2016年10月19日 [からだのこと]
HIVすら倒す気なんやな。人類は。
お疲れ様です。院長です。
10月19日水曜日。まだまだこれから水曜日。
すっかり秋と言うより、冬っぽくなってきてますから、みなさん体調管理には注意して下さいね。
そんなありきたりの出だしから始まる今日のブログ、ちょっと人類の未来に明るい情報かもしれません。
英男性、血中HIV完全除去に世界で初めて成功 完治に光
先日、こんな記事を見つけました。完全除去?ほな、治ったん?
44歳の英国人男性が、新しい治療法によってHIV(ヒト免疫不全ウイルス)が完全に消滅した世界初の人物になる様です。
現在、この男性を含め50人のHIV感染者が、「潜伏感染状態」にある細胞も対象とする新たな治療法の臨床試験を受けているそうです。
臨床試験を行っているのは、英国のオックスフォード大学、ケンブリッジ大学、インペリアル・カレッジ・ロンドン、ロンドン大学ユニバーシティー・カレッジ、ロンドン大学キングスカレッジの研究者というとりあえず賢い人たちですね。きっと…
英紙サンデー・タイムズの取材に応じた研究者らによれば、今のところこの男性の血液中にHIVは一切検出されず、この状態が続けば、初のHIV完全消滅症例ということになります。
英国立衛生研究所臨床研究部門の担当責任者、マーク・サミュエルズ氏は、「HIV完全消滅を目指した初の本格的な試みの一つだ」として、「私たちはHIVを消滅させる真の可能性を探っている。
これは大きな挑戦であり、まだ始まったばかりだが、目覚ましい成果が出ている」と語っています。
そもそも、このウィルスは、T細胞に侵入して、T細胞の免疫機能が破壊されて、あらゆる病気に対し抵抗力が無くなります。
そのうえ、HIVウイルス自体も増殖するため、HIV感染症の根治はかなり難しいと言われています。
ですから、現在は(この治療以前は)とにかく感染者を発症させない方法がとられ、感染はしているが死ぬまで発症せず、そのまま生涯を終えることが最善策とされてました。
これは治療と言う観点ではなく、あくまでも発症を抑えるだけの処置に過ぎません。
で、現在一般的に行われている治療は、抗レトロウイルス療法といい、この治療法では活性化しているT細胞には効いても、潜伏感染状態にあるT細胞は見つけることができません。
一方、新たな治療法は2段階で作用し、まずワクチンがHIVに感染した細胞を体に認識させて排除する役目を果たし、次に、「ボリノスタット」と呼ばれる新薬で潜伏感染状態にあるT細胞を活性化させ、免疫システムに検知できるようにすると…
英国のHIV感染者は10万人以上と言われていますが、そのうちの約17%が感染に気づいていないとされます。今や、世界の感染者数は3700万人を超えたそうです。
そりゃ、治んないんやもん、増え続けますわな…
まぁ、この方法が完全にすべての患者に適するかどうか、そして再発しないかなどまだまだこれから、検証は必要でしょうが、これは人類にとっておおきな一歩ですよね。
エイズ治るんかぁ…
こうやって、人類はまた無敵に近付いていくわけですね。
いつも書いてますが、あんまり寿命を延ばすのも、どうかと思うんですけどね。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
10月19日水曜日。まだまだこれから水曜日。
すっかり秋と言うより、冬っぽくなってきてますから、みなさん体調管理には注意して下さいね。
そんなありきたりの出だしから始まる今日のブログ、ちょっと人類の未来に明るい情報かもしれません。
英男性、血中HIV完全除去に世界で初めて成功 完治に光
先日、こんな記事を見つけました。完全除去?ほな、治ったん?
44歳の英国人男性が、新しい治療法によってHIV(ヒト免疫不全ウイルス)が完全に消滅した世界初の人物になる様です。
現在、この男性を含め50人のHIV感染者が、「潜伏感染状態」にある細胞も対象とする新たな治療法の臨床試験を受けているそうです。
臨床試験を行っているのは、英国のオックスフォード大学、ケンブリッジ大学、インペリアル・カレッジ・ロンドン、ロンドン大学ユニバーシティー・カレッジ、ロンドン大学キングスカレッジの研究者というとりあえず賢い人たちですね。きっと…
英紙サンデー・タイムズの取材に応じた研究者らによれば、今のところこの男性の血液中にHIVは一切検出されず、この状態が続けば、初のHIV完全消滅症例ということになります。
英国立衛生研究所臨床研究部門の担当責任者、マーク・サミュエルズ氏は、「HIV完全消滅を目指した初の本格的な試みの一つだ」として、「私たちはHIVを消滅させる真の可能性を探っている。
これは大きな挑戦であり、まだ始まったばかりだが、目覚ましい成果が出ている」と語っています。
そもそも、このウィルスは、T細胞に侵入して、T細胞の免疫機能が破壊されて、あらゆる病気に対し抵抗力が無くなります。
そのうえ、HIVウイルス自体も増殖するため、HIV感染症の根治はかなり難しいと言われています。
ですから、現在は(この治療以前は)とにかく感染者を発症させない方法がとられ、感染はしているが死ぬまで発症せず、そのまま生涯を終えることが最善策とされてました。
これは治療と言う観点ではなく、あくまでも発症を抑えるだけの処置に過ぎません。
で、現在一般的に行われている治療は、抗レトロウイルス療法といい、この治療法では活性化しているT細胞には効いても、潜伏感染状態にあるT細胞は見つけることができません。
一方、新たな治療法は2段階で作用し、まずワクチンがHIVに感染した細胞を体に認識させて排除する役目を果たし、次に、「ボリノスタット」と呼ばれる新薬で潜伏感染状態にあるT細胞を活性化させ、免疫システムに検知できるようにすると…
英国のHIV感染者は10万人以上と言われていますが、そのうちの約17%が感染に気づいていないとされます。今や、世界の感染者数は3700万人を超えたそうです。
そりゃ、治んないんやもん、増え続けますわな…
まぁ、この方法が完全にすべての患者に適するかどうか、そして再発しないかなどまだまだこれから、検証は必要でしょうが、これは人類にとっておおきな一歩ですよね。
エイズ治るんかぁ…
こうやって、人類はまた無敵に近付いていくわけですね。
いつも書いてますが、あんまり寿命を延ばすのも、どうかと思うんですけどね。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院