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2016年11月16日 [からだのこと]

眠りたいのに眠れないのか眠れないから眠いのか…

お疲れ様です。院長です。

11月16日水曜日。うわ〜、11月も折り返しましたぜぃ。

今年も残すところ、後45日とかになってるわけですな。

ああ焦る焦る(笑)

とか言いながらも、まだ全然余裕(笑)

勝負は12月入ってからやし。

ってことで、今日のネタは、昨日の低体温にも繋がるであろう、睡眠についての新しい発見。

最近、睡眠ネタ多くね?(笑)

というのも、「睡眠」と言うもの自体、何となく理解はされてますが、そこまで細かく全てのメカニズムが解明されてるわけではないからなんですなぁ…。


で、今回のは、睡眠と覚醒の制御に重要な役割を果たす、二つの遺伝子をマウスの実験で新たに発見したと、筑波大や米テキサス大などの研究チームが発表しました。

睡眠と覚醒を切り替える仕組みの解明が進み、将来は人の睡眠障害の治療法改善につながると期待されると、かのネイチャー誌が報じてるようです。読んでないけど(笑)


筑波大の教授らは、脳神経細胞などにさまざまな遺伝子変異があるマウスを生み出し、睡眠への影響を調べました。

まぁ、こういう実験するとき、遺伝子変異があるってよく見ますけど、これも作ってんのかな?

そんなうまい具合に遺伝子に変異のあるマウスなんか転がってへんと思うんやけど…

そういう専用のマウスが売られてるんでしょうか?


あ、脱線しましたが、その結果、「Sik3」遺伝子が変異したマウスは睡眠時間が大幅に増え、覚醒時間が減少。「Nalcn」遺伝子の変異マウスでは、浅い眠りのレム睡眠が大幅に減少していたと…

ここで、睡眠について簡単に復習しときますと、健康な人が寝ると、まず深い眠りのノンレム睡眠に入り、次に体は休んでいるが脳は活発に働くレム睡眠へと移行し、ノンレム睡眠、レム睡眠を繰り返してから目覚めるとされてます。

で、「Sik3」遺伝子はノンレム睡眠の必要量を決めており、さらに「Nalcn」遺伝子はレム睡眠の終了に関与していると考えられるということなんですなぁ…。

つまり、「Sik3」遺伝子は、ノンレム睡眠の必要量≒睡眠時間(その人に必要な)を決定してると考えられます。

そして、「Nalcn」遺伝子はレム睡眠の終了≒起床時間?に関与してるってわけですね。

まぁ、これもすごい研究なんでしょうけどねぇ…

実際、ノンレム睡眠の必要量を調節できるとするならば、人はきっと寝ない方向にいかざるを得ないでしょう。

まぁ、寝るのが大好きって人も結構おられますが、なかなか現代人、そうも言ってられないはず。

そして、レム睡眠の終了を、調節できるなら、確実に目覚められるわけですね。

ですから、完全なる目覚ましが完成すると…

睡眠の終了に関与してるわけですから、嫌でも目覚めさせられます。


この二つの遺伝子、これからもさらに深く研究されていくでしょうが、人類にとってすごい発見となりうる可能性は秘めてるわけですね。

なにせ、人間は人生の40%近くは眠ってるわけで、しかもこの部分は不確定な要素が強いですよね。

起きてみないと体調も分からないし、同じ時間寝ても、日によって目覚めが良かったり悪かったり…

そういう不確かな要素が減る可能性もありますし、何より睡眠がコントロール出来れば、もっと豊かに暮らせると思います。

いいか悪いかは別として…

私は、個人的に、あまり寝ることが好きではないタイプなので、もういっそ寝ないでいい身体が欲しいです。

これからのさらなる発見に期待して、今日も眠りにつくまでの時間を、精一杯生きようと思います(笑)


では、また〜




meji




京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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