2018年03月02日 [色々なこと]
酒が飲める酒が飲める酒が飲めるぞ。
お疲れ様です。院長です。
3月2日の金曜日でございます。
やっぱ3月って響きが、春を連想させますし、ちょっと気分も軽やかになる気がしますよね。
もう2、3週間もしたら、お花見どうのって話も出てきますし色々イベントも増えてきます。
まぁ、毎年ですが花見の頃って、まだ寒いですもんね。
去年も確かまだ全然寒くて、夜なんか外で飲食する気分になれなかったのを覚えてます。
しかも、雨が多かった様な…。
ま、それでもイベントはイベントとして「やらなきゃいけない」んですよね(笑)
そんなイベントに欠かせないお酒ですが、もちろん適量を仲間とワイワイ飲む分には、これほど楽しいことはありません。
職場の仲間、友人たち、または家族でもそうですが、人がそこそこ集まれば、必ずいるよね〜って…
何でか酔っぱらうと、怒りっぽくなったり、過度に暴力的になる人いません?
普段は、そこまでなんですが、酔うほどにべらんめぇ口調になり、お店なんかでも店員さんにスゲー横柄な態度に出たり…
これは一体、何故なんでしょう?
まぁ、アルコールによって気持ちが大きくなるとか、理性が緩くなるとか色々言われますが、全く大丈夫な人もいますし、なんならずっと笑ってる人もいますよね。
で、結局のところアルコールは、脳のどこに作用して、どんな効果をもたらすのか…
最新研究によると、アルコールが社会的行動や攻撃性の制御を司る「前頭前皮質」の活動に影響を与えていることがわかったらしいんです。
「前頭前皮質」…
って?
wikiによると、前頭前皮質の活動が鈍くなると、モラルや社会的なエチケットといったいわゆる自尊心のような部分が、低下してしまうわけですな。
最新論文では、酔っ払いとしらふの人間をMRIで測定し、前頭前皮質がアルコールでどのように変化しているのかを探る実験を行ってます。
ま、つまりは、この「前頭前皮質」って部分が活性化してればしてるほど、社会適応力が高いと言えるわけで、アルコールによってどんな変化をするか見てみようと…
アルコールが脳の機能を阻害することは以前から知られていましたが、攻撃性とアルコールの前頭前皮質への影響を結びつける証拠がMRIから得られたのは今回が初めてなんだそうですわ。
ま、実際アルコールが絡む犯罪って、後を絶ちませんからねぇ…。
オーストラリア、ニューサウスウェールズ大学の研究者は、18〜30歳の健康な男性50名を募り、MRIに寝そべってもらいながら標準的な攻撃性を誘発するゲームをプレイするという実験を行いました。
被験者は攻撃的ゲームをプレイする前に、アルコール飲料2本かノンアルコール飲料(プラセボ)2本を飲むように指示されました。
アルコール飲料はレモン風味のウォッカトニックで、これを飲んだ被験者の息からは、オーストラリアの法定上限0.05パーセントを超えるアルコールが検出されたそうですから、まぁそれなりに酔ってる状態ってことですね。
被験者は飲料を飲んでからMRIの中に寝そべり、攻撃的ゲームを数十ラウンドにわたりプレイしてもらいます。
そして被験者には、反応時間を競うことが目的と伝えた上で、画面に色のついた四角が表示されたら対戦相手(実際にはAIだが、被験者には隣室にいる学生が相手と伝えられていた)よりも早くボタンを押すようにと指示が出されたそうです。
で、プレイヤーは勝負に先立って1〜4段階のノイズを設定することができ、負けた側には、罰としてそれが鳴るようになっています。
また被験者側が勝利した場合、対戦相手が設定したノイズの強度も表示されるため、被験者は相手の攻撃性が分かる仕組みになってるわけですわ。
