2017年08月22日 [動物のこと]
「絶滅させる危惧種」
お疲れ様です。院長です。
8月22日火曜日でございます。
そろそろ夏休みの宿題も、佳境に入ってるんでしょうか。
わたしの頃は9月1日より始業開始で、31日にとりあえず形にする(笑)的なやり方でしたが…
そろそろスパートかけないとやばい時期でしょ?
頑張りましょう(笑)
その意味不明の頑張りが将来なにかの役に立つ日が来るはずやからね。
ギリギリを凌いでいく粘り腰みたいな(笑)
的な話から今日のネタに入っていくんですが、まぁ、そんな小学生がこのままコピペしても、とりあえず自由研究になるんじゃないの的なネタ…。
昨日は、犬の遺伝子操作の話でしたが、今日はそんなことばっかしてるから「絶滅危惧種」のお話。
遺伝子操作と絶滅危惧が何の関係があるかと言うと、この絶滅に関しては色々な説がありますし、全てが全てではないですがわれわれ「人間」という種が、他の種族をドンドン絶滅においやっているのは間違いありません。
そりゃもちろん違うのもありますよ。自然淘汰的に、消えていく種と言うのは何万種もいますし、長い地球の歴史でいうと99%の種は絶滅してるってお話もこないだブログで書きました。
つまり、何千万年、何億年のレベルで考えると、種は絶滅しそして新しく生まれているという事ですが、今から紹介する種達は、決してそういう背景で絶滅の危機に瀕してるわけじゃないって種達です。
要するに、人類の手により「絶滅させられようとしている」という事です。
この人類の絶滅行為に対し、地球の生態系の急激な悪化を防ぐため、国際自然保護連合(IUCN)は「絶滅危惧種」を登録するリスト「レッドリスト(The IUCN Red List of Threatened Species)」を作成しました。
地球の生態系や生物種を保全することで急激な環境変化を防ごうとする試みです。
そして、この「レッドリスト」に登録されるという事はどういう事を意味するのか…。
もちろん、絶滅の危機にあるから保護しようという狙いです。
ですが、もう獲れない、獲ると罪になる…。
レッドリストとは、世界が認めた稀少種…
今回はこのレッドリストの中から私たちがよく知るメジャーな動物で、しかも乱獲が主な原因と言われている仲間たちをご紹介します。
近い将来、地球から姿を消してしまう動物とは一体どんな種なのでしょうか?
1.トラ
言わずと知れた、大型のネコ科動物であるトラは誰もが知っているメジャーな動物ですが、絶滅危惧種に指定されています。
生息域の破壊や毛皮を狙った密猟によりその数を減らしています。また、中国では現在でもトラの骨が薬になると信じられており漢方薬などに使用されるため乱獲されているわけです。
2.カバ
巨大な水陸両用動物のカバも絶滅危惧種に指定されています。ワシントン条約で取引が禁止されている象牙に代わり、カバの牙が高級品として扱われるようになりました。
そのため密猟の被害によってカバは年々数を減らしています。
20年ほど前まではカバの絶滅は心配されていませんでしたが、現在では近いうちに絶滅してしまうとまでいわれるようになりました。人間の手によっていかに急激に数を減らしたかがわかります。
3.ラクダ
背中に山のようなコブを二つ持つフタコブラクダも絶滅を危惧されている動物のひとつです。
フタコブラクダは紀元前2000年もの昔から人間に家畜として飼われ、毛皮や肉、乳などその恩恵を人類にもたらしてきました。
しかし、乱獲などを理由に現在では900頭ほどまで数を減らしてしまいました。また、もう一種存在したヒトコブラクダも野生種はすでに絶滅したとされています。
4.レッサーパンダ
立ち姿がかわいく「アカパンダ」との異名を持つレッサーパンダですが、やはり絶滅危惧種に指定されています。
森林伐採による生息域の破壊や毛皮を狙った密猟により数を減らしています。
愛くるしい姿から動物園でも人気の動物なだけに絶滅を阻止しようと世界中の動物園で飼育下の繁殖に取り組んでいます。
中国語でパンダが「大熊猫」と呼ばれるのに対し、レッサーパンダは「小熊猫」と呼ばれています。
