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2024年02月01日 [色々なこと]

ボイジャーの独り言

お疲れ様です。院長です。

2月1日の木曜日でございます。

ついに2月に突入ですな。

一番気温が下がると言われる2月ですが、下がりきったら、後は上がっていきますからね。

ま、まだしばらくは下がるでしょうけど…。

ではネタにいきましょう。

みなさんは、NASAの探査機「ボイジャー1号」を覚えてらっしゃるでしょうか。

NASAの探査機「ボイジャー1号」は46年に渡る長期ミッションを行っています。

太陽圏を脱出し、現在地球から240億km以上離れたところを旅しているのですが、このところ何やら意味不明な言葉をぶつぶつと繰り返しているそうなんですよ。

NASAのブログによると、そこに搭載されている3台のコンピュータのうちの1台に問題が発生し、科学・工学的なデータを地球に送り返せなくなっているんだとか…。

この思わぬトラブルに対処するため、NASAの専門家は今、1977年に打ち上げられた機体の古いマニュアルを引っ張り出し、どうにか正気に返ってもらう方法を探っているそうなんです。

ボイジャー1号の「フライト・データ・システム(FDS)」は、機体に搭載された科学機器からのデータと、機体の状態に関するエンジニアリング・データを収集します。

こうしたデータは、地球に送信できるよう「テレメトリ調節ユニット(TMU)」によってまとめられます。

ところが現在、フライト・データ・システム(FDS)とテレメトリ調節ユニット(TMU)との間で通信トラブルが起きているようなんです。

そのせいで、TMUは独り言でもぶつぶつ呟くかのように、1と0を繰り返し宇宙管制センターに送信するようになったそうなんです。

NASAのチームの見立てによれば、FDSの不調が通信トラブルの原因であるようです。

週末、FDSが再起動され、問題が発生する前の状態にリセットしようとしたんですが、ボイジャー1号はまだ適切なデータを返してきていないようです。

ボイジャー1号は、地球からもっとも遠く離れた人工物です。

なにしろ、それはもう太陽系ではありません。

今から46年前の1977年に打ち上げられ、2012年に太陽圏を飛び去ったからです。

素晴らしい偉業なわけですが、古い機体ならではの大変さが当然あります。

NASAの専門家たちは、ボイジャー1号のトラブルに対処するため、数十年前に書かれたマニュアルまで読まねばならなくなっています。

意図しない結果にならないよう、入力されたコマンドがボイジャー1号の動作にどう作用するのか理解するには時間がかかるようなんですね。

また距離も問題で、地球から送信されたコマンドがボイジャー1号に届くまで22.5時間かかるそうなんです。

そこから返信が地球に届くまで、さらに同じだけかかるわけですな。

これはなかなか面倒なやり取りです。

が、当然ながら46年前の技術なわけですから、搭載されているもの全てが「古い」わけですからねぇ…。

送信したコマンドがうまく働いてくれるかどうかは、45時間待たなければわからないわけです。

NASAの専門家たちは、慎重にかつ根気強く、作業に当たらねばならないわけです。

実は、ボイジャー1号でトラブルが発生したのは今回が初めてではありません。

昨年、ボイジャーのテレメトリデータが文字化けしてしまい、実際の位置や方位と一致しなくなったそうなんです。

ちなみに姉妹機のボイジャー2号も、地球から遠く離れた宇宙で音信不通になったり、迷子になったりと、長きにわたって宇宙で孤独に旅を続けているため、不具合が生じているそうです。

それでも老体に鞭打ちながら、ボイジャー1号も2号もがんばって宇宙の不思議と謎を解き明かすために現役で活躍してくれているわけです。

ボイジャー計画は、NASAでもっとも長く続けられているミッションですし、これからはぶっちゃけ、色々不具合も出てくるでしょう。

家電でも46年っつったら、かなり古いですからねぇ…。

今から46年前…。

わたくし院長、9歳でしたが、まだ家には「ビデオ」はなかったもんね。

そんな時代の探査機が、今でも動いてる方が不思議ですわ。

ではまた〜。










京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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