つまり、自分が勝った時、大きなノイズが相手に出るように設定している人は攻撃性が高いって事ですね。
で、MRI測定は、攻撃的な反応が示された際、酔っ払ったプレイヤーはしらふのプレイヤーに比べて、前頭前皮質の活動が明らかに低下してたんだとさ。
その中でも特に、「作業記憶」と「抑制」に関連する領域の低下が目立っていたそうで、論文によれば、アルコールによって相手を攻撃することに注意が向き、抑制的合図(攻撃を禁じる規範)から意識がそれることが原因だと考えられるそうです。
つまりアルコールが前頭前皮質を鈍らせるために、社会的エチケットよりも攻撃的合図に傾いたバイアスが生じ、攻撃的行動につながっているようなんですな。
まぁ、言われてみれば当たり前のことなんですが、こういった「当たり前の事」をキチンと実験して裏付けていくことが大事なんですよね。
この実験で、アルコールによる攻撃性が、明確になったわけで、例えばその部分を強化する「酔い止め」が作れるかもしれません。
つまり、「前頭前皮質」の機能低下防止剤みたいな…。
酔うとどうも、失敗しちゃうんだよね〜。気がおっきくなっちゃって…
なんて人は、飲む前にこの薬を1錠服用すると、前頭前皮質の機能低下が起こらないため、攻撃性などは生まれない。とか…
こんな薬が、もうすぐ出来るかもしれません。
まぁ、良いか悪いかは別として、お酒は楽しく飲まないと、全く意味がないわけですし、こういうのもアリかなぁと…。
お酒を全く飲まない人からすると、何故そこまでって感じでしょうけど、きっとこういう薬も作られるし、一定数売れると思います。
お酒そのものが、今や百薬の長とは言い難いとされてますし、どうせ身体に悪いのなら、せめて周りに迷惑かけちゃダメですもんね。
わたくし院長は、どちらかというと笑ってますが、たしかに社会適応力は下がると思います。
暴力的にはなりませんが、まぁ、モラルは欠如するかなぁ…。
ですから、こんな薬があればとにかく飲む(笑)
もう、ヘパリーゼ的なノリで飲む。
そしてお酒も飲む(笑)
最後は、結局それで終わりましたが、少なからず飲酒によって脳はダメージを受けてます。
そう。
今晩も、ほどほどにね。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
3月2日の金曜日でございます。
やっぱ3月って響きが、春を連想させますし、ちょっと気分も軽やかになる気がしますよね。
もう2、3週間もしたら、お花見どうのって話も出てきますし色々イベントも増えてきます。
まぁ、毎年ですが花見の頃って、まだ寒いですもんね。
去年も確かまだ全然寒くて、夜なんか外で飲食する気分になれなかったのを覚えてます。
しかも、雨が多かった様な…。
ま、それでもイベントはイベントとして「やらなきゃいけない」んですよね(笑)
そんなイベントに欠かせないお酒ですが、もちろん適量を仲間とワイワイ飲む分には、これほど楽しいことはありません。
職場の仲間、友人たち、または家族でもそうですが、人がそこそこ集まれば、必ずいるよね〜って…
何でか酔っぱらうと、怒りっぽくなったり、過度に暴力的になる人いません?
普段は、そこまでなんですが、酔うほどにべらんめぇ口調になり、お店なんかでも店員さんにスゲー横柄な態度に出たり…
これは一体、何故なんでしょう?
まぁ、アルコールによって気持ちが大きくなるとか、理性が緩くなるとか色々言われますが、全く大丈夫な人もいますし、なんならずっと笑ってる人もいますよね。
で、結局のところアルコールは、脳のどこに作用して、どんな効果をもたらすのか…
最新研究によると、アルコールが社会的行動や攻撃性の制御を司る「前頭前皮質」の活動に影響を与えていることがわかったらしいんです。
「前頭前皮質」…
って?