5.ヨーロッパバイソン
ヨーロッパに生息するウシ科のバイソンも絶滅危惧種に指定されています。
大型の動物のため肉や毛皮を目的として乱獲され、森林伐採により生息域が減少し数を減らしました。
現在は世界で4000体ほどの個体が確認されていますが、野生種に関しては絶滅したものと考えられています。
6.ハシビロコウ
止まったように動かないことから奇妙な鳥として一世を風靡したハシビロコウも絶滅が危惧される種のひとつです。
意外に思えますが攻撃性の高い鳥のため他の個体と同じ場所で飼うことができず、繁殖の難易度も高いため世界各地の動物園でも繁殖ができていません。
ハシビロコウのように大型の鳥は減少している傾向にあります。
7.チンパンジー
メジャーな動物である類人猿のチンパンジーですが、実は絶滅危惧種に指定されています。
生息域を人類による森林伐採で奪われ、食用やペットにするために乱獲されたため数を減らしました。
エボラ出血熱や呼吸器系の病気に弱い点も絶滅が危惧される一因です。
人間に近い体をしているために動物実験などにも多く使用され、ロケットにより宇宙に飛ばされたチンパンジーも存在します。
映画「猿の惑星」では進化することで人間に代わり地球を支配したチンパンジーですが、現実の世界では絶滅の日を待つことになりそうです
8.オオワシ
オオワシは日本に生息する最大のワシで、翼を広げた大きさは2.5mにも達します。
オオワシは漁業で廃棄された魚に集ったり毛皮用に捕獲されたテンを襲うことから害鳥扱いを受けています。
それゆえ駆除の対象となったり、羽を目的とした狩猟の餌食になり大幅に数を減らしました。現在では国の天然記念物にも指定されています。
9.チーター
時速100kmを超える俊足のチーターも絶滅危惧種に指定されています。
美しい毛皮を目的として密猟が行われることや家畜を襲う害獣として駆除されその数を激減させています。
また、土地開発により餌となる草食動物の現象も大きな一因となっています。
10.アフリカゾウ
現存する最大の陸棲動物であるアフリカゾウも絶滅危惧種に指定されています。
アフリカゾウは高級品である象牙の高騰や生息域近くでの民族紛争に巻き込まれ急速に数を減らしました。
私たちが暮らす新生代第四紀では特に大型動物が絶滅していく傾向にあります。
かつて繁栄した巨大ゾウのマンモスと同じく現存するゾウたちもその姿を消してしまうのであろうと予想されています。
いかがです?
この中でもすでに野生種は絶滅してるってのがいるんですよ。
つまり、人間の保護下で生きてるだけになっているわけですよね。
そんなもん、絶滅してないってカウントするのがおかしいんやって(笑)
そして今でも乱獲はとまっていませんしね(;'∀')
何故なら、レッドリストに載っているという事は、血統書がついてるようなもので、逆に値打ちは上がるようなんですね。
つまり、数が少なく、もう手に入らないかもしれない…。
そうなると、こういうものを欲しがる人が後を絶たないわけです。
例えば象牙や虎の毛皮が、プラスチックや化繊のようにどこにでもあるものだったら、誰も高いお金は払いませんし、つまり乱獲なんかされないんですよね。
欲しがる奴が悪いのか、儲けようとする奴が悪いのか…
少なくとも大きな牙を持って生まれてきたゾウや、美しい模様(人間がそう思ってるだけやしね)を持って生まれたトラやチーターに1mmも罪はないわな。
今すぐこういうバカな事はやめないと、そのうち人間も何かに絶滅させられるわ。
それが因果応報ってもん。
我々の時代じゃない、いつか分からない未来の子孫たちがえらい目に合うかもしれないわけやし…
そろそろ世界中が本気出してこの問題に向き合ってもいいんじゃないかと思いますけどね。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
8月22日火曜日でございます。
そろそろ夏休みの宿題も、佳境に入ってるんでしょうか。
わたしの頃は9月1日より始業開始で、31日にとりあえず形にする(笑)的なやり方でしたが…
そろそろスパートかけないとやばい時期でしょ?
