2016年10月17日 [動物のこと]
フグはフグだと思って食うから美味しいんだよ。
お疲れ様です。院長です。
10月17日月曜日。
先週は連休があって、月曜日は休みだったんですよね…
で、その次の月曜日、しかも朝から大雨(# ゚Д゚)やる気も出ないってもんですわ(笑)
こんな日は、朝起きるところから身体が動かず、脳からの信号を各器官がキャッチしてくれません(笑)
やはり、睡眠と言うものは大事と言うか生きていく上で、必要なもんなんですよねぇ…
元々、こういった眠る、食べると言うような生理的現象は、DNAに組み込まれた、その種、独特のものが大きく影響します。
つまり、大体人間はこれ位眠って、これくらい食べてというようなものですね。
ご存知のように、例えば回遊魚なんかは、眠りながらも泳いでますし(厳密には眠ってるわけではないという説もあります)一日20時間近く眠って過ごす動物もいます。
ですから、このDNAレベルで、寝なくて良い身体に出来たなら、人生倍楽しいなぁとか…
今日はそんなDNAレベルで、また人間がやらかしたお話。
「ゲノム編集でマッチョなトラフグ 餌モリモリ、成長早く」
ちょっと前に、こんな見出しの記事をネットで見つけました。
ゲノム編集って表現ですが、ようするにこれはDNAを弄くった遺伝子編集、遺伝子操作ってことと捉えていただいて問題ないかと思います。
遺伝子の働きを効率良く操作できる「ゲノム編集」の技術を使い、筋肉を増やしたり、早く成長したりするトラフグが、国立研究開発法人水産研究・教育機構瀬戸内海区水産研究所(高松市)で育っているそうです。
京都大、近畿大などとの共同研究で育成され、将来的には、高級魚トラフグの養殖期間を短縮し、安く流通させることができるのではと期待されています。
9月に奈良市で開かれた日本水産学会で、同研究所の吉浦康寿主任研究員が成果を発表、研究グループは文部科学省の科学研究費補助を受け、2014年からゲノム編集によるトラフグの品種改良に取り組んでいたそうです。
研究ではゲノム編集により
(1)筋肉の成長を抑えている「ミオスタチン」という遺伝子を働かなくし、身の部分が1.4倍あるトラフグを制作(笑)
(2)食欲を抑える遺伝子を働かなくし、通常より餌をよく食べ早く成長するトラフグを誕生させた。
今までの魚の品種改良は、自然に生まれる体が大きいなどの特徴を持つ個体を選び育てるのが主流でした。
つまり、遺伝子的に優れた(身体が大きい等の)個体のDNAを利用し、そこから身体の大きなものを育てていくという、ある意味普通の事ですよね。
品種改良という言葉が悪いだけで、競走馬なんかでも、良い馬のDNAは受け継がれますし、犬や猫のブリードも、基本こいう感覚で行われています。
ですが、この「ゲノム編集」は、そういう繁殖のさせ方と根本が違うでしょ?
ミオスタチンを働かなくして身を1.4倍って…
要するにドーピングやん(笑)
アカン気がするなぁ…
まぁ、百歩譲って、フグだからってことで許せる部分もあるにはありますが、これ、ほんとはダメじゃないですか?
例えば…
遺伝子を操作するわけですから、これと逆も出来るでしょ?
つまり、筋肉の成長を抑制し、食欲を抑えるって、真逆の事を犬や猫にしたらどうなると思います?
そりゃ〜、可愛い可愛い、いつまでも子犬、子猫から成長しないあなただけの愛玩動物が出来上がります。
文字通り、愛玩ですわ。愛しき玩具。もう、人間のおもちゃってこと。
誰でも思うと思いますが、子犬や子猫はそりゃ可愛いですよね。
トラでもライオンでも、子供は可愛いです。
で、子トラや子ライオンを見て、このまま成長しなかったら、家で飼えるのにね。って…
誰でも思います。確かに…
でも、それを作っちゃいけませんよ。絶対…
こういう実験や研究の話を聞くたび、ああまた人間は良くない方向に進んでいってんにゃなぁ〜って…
しまいにバチ当たるわ(;^ω^)
って、月曜日からかるく怒りのブログでしたね。
だって、フグの身1.4倍って、あんなもん稀少性やろ?
