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2016年09月18日 [スタッフのこと]

低気圧と低血圧。

9月18日
おはようございます。
サンデーカヨです。

9月に入って、たてつづけにいくつもの台風が日本列島を襲ってます。。幸い、今のところ京都市は特に被害もなく無事ですが…。東北や北海道などはずいぶん降り、今も大変なようです。

さて、台風がいよいよ来るなぁという直前、弘泉堂の患者さんには「頭が痛い」とか「関節が痛い」とか「めまいがする」とか「息苦しい」とか……不調を訴える方が急に増えます。

皆さんの周りにも、台風や雨が降る前にこんなことを言う人、いませんでしたか?これは、いわゆる『気象病』もしくは『気候病』というやつです。『気象病』は、天気の変化によって引き起こされる体や心の不調です。

でも、なぜ 天気の変化によって頭痛や関節痛が起こるのでしょうか。それは、天気が悪くなる時の「気圧の変化」が、私たちの脳の血管に影響を与えて頭痛を引き起こしたり、関節内の摩擦係数が変わるからなんです。

天気予報などで「低気圧が発達するため天気が崩れます」などと聞いたことがありませんか?

日本列島の上空で「高気圧」の状態から「低気圧」の状態に変わると、雨が降ったり風が強くなったりして、天気が悪くなります。

気圧とは大気の重さが地面にかかる「圧力」のことです。つまり、低気圧のときは地面にかかる圧力が低くなります。そのため低気圧になると、地球の上で生活する私たちの体の表面にかかる圧力も低くなります。

こうなると、普段は脳の血管をおさえていた圧力が 下がり、血管が広がりやすくなり、ズキズキとした偏頭痛になります。密封された袋状の関節包がふくらんでしまい、軟骨が浮いた状態となり、関節をうごかしにくくさせます。


さらに、ふくらんだ血管や関節包は、その周囲にある感覚神経を刺激してしまい、頭痛や関節痛がおきてしまうんです。

このように、天気は私たちの体調と深いつながりがあるんです。また、気圧が低くなると、こころの状態にも大きく影響します。来週は、天気とこころの問題をお話していきます。




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京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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