
2017年08月18日 [からだのこと]
人造人間て、こういう作り方やったんやね。
お疲れ様です。院長です。
8月も18日まできましたよ。
もう後半戦ですわ。
てな事より、今日は出勤時に大雨&雷攻撃(^^;
何か今年はおかしな天気で、8月入ってから空梅雨がずれたように雨降ってますねぇ…。
雨が降ると湿度が上がって蒸し暑いし…。
やだやだ(笑)
なんて、まだまだお盆休みボケから回復していませんが、今日も頑張っていきましょう。
今日のネタはこのブログでは定番となっている「遺伝子」ネタでございます。
最近になり、この遺伝子系のお話が凄く増えてるのは、やはり研究者たちの結果が少しずつ、実を結んでいるからなんでしょう。
今日のお話も、そんな研究者たちの努力の結晶。
倫理的な問題はとりあえず置いておいて、アメリカで初めて、ヒト受精卵の遺伝子が編集されました。
受精卵の編集という事は、つまりこの時点での何らかの改変が行われたという事。
生物として産れているわけでもない状態のもの手を加えることにより、一体どんなことが起こるのか…
悪用すると、とんでもない人間を生み出してしまいそうですが、有効に活用すれば、先天的な異常を抱えて生まれる子供を救うことができる可能性は秘めています。
『MIT Technology Review』によると、実験は単なる科学的な試みであるといいます。受精卵を数日以上発達させることは許されておらず、子宮に移植されることもないと…
オレゴン健康科学大学の関係者によると、同種の実験が中国で実施されたことはあるが、米国では初の試みということ。
実験で作られ、編集された受精卵の数については明かされませんでした。
実験には、DNAの特定のセクションを改変・置換するCRISPRという技法が用いられました。
これは分子のハサミでDNAのカット&ペーストを行うのに似ており、他の遺伝子療法よりもずっと正確に編集を行うことができるそうです。
遺伝子が編集されたいわゆる生殖細胞系列の変化は恒久的であり、子孫に受け継がせることが可能なものなわけです。
ちょっとややこしいですが、まぁ簡単に言っちゃえば遺伝子の悪いところを切っちゃって、良いところだけをつなぎ合わせるみたいな作業を行ったと…
そして、この段階(受精卵)の遺伝子操作なら、この遺伝子は恒久的(ずっと続くって意味ね)に受け継がれると…
ですから、完全に「造れる」ってことですね。
しかもこの遺伝子は、元々あったものとして、未来永劫子孫に受け継がれていくと…
もう完全にアカンやつ(笑)
ま、一応これはただの実験で、受精卵を発達させることも子宮に移植することもないってことですから、技術として成功したよって事だけなんでしょうけど…
このアプローチは多くの遺伝子疾患を防ぐ上できわめて有望ではあるでしょう。
しかし一方で、デザイナーベビーの作成を可能とし、安易な特性の操作が横行するのではないかという懸念の方が大きいんじゃないでしょうか…
昨年、英国では、一部の科学者に人間の発達の理解を進める目的で受精卵遺伝子を編集することを認めると発表されました。
米国でも、今年初めに米国科学アカデミーと全米医学研究所がある報告書の中で、受精卵の遺伝子改変は厳格な基準に従いかつ重病の予防を目的とするものであれば肯定されるかもしれない旨が述べられていましたから、世界的にこっちの方向で進んでいってるのは間違いないですな。
今回の実験は、純粋に実験室内でのみ行われ、生殖細胞系列を正確かつ安全に変更する方法の理解を助けるきわめて貴重な研究であるという報告です。
米国では依然としてこの受精卵を用いて妊娠させることは規制されたままですし、こうした実験を行うには米国食品医薬品局の許可が必要になりますが、現時点ではその申請を行うことも認められていないそうです。
それはそうやろうけどね…
言うてみたら、覚醒剤はあきません。て誰でも知ってますし、人を殺したらあきませんてのも誰でも知ってます。
もっと身近に言うとドーピングしたらアカンよってのも、誰でも知ってるわけですわ。
