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2015年11月19日 [日々のこと]

ボジョレーヌーボー BEAUJOLAIS NOUVEAU

お疲れ様です。院長です。


今日は何の日でしょう?
そう、ワイン好きのみならず、普段ワインを飲まない人たちも、何故だかテンションが上がる

そう、ボジョレーヌーボーの解禁日!


この日の0時00分になるまで、ボジョレーヌーボーを販売、あるいは消費することは、フランスのワイン法によって禁止されています。

フランスにはワイン法なんてのがあるんですねぇ…


てか、そもそも解禁日って?
てか、ボジョレーヌーボーって??


て方(自分もワインはまったく飲まないので興味なかったんですが…(^^; )の為に、今日は解禁を祝って、ボジョレーの基礎知識といきましょう。

そもそもボジョレーとは、フランス・パリの東南に位置するブルゴーニュ地方の南部、美食の町リヨンからは北部に広がる地区のことで、なだらかな丘陵地帯です。
その名は、「美しい高台」を意味するボージュBeaujeuに由来しています。花崗岩質、石灰粘土層の土壌で、黒ぶどう「ガメ種」との相性が非常によい土地だといわれています。

この地では白ワインやロゼワインもつくられていますが、ほとんどがガメ種からつくられる赤ワインです。ボジョレー ヌーヴォーとしては白ワインは認められていません。

またワインのつくりかたも他の地区のワインとは違います。ここからが、いわばボジョレーヌーボーの定義と言えるかもしれませんが、通常は、発酵の前にぶどうを破砕しますが、ここでは収穫した「ぶどうの房」を、そのままタンクにいれて発酵させます。

こうすることで、ぶどうの重さでぶどうが潰れ果汁が流れ出て自然に発酵が始まり、タンクの中に炭酸ガスが充満します。そして、ぶどうの実の内部でさまざまな成分が生成され独特の風味が生まれます。

この製法で、ボジョレー地区で夏の終わりに収穫したぶどうを、その年のうちに仕上げた新酒。それがボジョレー ヌーヴォーです。



で、このある意味希少な(この時期のみですからね)ボジョレーヌーボーなんですが、もともと解禁日など定められてはいませんでした。

そのため、販売者たちは、われ先にとボジョレーヌーボーの販売開始日をどんどん前倒ししていたのです。
そりゃ、当然売れるわけですから、どこよりも早く売りたいですよね。


しかし、あまりにも競争が過熱した結果、ワインの醸造が終わらないうちに、販売を開始するお店が出てきてしまいました。

もう、焼肉焼いてて、隣の大食い野郎に取られっぱなしだから、生焼けで取っちゃうみたいな状態ですね(笑)


肉が生焼けなの位は個人の問題ですが、こんな販売の仕方ではボジョレーヌーボー全体の質が落ちてしまいます。
そこで、解禁日を設け、その日まではボジョレーヌーボーの販売・消費を禁止することにしたのです。


ワインの質を守るために解禁日が設けられた。ワイン大国、フランスらしい理由ですね^^


あと、ボジョレーヌーボーの定義は、上記したとおりなんで、つまりは色々な種類があるわけで、値段も700円辺り〜10000円前後までとまぁお手軽な価格なのでご自分のお好みのボジョレーを探してみてください。



ちなみに、ボジョレーヌーボーの解禁日は、毎年11月の第3木曜日と決められています。







では、また来年〜





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京都 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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