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2017年11月15日 [からだのこと]

そして不老不死

お疲れ様です。院長です。

11月15日の水曜日でございます。

さぁ、11月も折り返しポイントではないですか。

やっぱ早えーなー…

これで今年も後1ヶ月半、日にちにして46日ですか…。

焦る?

いや、まだまだ(笑)

ま、今からなら何でも予定通り間に合いますから、さっさと予定をたてましょうぜ。

ってな感じで、年末感を少々出しながら、今日のネタに突入していくわけですが、今日のネタもスゴイぜぇ。

今日のネタは、ついにきた。

動物の寿命を伸ばしちゃうお話…。

米ケース・ウェスタン・リザーブ大学薬学部の研究チームによると「クルッペル様転写因子」という分子の経路を増減させることで、動物の寿命を伸ばせる可能性があるそうです。

同研究チームは、線形動物(回虫や鞭虫)のクルッペル様転写因子経路を編集して、その量を増やすことで、寿命を増減させられることを発見したと発表しました。

で、クルッペル様転写因子ってなによ?

ってことになりますが、そこは理解しなくても大丈夫なんで、気にせず読みましょう(笑)

この研究を率いたネルソン・シェイ博士によると、線形動物は哺乳類と同じタンパク質ファミリーを持っており、哺乳類の加齢においても同じ効果が得られる可能性が期待できるというからこりゃすごい。

研究チームが発見したのは、クルッペル様転写因子を多く持つ線形動物は寿命が長く、健康であるということで、また同じ結果がマウスからも得られているそうです。
 
このことから、クルッペル様転写因子タンパク質の機能は、自食作用を制御することではないかと推測されたんだって。

意味わからんよね。

つまり、自食作用とは、加齢とともに蓄積してしまう分子副産物(ま、老廃物的な…)を清掃する細胞の機能のことです。

ですから、細胞の加齢が進むと、この作業の効率が下がり、やがて細胞の生存が脅かされるようになって寿命がつきていくと…

そこでクルッペル様転写因子を増やすことができれば、細胞が自食作用をそれまでより長く維持できるようになると考えられるわけですね。

まぁ、わたし位の年齢になってきたら、この老廃物的なものが蓄積していくって感覚、よく分かります。

若いうちは、傷の治りも早いし、意味の分からない痛みとかないもんねぇ…。

こういった部分に、このクルッペルは関わってるわけなんですね。

またクルッペル様転写因子の量を維持することで加齢にともなう血管機能の低下を防げることも観察されたそうです。

血管機能の低下が防げれば、高血圧、心疾患等の加齢に関連する症例に対して、かなり有効ですからまぁ長生きできそうだわね。

今回の発見は加齢によって起きている現象を明かしたものですから、今後、加齢の進行を遅らせる技術の開発の基礎になっていくでしょう。

まぁ、こうやってひとつひとつ紐解いていけば、寿命なんてなくなるかもしれません。

細胞が再生さえすれば、結局歳をとらないわけですから、この再生する能力を高めるという事は、すなわち「加齢しない」ってことですもんね。

もうこうなったら、若返りって感覚すらなくなりますよ。

だって、歳とらないんですもん。

血管であろうが、臓器であろうがお肌であろうが、元々はすべて再生するメカニズムがあったわけで、その機能を老廃物なんかが邪魔してたとしたら、これはすごい大発見でしょ?

そんな夢のようなお話でした。

ま、今回のもまだ線形動物で成功したって話ですから、これから人間に応用出来るまで時間はかかると思いますが、また確実に人類は不老不死に近づいたなと…。

例によって、わたしの生きてるうちには何も変わらないでしょうけど、いつか人は老いと戦わなくてもよくなるかもしれませんね。

ではまた〜




rou




京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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