wikiによると、前頭前皮質の活動が鈍くなると、モラルや社会的なエチケットといったいわゆる自尊心のような部分が、低下してしまうわけですな。
最新論文では、酔っ払いとしらふの人間をMRIで測定し、前頭前皮質がアルコールでどのように変化しているのかを探る実験を行ってます。
ま、つまりは、この「前頭前皮質」って部分が活性化してればしてるほど、社会適応力が高いと言えるわけで、アルコールによってどんな変化をするか見てみようと…
アルコールが脳の機能を阻害することは以前から知られていましたが、攻撃性とアルコールの前頭前皮質への影響を結びつける証拠がMRIから得られたのは今回が初めてなんだそうですわ。
ま、実際アルコールが絡む犯罪って、後を絶ちませんからねぇ…。
オーストラリア、ニューサウスウェールズ大学の研究者は、18〜30歳の健康な男性50名を募り、MRIに寝そべってもらいながら標準的な攻撃性を誘発するゲームをプレイするという実験を行いました。
被験者は攻撃的ゲームをプレイする前に、アルコール飲料2本かノンアルコール飲料(プラセボ)2本を飲むように指示されました。
アルコール飲料はレモン風味のウォッカトニックで、これを飲んだ被験者の息からは、オーストラリアの法定上限0.05パーセントを超えるアルコールが検出されたそうですから、まぁそれなりに酔ってる状態ってことですね。
被験者は飲料を飲んでからMRIの中に寝そべり、攻撃的ゲームを数十ラウンドにわたりプレイしてもらいます。
そして被験者には、反応時間を競うことが目的と伝えた上で、画面に色のついた四角が表示されたら対戦相手(実際にはAIだが、被験者には隣室にいる学生が相手と伝えられていた)よりも早くボタンを押すようにと指示が出されたそうです。
で、プレイヤーは勝負に先立って1〜4段階のノイズを設定することができ、負けた側には、罰としてそれが鳴るようになっています。
また被験者側が勝利した場合、対戦相手が設定したノイズの強度も表示されるため、被験者は相手の攻撃性が分かる仕組みになってるわけですわ。
つまり、自分が勝った時、大きなノイズが相手に出るように設定している人は攻撃性が高いって事ですね。
で、MRI測定は、攻撃的な反応が示された際、酔っ払ったプレイヤーはしらふのプレイヤーに比べて、前頭前皮質の活動が明らかに低下してたんだとさ。
その中でも特に、「作業記憶」と「抑制」に関連する領域の低下が目立っていたそうで、論文によれば、アルコールによって相手を攻撃することに注意が向き、抑制的合図(攻撃を禁じる規範)から意識がそれることが原因だと考えられるそうです。
つまりアルコールが前頭前皮質を鈍らせるために、社会的エチケットよりも攻撃的合図に傾いたバイアスが生じ、攻撃的行動につながっているようなんですな。
まぁ、言われてみれば当たり前のことなんですが、こういった「当たり前の事」をキチンと実験して裏付けていくことが大事なんですよね。
この実験で、アルコールによる攻撃性が、明確になったわけで、例えばその部分を強化する「酔い止め」が作れるかもしれません。
つまり、「前頭前皮質」の機能低下防止剤みたいな…。
酔うとどうも、失敗しちゃうんだよね〜。気がおっきくなっちゃって…
なんて人は、飲む前にこの薬を1錠服用すると、前頭前皮質の機能低下が起こらないため、攻撃性などは生まれない。とか…
こんな薬が、もうすぐ出来るかもしれません。
まぁ、良いか悪いかは別として、お酒は楽しく飲まないと、全く意味がないわけですし、こういうのもアリかなぁと…。
お酒を全く飲まない人からすると、何故そこまでって感じでしょうけど、きっとこういう薬も作られるし、一定数売れると思います。
お酒そのものが、今や百薬の長とは言い難いとされてますし、どうせ身体に悪いのなら、せめて周りに迷惑かけちゃダメですもんね。
わたくし院長は、どちらかというと笑ってますが、たしかに社会適応力は下がると思います。
暴力的にはなりませんが、まぁ、モラルは欠如するかなぁ…。
ですから、こんな薬があればとにかく飲む(笑)
もう、ヘパリーゼ的なノリで飲む。
そしてお酒も飲む(笑)
最後は、結局それで終わりましたが、少なからず飲酒によって脳はダメージを受けてます。
そう。
今晩も、ほどほどにね。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院