね。
今日は、そんな異常気象についてのお話でもいってみましょう。
ちょっと前、先月のお話です。
先月と言えば、2月ですね。
2月と言えば、なんなら一番寒いってくらいの真冬なわけです。
その2月の北極で、気温が急上昇して真夏のような暖かさになる異常気象が観測されました。
北極は今、1日24時間太陽が昇らない「極夜」の闇に包まれている時期なんですよ。
「極夜」と「白夜」ご存知ですよね。
白夜は24時間、太陽が沈まないいわゆる真夏で、極夜は24時間太陽が昇らない真冬ってわけです。
ところがデンマーク気象庁によると、気温は2月では異例の零度を超え、同地の冬としては観測史上最高を記録したそうです。
つまり、暖かい冬だったわけですね。北極じゃ…
世界最北の陸地にあるモリスジェサップ岬測候所の観測では、グリーンランド東部と北極中部の2月の平均気温は、平年を約15度も上回ったそうです。
15度って(^^;
これはもう、一季節分は違いますよね。
平均気温が一季節分違うという事は、今年の北極は、真冬なのに春の陽気のような暖かさだったってことになりますね。
あ、もちろん、北極の春なんで、ポカポカしてるわけじゃないですけどね(笑)
デンマーク気象庁によれば、北極の気温は数十年前から上昇を続けていますが、ここ数年は特に極端な変化が起きているそうです。
特に今年のような異常な暖かさは前例がなく、過去最長の9日連続で零度を上回る状況が続いているらしです。
ノルウェー北極研究所の専門家によると、北極の「熱波」の原因は、南からの暖かい風と海氷の後退、海面の上昇と温暖化にあるそうで、北極に流れ込む暖かい風は、例年であれば海氷によって冷却されますが、海氷が後退したために南風が暖かいまま北上を続けると…
おまけに、海面の上昇と温暖化も続いているため、暖かい風は北極海を覆い、北極点に達しているってことです。
北極の異常気象は悪循環を生み、欧州全土やアラスカにまで影響が及んでいます。
アラスカのダイオミード島は、例年であれば2月は海氷が押し寄せる季節ですが、今年は流氷に代わって波が海岸に打ち寄せ、沿岸部の地形も変化したそうです。
長年北極の観測を続けている米国立測候所の専門家によると、2017年は観測史上初めて、アラスカ沖の海上で海氷が1度も観測されなかったといいますから、こりゃいよいよ温暖化の影響が如実に出てますなぁ…。
1月〜2月にかけての北極の海氷は、1980年以来、縮小を続けています。
米国立雪氷データセンターによると、2018年1月から2月にかけては記録的な激減が観測され、昨年の海氷減少は過去最悪だったそうです。
ですが不思議な事に、北極の温暖化とは対照的に欧州は、異例の寒波に襲われています。
「東から来た野獣」と呼ばれるこの寒波は、シベリアからの寒気が欧州全土を覆いつくしました。
氷河に詳しい専門家の話では、北極の寒気が通常停滞している場所から押し流されたと解説しています。
つまり、本来北極にあるべき寒気が、移動しちゃって隣接する欧州に寒波がいっちゃったってことですね。
そして、今回の寒気は、イタリア・ローマのように、通常は温暖な場所にも異例の積雪をもたらしました。
北極は地球の空調装置の役割を果たし、中緯度地域の気温調節や気象パターンの調節を担ってるんですが、ここのバランスが崩れれば、異常気象が発生するわけですね。
今年の日本が寒かったのも、この影響か?
だって、北極で零度を越えての暖かさって、日本より暖かいってことやもんね。
この北極の温暖化が、日本にどんな影響をもたらしたのかは分かりませんが、確実に地球は少しずつおかしくなってます。
今年の冬は寒かったですが、次は夏の暑さが気になるところですな。
あと数か月で夏ですもんね。
ま、心配ばっかしてても仕方ないんで、今は春を楽しみましょう。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院