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2015年11月06日 [日々のこと]

柔道整復師

お疲れ様です。院長です。

え〜、本日は鍼灸接骨院について、ちょっとお話します。

そもそも、鍼灸接骨院のブログなんですから、そうなんですけど、鍼灸院はまだしも、接骨院ってなに?って人、意外と多いんですよねぇ…
なので今日は、「接骨院」についてお話します。

まず最初に、よく聞かれるのが「接骨院」と「整骨院」ってどう違うの?ってお話…

一言で言っちゃうと、「同じ」です。この二つに違いは基本的にありません。

では、なぜ呼称が二つあるのか…? 骨を整えるのと、骨を接するの?

骨を整えるってのは、何となく分かるけど、接するって?


ここで、「接骨院」を開くのに必要な免許のお話を軽くしておきます。


「接骨院」を開業するには、「柔道整復師」という、国家資格が必要となります。
養成機関に3年以上就学し、国家試験にパスしないと免許証はもらえません。

この「柔道整復師」って免許が、実はあまり知られていないんですねぇ…

この辺のお話をしていけば、何となく接骨院と整骨院の違いと言うか、流れが理解できるかと…


名前に「柔道」がつくわけですから、基本的に「接骨院」「整骨院」の先生は、「柔道家」です。
まぁ、「柔道家」とまで言うと問題がありそうなので「柔道経験者」としておきましょう。

その昔、私の子供の頃もそうでしたが、街には「柔道場」とよばれる「道場」がそこかしこにありました。

そこで、大人から子供まで、柔道を練習するわけですが、そこでの練習過程でどうしてもケガ人が出てしまいます。

そのケガも、打撲や捻挫といった比較的軽いものから、骨折、脱臼といった重傷なものまで様々あります。
で、こういった「ケガ」を治すのも、その道場の先生の役目だったりして、今から考えると恐ろしいですが、その昔は柔道場の先生が、骨折なんかも「整復」といって骨と骨を接いで(ついで)いたわけです。

なので、今ではあまり言いませんが、「柔道整復師」のことを「骨接ぎ(ほねつぎ)」と呼んだりします。

で、その先生の話を聞きつけた近所の柔道をしていない人も、ケガをするとその先生に治してもらってっていうのが、「接骨院」の始まりです。


つまり、「接骨」とは、骨接ぎのことで、そもそもわれわれ「柔道整復師」は接骨なんです。

ですが、時代の流れとともに、骨折したら「整形外科」に行くようになり、そもそも、日々骨折や脱臼する人も、そこまでいませんし…

その過程で、接骨から「整骨」へと名前をかえていってる過程の時です。今は…

なので、正確には「接骨院」と名乗るべきだと、学校でも習います(笑)

ですが、保健所の開業審査なんかでも今は「整骨院」でも許可が下りてるみたいですし、「接骨院」て名前がひょっとして減っていくかもしれません。

当院は、最近開業したばかりですがあえて「接骨院」としました。

まぁ、特に意味はないんですが、「整える」より、「接ぐ」ほうが、より治療に近いかなぁ〜と言うのと、私は「柔道」が大好きなので…

あ、だからと言って、世の中の「整骨院」を非難しているわけじゃないですよ(笑)

では、また〜

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京都 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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