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2023年10月23日 [からだのこと]

アメリカと下剤

お疲れ様です。院長です。

10月23日の月曜日でございます。

10月も残り1週間ちょいでございます。

だいぶ秋も深まり、もう冬かって時間も出てきましたね。

ボチボチ冬ですなぁ…。

てことで、今日もネタにいきましょう。

なんでも、最近のアメリカじゃ、下剤を使用する人が急増してるらしく下剤が品薄状態になってるそうなんです。

いったい何が起きているのでしょう?

その要因はアメリカ人の高齢化や食物繊維不足、あるいはSNSで下剤を使った危険なダイエット法が拡散されているなどがあげられているそうです。

ですがそれだけではありません。

コロナ禍で進んだリモートワークの導入など、働き方が大きく変わったことで、生活リズムが乱れやすくなっていることも要因の1つだという話しです。

便秘を軽減するなら、すぐに下剤に手を出さずに、まずは食物繊維を多く摂取することを心がけるよう、アメリカの消化器内科の医師は伝えています。

この理由として、消化器の専門家ウェンディ・レブレット氏は、「ハイブリッドワークがトイレの習慣を乱している」と語っています。

ハイブリッドワークとは、コロナ禍以降に一気に広まったオフィスでも自宅でも仕事ができる働き方のことです。

レブレット氏によれば、「お腹は習慣の生き物」で、規則正しく排便をするには、規則正しい生活を送らねばならないということです。

食事の時間がまちまちだったり、睡眠時間が乱れたり、トイレに行く時間が違ったり、そんなちょっとした変化であっても、お腹にとってはストレスで、消化器が混乱してしまうんだとか…。

たとえばリモートワークをしている人は、家にいるとついつい家にあるお菓子や食べ物を摘んでしまうという経験はないでしょうか?

また自宅で仕事をしていると、通勤がなくなるので、あまり体を動かさなくなります。

こうした生活リズムの乱れが、お腹をつまらせたり、お腹を壊したりする大きな要因になっていると疑われるわけです。

レブレット氏は、便秘になったとしてもすぐに下剤に頼るべきではないと警告しています。

薬に頼るより、まずは食物繊維をもっと摂ることを心がけるべきだと…。

また食物繊維を摂れるサプリもあります。

レブレット氏が勧めているのは「サイリウム(オオバコ)」だそうです。

これは「プランタゴ・オバタ」というオオバコ属の植物の種を粉末にしたもので、糖質ゼロで低カロリーなので、日本ではダイエット食品などとして紹介されていますが、食物繊維たっぷりなので、手軽に摂るにはぴったりなのだそうです。

日本でもこのサイリウム(オオバコ)は販売されてます。https://www.nichiga.net/shopdetail/000000000843/

ですが食物繊維をたくさん摂るように心がけたからといって、すぐに便秘が治るわけではありません。

食物繊維を食べれば、その日のうちに効果が出ると期待する人もいるでしょうが、焦りは禁物。

レブレット氏によれば、「効果を実感するには数日かかる」そうです。

それでもダメなら、最後の手段。いよいよ下剤を試してみるのもいいと…。

腸内で振動するスマートピルなど、下剤にはいくつか種類がありますが、レブレット氏が進めるのは「浸透圧性下剤」だそうです。

便に水分を含ませて柔らかくするタイプの下剤で、習慣性がなく長期間服用しても大丈夫なものだそうです。

一方、お腹の筋肉を動かして排便をうながす「大腸刺激性下剤」というものもあります。

こちらはずっと使っていると体が慣れしまうので、できるだけ避けた方がいいそうです。

「たまにならいいでしょうが、定期的に使うのはナシですね」とレブレット氏。

ちなみに慢性的な便秘は、何か別の病気が隠れているサインである可能性もあります。

あと、適度な運動も効果がありますからね。

出すものは出さないと、色々問題が起こりますからねぇ…。

何とか、ふんばって下さい(笑)

ではまた〜。











京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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