頑張りましょう(笑)
その意味不明の頑張りが将来なにかの役に立つ日が来るはずやからね。
ギリギリを凌いでいく粘り腰みたいな(笑)
的な話から今日のネタに入っていくんですが、まぁ、そんな小学生がこのままコピペしても、とりあえず自由研究になるんじゃないの的なネタ…。
昨日は、犬の遺伝子操作の話でしたが、今日はそんなことばっかしてるから「絶滅危惧種」のお話。
遺伝子操作と絶滅危惧が何の関係があるかと言うと、この絶滅に関しては色々な説がありますし、全てが全てではないですがわれわれ「人間」という種が、他の種族をドンドン絶滅においやっているのは間違いありません。
そりゃもちろん違うのもありますよ。自然淘汰的に、消えていく種と言うのは何万種もいますし、長い地球の歴史でいうと99%の種は絶滅してるってお話もこないだブログで書きました。
つまり、何千万年、何億年のレベルで考えると、種は絶滅しそして新しく生まれているという事ですが、今から紹介する種達は、決してそういう背景で絶滅の危機に瀕してるわけじゃないって種達です。
要するに、人類の手により「絶滅させられようとしている」という事です。
この人類の絶滅行為に対し、地球の生態系の急激な悪化を防ぐため、国際自然保護連合(IUCN)は「絶滅危惧種」を登録するリスト「レッドリスト(The IUCN Red List of Threatened Species)」を作成しました。
地球の生態系や生物種を保全することで急激な環境変化を防ごうとする試みです。
そして、この「レッドリスト」に登録されるという事はどういう事を意味するのか…。
もちろん、絶滅の危機にあるから保護しようという狙いです。
ですが、もう獲れない、獲ると罪になる…。
レッドリストとは、世界が認めた稀少種…
今回はこのレッドリストの中から私たちがよく知るメジャーな動物で、しかも乱獲が主な原因と言われている仲間たちをご紹介します。
近い将来、地球から姿を消してしまう動物とは一体どんな種なのでしょうか?
1.トラ
言わずと知れた、大型のネコ科動物であるトラは誰もが知っているメジャーな動物ですが、絶滅危惧種に指定されています。
生息域の破壊や毛皮を狙った密猟によりその数を減らしています。また、中国では現在でもトラの骨が薬になると信じられており漢方薬などに使用されるため乱獲されているわけです。
2.カバ
巨大な水陸両用動物のカバも絶滅危惧種に指定されています。ワシントン条約で取引が禁止されている象牙に代わり、カバの牙が高級品として扱われるようになりました。
そのため密猟の被害によってカバは年々数を減らしています。
20年ほど前まではカバの絶滅は心配されていませんでしたが、現在では近いうちに絶滅してしまうとまでいわれるようになりました。人間の手によっていかに急激に数を減らしたかがわかります。
3.ラクダ
背中に山のようなコブを二つ持つフタコブラクダも絶滅を危惧されている動物のひとつです。
フタコブラクダは紀元前2000年もの昔から人間に家畜として飼われ、毛皮や肉、乳などその恩恵を人類にもたらしてきました。
しかし、乱獲などを理由に現在では900頭ほどまで数を減らしてしまいました。また、もう一種存在したヒトコブラクダも野生種はすでに絶滅したとされています。
4.レッサーパンダ
立ち姿がかわいく「アカパンダ」との異名を持つレッサーパンダですが、やはり絶滅危惧種に指定されています。
森林伐採による生息域の破壊や毛皮を狙った密猟により数を減らしています。
愛くるしい姿から動物園でも人気の動物なだけに絶滅を阻止しようと世界中の動物園で飼育下の繁殖に取り組んでいます。
中国語でパンダが「大熊猫」と呼ばれるのに対し、レッサーパンダは「小熊猫」と呼ばれています。
5.ヨーロッパバイソン
