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2023年05月02日 [色々なこと]

月の水しずく

お疲れ様です。院長です。

5月2日の火曜日でございます。

お休みの人も、もちろんいるでしょうけど、昨日今日は、普通に仕事してる人も多いかと思います。

で、明日から3連休。

当院もお休みですので、今日は実にやる気が出ない(笑)

てことはないですが、休み前ってのは、それなりに色々やる事が多いんですよね。

とっととやる事やって、スッキリ休みを迎えましょう。

てことで、今日もネタにいきましょう。

今日は久々の天体ネタ、月に関するお話しです。

なんでも、月で水が入ったガラス玉の存在を確認したんだとか…。

大量の水が貯蔵されている可能性があるとかないとからしいです。

月の土には小さなガラス玉(ガラスビーズ)が散りばめられているそうで、なんとその中には水がたっぷりと含まれているんだそうです。

これは中国の研究者が、44年ぶりに持ち帰られた月の土を調べて明らかになった事実です。

その水の量は、最大で琵琶湖10杯分になると推測されているそうです。

『Nature Geoscience』(2023年3月27日付)で明らかにされたこの水は、抽出もそれほど難しくないはずで、将来の月面ミッションで貴重な資源として使える可能性があるとのことです。

乾いた世界のように見えて、月には水が存在するようなんです。

月の岩石や月面のスキャンによるこれまでの研究から、月には豊富な水や氷が存在することが推測されていました。

例えば、月の北極や南極のクレーターには、太陽の光がほとんど届かない永遠の影があります。

そこはマイナス240度になることもある極寒の世界で、氷の水が何億年も保存されているそうです。

とは言っても、水は絶え間なく宇宙空間に放出されてしまいます。

ですから月のどこかに水が失われないよう溜めておく”貯水タンク"があるはずだと推測されています。

ではいったいどこに水があるのでしょう?

それを探し求める中国科学院をはじめとする国際的研究チームは、中国の月探査「嫦娥5号」がじつに44年ぶりに持ち帰った月の土を調査しました。

サンプルリターンを目的としていた「嫦娥5号」は、2020年12月16日に1.7kgの土をたずさえ地球に帰還。

その手土産は1976年以来となる地球に持ち帰られた月のサンプルです。

月の裏側では謎めいた半透明のガラス玉が発見されていますが、今回の研究チームが注目したのは、この貴重な月の土に含まれていたガラス玉でした。

これは月に小惑星が衝突したとき、月の内部から噴出した溶けた物質によってできたもので、「衝撃ガラスビーズ」というそうです。

ここに水が含まれていたわけなんですね。

衝撃ガラスビーズ1gに含まれている水は約0.002g。

月の大きさの基準からするとたっぷりと言える量なんだとか…。

ここから推測すると、月面にあるガラスビーズ全体に含まれる水分は、最大2700億トン。

つまり月の土には、琵琶湖(275億トン)10杯分くらいの水があることになるわけですな。

意外なことにこうした水は、もともと月ではなく、太陽から届けられた可能性があるそうなんです。

衝撃ガラスビーズの水に含まれる「同位体(元素は同じだが、原子核の中性子の数が違うもの)」を調べてみたところ、おそらくは太陽風に乗ってやってきたのだろうと推測されるそうなんです。

太陽から吹かれてきた「水素」が、月の岩石に含まれる「酸素」に結びついて「H2O」、つまり「水」になったようなんですね。

なおこうしたガラス玉の水は、数年のうちに一気に溜まり、一気に放出される可能性もあることもわかったそうです。

こうした発見は、月などの大気のない太陽系天体に存在する衝撃ガラスが、太陽風に乗った水を蓄えて宇宙空間に放出していることを示していると、中国科学院 フ・セン教授は語っています。

今回のガラス玉の水は、抽出することもそう難しくはないので、将来的な月探査で便利な資源になると考えられるそうです。

月の謎も徐々に解き明かされてゆく感じですねぇ。

この研究も今後に期待ですな。

ではまた〜。








京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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