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2023年05月12日 [からだのこと]

白髪撲滅

お疲れ様です。院長です。

5月12日の金曜日でございます。

連休明けの1週間、みなさんお疲れでございましょう。

ボチボチ身体も慣れてきたかと思いますが、休み明けの最初の週末がやってきますねぇ。

ま、連休中に十分遊んだ人達は、明日からゆっくり休んで下さい。

てな感じできょうもネタにいきましょう。

今日のネタは、気になる人には気になる話…。

ニューヨーク大学の研究で、なんと白髪になる原因が解明されたんだとか…。

白髪予防につながる可能性があると期待されてるそうです。

そもそも白髪とは、主に加齢やストレス、栄養不足などにより、髪の毛の色素を作る「メラニン細胞」が不足し、白髪となります。

ですが、そもそもなぜメラニン細胞が不足するのか?

それを防ぐ方法があるのか?といったことは、まだ完全にはわかっていませんでした。

米ニューヨーク大学の研究チームが発表した最新の研究によると、マウスを使った実験で、白髪のより根本的な原因とメカニズムが解明されたそうなんです。

メラニン細胞を生み出す「幹細胞」が毛包の中で”詰まって”しまうことであるそうで、将来的には白髪予防につなげられるかもしれないそうなんです。

髪の毛の色は、「メラニン細胞」が作り出すメラニンという色素によるものです。

そのメラニン細胞は、毛包の中にある「メラニン細胞幹細胞」から作られます。

ならば白髪が生えるとき、この幹細胞になんらかのトラブルが起きているに違いない。

と研究チームは考えたわけですね。

ニューヨーク大学グロスマン医学部の伊藤真由美氏らの研究チームが今回明らかにしたのは、そのメラニン細胞幹細胞が「毛隆起(バルジ)」と呼ばれる部位に”詰まって”、移動できなくなってしまうことです。

強制的に老化させたマウスによる実験では、毛隆起にメラニン細胞幹細胞が残ったままの毛包の割合が、15%からほぼ50%にまで増加していることがわかりました。

今回の研究では、メラニン細胞幹細胞が、普通の状態から「遷移増幅状態(transit-amplifying state)」という特殊な状態に切り替わることがわかっています。

この状態は幹細胞と完全なメラニン細胞の中間にある状態なんだそうです。

どうもこの中間の状態は、髪の毛の色素をつくるうえで大切な役割をはたしているらしいのですが、この状態になるにはとある場所から伝えられるサインが必要になると…。

ところが、メラニン細胞幹細胞が詰まってしまうと、その場所に移動できなくなります。

そのせいでサインを受信できず、遷移増幅状態になれません。

だから髪の毛の色素を生産できなくなると…。

その一方で、髪の毛自体を生やす毛包幹細胞は、決まった場所に移動する必要がありません。

なので色がないままでも成長する、つまり白髪が生えてくるわけです。

もちろん、こうしたメカニズムはあくまでもマウス実験での話なので、人間にもこれが完全に当てはまるかどうかはまだ分かりません。

ですが、もし人間でも同じことが言えるのなら、将来的に白髪を予防し、若々しい黒髪へ戻す方法にもつながるかもしれません。

伊藤氏は今回の発見について、プレスリリースで次のように説明しています。

「メラニン細胞幹細胞のカメレオン的機能の喪失が、白髪に関係している可能性があります。

こうした知見は、メラニン細胞幹細胞の運動性と可逆的な分化が、髪の毛の健康と色を保つ鍵であることを示唆しています。と…。

なお、もう1つの髪のトラブルである”薄毛”の場合、髪の毛を育てる幹細胞が漏れ出すらしいことが判明しているそうです。

この二つの髪のトラブル、いつかはなくなる気がしますよね。

特に白髪はこの発見で、大きく前進するんじゃないですかね。

そうなったらなったで、白髪染め業界は大ダメージですけどね(笑)

ではまた〜。










京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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