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2024年05月27日 [からだのこと]

人骨ドラッグ

お疲れ様です。院長です。

5月27日の月曜日でございます。

今週も始まりましたね。

では、今日も元気にネタいきましょう。

なんでも、西アフリカのとある国で、墓を掘り起こす人が急増してるんだとか…。

理由は、人骨を使用した麻薬の蔓延なんだそうです。

西アフリカのシエラレオネ共和国では、墓荒らしの急増を受け、とうとう国家非常事態宣言が発令されることになったそうなんです。

その原因は「クシュ」と呼ばれる麻薬で、この麻薬の成分には、すりつぶした人間の骨が使用されているそうで、クシュを求める依存者の需要を満たすため、材料となるべき人骨を墓から掘り起こし、持ち去る事件が増加しているそうなんですよ。

同国のジュリアス・マーダ・ビオ大統領は、国民へ向けた演説でクシュを「死の罠」と呼び、国を挙げての対策に乗り出すと宣言しました。

シエラレオネで、向精神作用がある「クシュ」がまん延し始めたのは、6年ほど前のことだそうです。

依存性が非常に高く、また安価なことから、瞬く間にホームレスや若者の間に広がって行きました。

クシュの成分になぜ人骨が含まれることになったのかは、実はよくわかっていないそうなんですが、とにかく「材料に人骨が必要」という噂が広まり、墓を暴いて遺体を盗み出す事件が増加の一途をたどっているようなんです。

クシュの恐ろしいところは、死につながる麻薬だという点にあります。

常用するうちに臓器不全や精神疾患を引き起こし、死亡する中毒者が後を絶たないそうなんです。

また、体内の免疫システムを弱体化させる作用も知られており、傷口が治らず化膿したり、足がひどくはれ上がったりするらしいです。

現在、シエラレオネ国内には、たった一か所の薬物リハビリテーションセンターがあるだけで、ベッド数が100床ほどなんだそうです。

国中にまん延している中毒者の受け皿になるには、あまりにも少なすぎるわけです。

クシュが原因で精神病院に入院する患者も増えており、2020年から2023年にかけて、その数は4000%も増加したといいますから、えぐい数字ですな。

では、常習者たちはいったいなぜ、クシュに手を出してしまったでしょう。

そしてどうしてやめられずにいるのでしょうか…。

彼らの声を聞いてみると、クシュは厳しい現実を全てを忘れさせてくれ、一瞬だとしても、クシュは自分を幸せな気分にしてくれると…。

心配事や社会問題を忘れさせてくれるとも言っています。

この国には、仕事がなく、何もないと…。

クシュはこういった問題を忘れさせてくれると…。

以前はお金があれば食べ物や着る物を買うのに使っていた人も、今はクシュを買うだけになっているそうです。

クシュがまん延した背景には、新型コロナウィルスによるパンデミックにより、シエラレオネの経済が混乱に陥ってしまったこともあるようです。

仕事もなく機会も与えられない若者たちが、薬物に手を出すようになったわけです。

まぁ、その気持ちも分からなくはないですが…。

現地で活動している慈善団体House Of Happiness Sierra Leoneでは、中毒患者やその温床となっているホームレスの様子、時には道端に横たわるクシュの犠牲者の姿などをSNSに投稿し、注意喚起と啓もう活動に取り組んでいます。

ですがそのメッセージも、疲弊しきった国民のもとへは届きづらいようで、同団体の投稿からは、ローティーンの子供もクシュの常習者になっている現実も見えます。

このクシュにまつわる報道では、「人骨から作られる麻薬」という猟奇的な面ばかりがクローズアップされていますが、本当の問題はもっと根の深いところにあるようです。

人骨を使うってのはおそらく噂じゃないでしょうかねぇ…。

ドラッグである以上、誰かが作ってるわけですし、そんな入手困難なものいれないでしょうし、入れるにしても成分的に代替品があるはずですからね。

なお、現在アメリカでも「クシュ」という名前のドラッグが流行り出しているそうなんですが、名前は同じでも別物だそうで、アメリカのものは大麻の一種で、当然ながら人骨は含まれていないとのことです。

人骨うんぬんより、ドラッグだめです。

ではまた〜。







京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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