で、なくなるかと言うとこれは全く逆の方向です。
なんなら、国レベルで隠蔽するところもあるくらい、このドーピングに関してはある方向では当たり前に行われてる可能性もあるわけですよ。
つまり「人間」の能力を、どこまで伸ばせるのかってことに心を奪われてしまっている人達がたくさんいるってことですよね。
受精卵を操作することが完璧に出来たなら、人間を造れるってこと。
もちろん、そうしてうまれた「ヒト」が思い通り完璧になるかは、後の環境等によって変わるでしょうけど、少なくとも確実に完全なる素質をもった「ヒト」は造れますよね。
こう書くと、全くって必要ない、ダメな事って感じるとは思うんですが、この技術の進展は止めることができない、不可避のものであるという意見もあるわけです。
受精卵に手を加えなければ治療することが叶わないいくつもの病気が存在します。
こういった病気をもって生まれる子供を救うことという大儀がある以上、こういった実験は止まらないでしょうね〜…。
そんなことより、こういう技術が、世界中が辞めろっつってんのにミサイル飛ばしまくる国とか、世界中の人が親しんでるミッキーマウスやドラえもんまで平気でパクる国に持ち込まれたらどうなるんやろ?
ミサイルの国なんて、絶対超人軍隊を作ろうとするんじゃないの?
つまり、遺伝子的に好戦的で、体力筋力等に優れた受精卵を大量に制作し、その受精卵をどんどん志願者に移植して出産させると…
20年後には最強軍隊が出来上がるわけですわ。
こわ(笑)
もうこうなったら、そういう技術、頭脳を持った人達が、倫理と道徳に命を懸けてくれることを望むしかないねぇ…。
でも、もしわたしがその研究に命をかける研究者なら、自分が作った受精卵を移植して出産させて、どうなるかを見たくなるに決まってます。
そこへ、悪魔のような誘いがきたら…
なんてことがない事を祈るだけですな(笑)
ではまた〜

京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
8月も18日まできましたよ。
もう後半戦ですわ。
てな事より、今日は出勤時に大雨&雷攻撃(^^;
何か今年はおかしな天気で、8月入ってから空梅雨がずれたように雨降ってますねぇ…。
雨が降ると湿度が上がって蒸し暑いし…。
やだやだ(笑)
なんて、まだまだお盆休みボケから回復していませんが、今日も頑張っていきましょう。
今日のネタはこのブログでは定番となっている「遺伝子」ネタでございます。
最近になり、この遺伝子系のお話が凄く増えてるのは、やはり研究者たちの結果が少しずつ、実を結んでいるからなんでしょう。
今日のお話も、そんな研究者たちの努力の結晶。
倫理的な問題はとりあえず置いておいて、アメリカで初めて、ヒト受精卵の遺伝子が編集されました。
受精卵の編集という事は、つまりこの時点での何らかの改変が行われたという事。
生物として産れているわけでもない状態のもの手を加えることにより、一体どんなことが起こるのか…
悪用すると、とんでもない人間を生み出してしまいそうですが、有効に活用すれば、先天的な異常を抱えて生まれる子供を救うことができる可能性は秘めています。
『MIT Technology Review』によると、実験は単なる科学的な試みであるといいます。受精卵を数日以上発達させることは許されておらず、子宮に移植されることもないと…
オレゴン健康科学大学の関係者によると、同種の実験が中国で実施されたことはあるが、米国では初の試みということ。
実験で作られ、編集された受精卵の数については明かされませんでした。
実験には、DNAの特定のセクションを改変・置換するCRISPRという技法が用いられました。
これは分子のハサミでDNAのカット&ペーストを行うのに似ており、他の遺伝子療法よりもずっと正確に編集を行うことができるそうです。
遺伝子が編集されたいわゆる生殖細胞系列の変化は恒久的であり、子孫に受け継がせることが可能なものなわけです。