たくさん取れて安く流通するようになったら、みんなそこまでありがたがらないって(笑)
やっていい事とイカン事の区別位、そろそろつけないとね。
て感じで、今日も良い事だけしてきます。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院
10月17日月曜日。
先週は連休があって、月曜日は休みだったんですよね…
で、その次の月曜日、しかも朝から大雨(# ゚Д゚)やる気も出ないってもんですわ(笑)
こんな日は、朝起きるところから身体が動かず、脳からの信号を各器官がキャッチしてくれません(笑)
やはり、睡眠と言うものは大事と言うか生きていく上で、必要なもんなんですよねぇ…
元々、こういった眠る、食べると言うような生理的現象は、DNAに組み込まれた、その種、独特のものが大きく影響します。
つまり、大体人間はこれ位眠って、これくらい食べてというようなものですね。
ご存知のように、例えば回遊魚なんかは、眠りながらも泳いでますし(厳密には眠ってるわけではないという説もあります)一日20時間近く眠って過ごす動物もいます。
ですから、このDNAレベルで、寝なくて良い身体に出来たなら、人生倍楽しいなぁとか…
今日はそんなDNAレベルで、また人間がやらかしたお話。
「ゲノム編集でマッチョなトラフグ 餌モリモリ、成長早く」
ちょっと前に、こんな見出しの記事をネットで見つけました。
ゲノム編集って表現ですが、ようするにこれはDNAを弄くった遺伝子編集、遺伝子操作ってことと捉えていただいて問題ないかと思います。
遺伝子の働きを効率良く操作できる「ゲノム編集」の技術を使い、筋肉を増やしたり、早く成長したりするトラフグが、国立研究開発法人水産研究・教育機構瀬戸内海区水産研究所(高松市)で育っているそうです。
京都大、近畿大などとの共同研究で育成され、将来的には、高級魚トラフグの養殖期間を短縮し、安く流通させることができるのではと期待されています。
9月に奈良市で開かれた日本水産学会で、同研究所の吉浦康寿主任研究員が成果を発表、研究グループは文部科学省の科学研究費補助を受け、2014年からゲノム編集によるトラフグの品種改良に取り組んでいたそうです。
研究ではゲノム編集により
(1)筋肉の成長を抑えている「ミオスタチン」という遺伝子を働かなくし、身の部分が1.4倍あるトラフグを制作(笑)
(2)食欲を抑える遺伝子を働かなくし、通常より餌をよく食べ早く成長するトラフグを誕生させた。
今までの魚の品種改良は、自然に生まれる体が大きいなどの特徴を持つ個体を選び育てるのが主流でした。
つまり、遺伝子的に優れた(身体が大きい等の)個体のDNAを利用し、そこから身体の大きなものを育てていくという、ある意味普通の事ですよね。
品種改良という言葉が悪いだけで、競走馬なんかでも、良い馬のDNAは受け継がれますし、犬や猫のブリードも、基本こいう感覚で行われています。
ですが、この「ゲノム編集」は、そういう繁殖のさせ方と根本が違うでしょ?
ミオスタチンを働かなくして身を1.4倍って…
要するにドーピングやん(笑)
アカン気がするなぁ…
まぁ、百歩譲って、フグだからってことで許せる部分もあるにはありますが、これ、ほんとはダメじゃないですか?
例えば…
遺伝子を操作するわけですから、これと逆も出来るでしょ?
つまり、筋肉の成長を抑制し、食欲を抑えるって、真逆の事を犬や猫にしたらどうなると思います?
そりゃ〜、可愛い可愛い、いつまでも子犬、子猫から成長しないあなただけの愛玩動物が出来上がります。
文字通り、愛玩ですわ。愛しき玩具。もう、人間のおもちゃってこと。
誰でも思うと思いますが、子犬や子猫はそりゃ可愛いですよね。
トラでもライオンでも、子供は可愛いです。
で、子トラや子ライオンを見て、このまま成長しなかったら、家で飼えるのにね。って…
誰でも思います。確かに…
でも、それを作っちゃいけませんよ。絶対…
こういう実験や研究の話を聞くたび、ああまた人間は良くない方向に進んでいってんにゃなぁ〜って…
しまいにバチ当たるわ(;^ω^)
って、月曜日からかるく怒りのブログでしたね。
だって、フグの身1.4倍って、あんなもん稀少性やろ?
たくさん取れて安く流通するようになったら、みんなそこまでありがたがらないって(笑)
やっていい事とイカン事の区別位、そろそろつけないとね。
て感じで、今日も良い事だけしてきます。
ではまた〜
京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院