弘泉堂ブログ | 京都中のアスリートが通う、スポーツ障害なら「弘泉堂鍼灸接骨院」にお任せ下さい。痛くない骨格矯正、鍼灸治療も好評です。

弘泉堂鍼灸接骨院
その痛み…治せます!
ブログ
2017年11月08日 [動物のこと]

ほんとの犬の気持ち。

お疲れ様です。院長です。

11月8日の水曜日でございます。

やはり、11月ってだけで寒い気がしますね〜…。

朝晩、通勤時の寒さがこたえますな。

とか言うてても、まだまだ寒さ的には、これからですからねぇ…

でも、冬には冬の楽しみがありますもんね。

暖かい部屋にいるだけで、なんかホッとするもんね〜。

そして、次の行動が出来なくなるヤツな(笑)

こういう寒い時って、家にペットでもいれば、ひっついてるだけで暖かくていいなぁ〜とか思います。

てな感じで始まりましたが、今日はそんなペットの代表各、犬についてのお話でもいってみましょう。

新しい研究によれば、飼い犬は子犬のような目で訴えかけることで、人間の心を掴み、飼い主を自分の思うように操っている可能性があるんですって。

犬は人から見られると、眉を上げて目を大きく見せようとするなど、顔の表情を自発的にコントロールし、その反応を見ているそうなんです。

一方、好物のエサを見たときは、喜んだ仕草はしてても、それほど表情は変わらないそうです。

このことは、犬の表情はただ興奮や驚きを意味しているのではなく、人間とのコミュニケーションの手段として作られていることを示していると…。

犬は人と意思疎通する為に、表情を作ってるんじゃないかという見解ですな。

英ポーツマス大学の研究チームがこのことに目をつけ、実験を行ったそうです。

実験では、シェパードやゴールデン・レトリバーといった犬種の異なる24匹の犬に対して、人間の実験者が顔を向けるか、背を向けるかして、その時の反応を観察しました。

この時、実験者がエサを持っている場合と持っていない場合を作り、計4種の状況において犬の表情が録画されました。

その結果、犬は誰かに見られている時の方が表情が豊かであることが判明したそうです。

犬に向けられている注意に応じて、特定の表情が現れる頻度が増減するという結果に至ったとの事なんですよ。

例えば、研究チームが「子犬の瞳」と呼ぶ表情は、人に見られている時によく見られる表情の動きで、保護施設でこの表情を浮かべる犬ほど、引き取り手が早く現れることが先行研究によって判明しているそうなんです。

これは単純に分かりますよね。

子犬の瞳って、また曖昧な表現ではありますが、直感的にこういった目を向けられると、人はイチコロですからね。

で、ここからが本題で、研究チームによると、この表情をよく見せる犬は、そこから得られる利点をよく理解しているって話なんですよ。

こう書いちゃうと、なんか犬があざとい生物みたいに感じちゃいますが、いずれにせよ、人間はこの表情に特に強く反応し、それが人間と犬との関係を円滑にする手助けとなることは事実です。

そして、意外にもエサは犬の反応に影響しなかったそうなんです。

かつて専門家の間では、動物の表情は決まりきった不随意なディスプレイだと考えられてきた経緯があります。

つまり感情の状態を反映するものであり、積極的なコミュニケーションの意味はないと考えられてきました。

しかし研究チームによれば、こうした結果は犬が表情をコミュニケーションの手段として積極的に利用していることを示唆するものだと考えられると…。

霊長類の表情は、それを見る者がいるかどうかに応じて変わることが知られています。

このことから、猿や類人猿は自身の表情が他者から見られている場合があることを、ある程度理解しているということが分かっています。

しかし現時点において、それ以外の動物では、他者の目を念頭に置いた表情の使われ方があるという証拠は得られていないとされています。

ですから、この実験において、感情と認知プロセスを組み合わせた、より柔軟なシステムが犬には存在する可能性が出てきたってことらしいんです。

小難しい言葉はいいとしても、犬は確かに表情豊かな気がします。

わたくし院長も、昔実家で犬を飼っていた経験がありますが、少なくとも甘える顔ってのは分かりましたからねぇ。

実際、犬がそういう表情を自分の意思で操っているかどうかは分かりませんが、こういう顔をしたら飼い主が喜ぶって事くらい、犬は学習してるでしょう。

犬が人に飼われるようになったのが、江戸時代の後期から、明治にかけてだと言われています。

そして今のように「愛玩動物」というカテゴリーの愛玩犬が登場しだしたのが、大正に入ってからだと言われています。

つまり、今いるいわゆる愛玩用にブリーディングされた犬達の歴史自体それほど古くないんですよね。

ですから、これらの犬たちも、色々学習し進化していってるのかもしれません。

野生動物が、外敵から身を守る行動を遺伝子的にしってるのと同じように、愛玩動物たちも人間に可愛がられる術を、遺伝子で受け継いでいってると…。

ま、犬は賢いですからね。

少しずつ進化していき、もっと人間の気持ちが分かるようになってくれたらいいなぁ〜とか思います。

意外と人間が思う以上の知能で、我々を手玉に取ってるのかもしれませんけどね(笑)

ではまた〜




inutoneko




京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


  • Facebook
  • Twitter
  • はてなブックマーク

PageTop