ちょっとややこしいですが、まぁ簡単に言っちゃえば遺伝子の悪いところを切っちゃって、良いところだけをつなぎ合わせるみたいな作業を行ったと…
そして、この段階(受精卵)の遺伝子操作なら、この遺伝子は恒久的(ずっと続くって意味ね)に受け継がれると…
ですから、完全に「造れる」ってことですね。
しかもこの遺伝子は、元々あったものとして、未来永劫子孫に受け継がれていくと…
もう完全にアカンやつ(笑)
ま、一応これはただの実験で、受精卵を発達させることも子宮に移植することもないってことですから、技術として成功したよって事だけなんでしょうけど…
このアプローチは多くの遺伝子疾患を防ぐ上できわめて有望ではあるでしょう。
しかし一方で、デザイナーベビーの作成を可能とし、安易な特性の操作が横行するのではないかという懸念の方が大きいんじゃないでしょうか…
昨年、英国では、一部の科学者に人間の発達の理解を進める目的で受精卵遺伝子を編集することを認めると発表されました。
米国でも、今年初めに米国科学アカデミーと全米医学研究所がある報告書の中で、受精卵の遺伝子改変は厳格な基準に従いかつ重病の予防を目的とするものであれば肯定されるかもしれない旨が述べられていましたから、世界的にこっちの方向で進んでいってるのは間違いないですな。
今回の実験は、純粋に実験室内でのみ行われ、生殖細胞系列を正確かつ安全に変更する方法の理解を助けるきわめて貴重な研究であるという報告です。
米国では依然としてこの受精卵を用いて妊娠させることは規制されたままですし、こうした実験を行うには米国食品医薬品局の許可が必要になりますが、現時点ではその申請を行うことも認められていないそうです。
それはそうやろうけどね…
言うてみたら、覚醒剤はあきません。て誰でも知ってますし、人を殺したらあきませんてのも誰でも知ってます。
もっと身近に言うとドーピングしたらアカンよってのも、誰でも知ってるわけですわ。
で、なくなるかと言うとこれは全く逆の方向です。
なんなら、国レベルで隠蔽するところもあるくらい、このドーピングに関してはある方向では当たり前に行われてる可能性もあるわけですよ。
つまり「人間」の能力を、どこまで伸ばせるのかってことに心を奪われてしまっている人達がたくさんいるってことですよね。
受精卵を操作することが完璧に出来たなら、人間を造れるってこと。
もちろん、そうしてうまれた「ヒト」が思い通り完璧になるかは、後の環境等によって変わるでしょうけど、少なくとも確実に完全なる素質をもった「ヒト」は造れますよね。
こう書くと、全くって必要ない、ダメな事って感じるとは思うんですが、この技術の進展は止めることができない、不可避のものであるという意見もあるわけです。
受精卵に手を加えなければ治療することが叶わないいくつもの病気が存在します。
こういった病気をもって生まれる子供を救うことという大儀がある以上、こういった実験は止まらないでしょうね〜…。
そんなことより、こういう技術が、世界中が辞めろっつってんのにミサイル飛ばしまくる国とか、世界中の人が親しんでるミッキーマウスやドラえもんまで平気でパクる国に持ち込まれたらどうなるんやろ?
ミサイルの国なんて、絶対超人軍隊を作ろうとするんじゃないの?
つまり、遺伝子的に好戦的で、体力筋力等に優れた受精卵を大量に制作し、その受精卵をどんどん志願者に移植して出産させると…
20年後には最強軍隊が出来上がるわけですわ。
こわ(笑)
もうこうなったら、そういう技術、頭脳を持った人達が、倫理と道徳に命を懸けてくれることを望むしかないねぇ…。
でも、もしわたしがその研究に命をかける研究者なら、自分が作った受精卵を移植して出産させて、どうなるかを見たくなるに決まってます。
そこへ、悪魔のような誘いがきたら…
なんてことがない事を祈るだけですな(笑)
ではまた〜

京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院