ヨーロッパに生息するウシ科のバイソンも絶滅危惧種に指定されています。
大型の動物のため肉や毛皮を目的として乱獲され、森林伐採により生息域が減少し数を減らしました。
現在は世界で4000体ほどの個体が確認されていますが、野生種に関しては絶滅したものと考えられています。
6.ハシビロコウ
止まったように動かないことから奇妙な鳥として一世を風靡したハシビロコウも絶滅が危惧される種のひとつです。
意外に思えますが攻撃性の高い鳥のため他の個体と同じ場所で飼うことができず、繁殖の難易度も高いため世界各地の動物園でも繁殖ができていません。
ハシビロコウのように大型の鳥は減少している傾向にあります。
7.チンパンジー
メジャーな動物である類人猿のチンパンジーですが、実は絶滅危惧種に指定されています。
生息域を人類による森林伐採で奪われ、食用やペットにするために乱獲されたため数を減らしました。
エボラ出血熱や呼吸器系の病気に弱い点も絶滅が危惧される一因です。
人間に近い体をしているために動物実験などにも多く使用され、ロケットにより宇宙に飛ばされたチンパンジーも存在します。
映画「猿の惑星」では進化することで人間に代わり地球を支配したチンパンジーですが、現実の世界では絶滅の日を待つことになりそうです
8.オオワシ
オオワシは日本に生息する最大のワシで、翼を広げた大きさは2.5mにも達します。
オオワシは漁業で廃棄された魚に集ったり毛皮用に捕獲されたテンを襲うことから害鳥扱いを受けています。
それゆえ駆除の対象となったり、羽を目的とした狩猟の餌食になり大幅に数を減らしました。現在では国の天然記念物にも指定されています。
9.チーター
時速100kmを超える俊足のチーターも絶滅危惧種に指定されています。
美しい毛皮を目的として密猟が行われることや家畜を襲う害獣として駆除されその数を激減させています。
また、土地開発により餌となる草食動物の現象も大きな一因となっています。
10.アフリカゾウ
現存する最大の陸棲動物であるアフリカゾウも絶滅危惧種に指定されています。
アフリカゾウは高級品である象牙の高騰や生息域近くでの民族紛争に巻き込まれ急速に数を減らしました。
私たちが暮らす新生代第四紀では特に大型動物が絶滅していく傾向にあります。
かつて繁栄した巨大ゾウのマンモスと同じく現存するゾウたちもその姿を消してしまうのであろうと予想されています。
いかがです?
この中でもすでに野生種は絶滅してるってのがいるんですよ。
つまり、人間の保護下で生きてるだけになっているわけですよね。
そんなもん、絶滅してないってカウントするのがおかしいんやって(笑)
そして今でも乱獲はとまっていませんしね(;'∀')
何故なら、レッドリストに載っているという事は、血統書がついてるようなもので、逆に値打ちは上がるようなんですね。
つまり、数が少なく、もう手に入らないかもしれない…。
そうなると、こういうものを欲しがる人が後を絶たないわけです。
例えば象牙や虎の毛皮が、プラスチックや化繊のようにどこにでもあるものだったら、誰も高いお金は払いませんし、つまり乱獲なんかされないんですよね。
欲しがる奴が悪いのか、儲けようとする奴が悪いのか…
少なくとも大きな牙を持って生まれてきたゾウや、美しい模様(人間がそう思ってるだけやしね)を持って生まれたトラやチーターに1mmも罪はないわな。
今すぐこういうバカな事はやめないと、そのうち人間も何かに絶滅させられるわ。
それが因果応報ってもん。
我々の時代じゃない、いつか分からない未来の子孫たちがえらい目に合うかもしれないわけやし…
そろそろ世界中が本気出してこの問題に向き合ってもいいんじゃないかと思いますけどね。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院