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2023年04月28日 [からだのこと]

疲労検知ウェア

お疲れ様です。院長です。

4月28日の金曜日でございます。

いよいよ明日からゴールデンウイークに突入です。

長い人で9連休ですかぁ…。

今日は明日から休みまくるため、最後の仕事に追われまくってる人も多いんじゃないでしょうかね。

休みの前に疲れを残さない様にして下さいね。

てことで、今日のネタは…。

そんな疲労を感知してくれるアイテムのご紹介。

疲労を感じたら繊維センサーで検知してくれるスポーツウェアが開発されたんだそうです。

集中して動いたり走ったりしていると、後日体の節々が痛くなったりすることはよくあります。

ですがそうなる前に未然に疲労やストレスを検知し、教えてくれる衣類が開発されました。

スイス、チューリッヒ工科大学の研究チームが開発した、電気を蓄える糸を縫い込んだスマート・スポーツウェアは、人間の体の動きから疲労をリアルタイムで読み取って、限界がくる前に注意をうながしてくれるんだそうです。

着ている本人が意識しない疲労もしっかり検出してくれるので、スポーツや体を使った作業での怪我を予防することができるそうです。

また、センサー、バッテリー、チップといった既存の電子部品は一切使わないので、価格を抑えることができるそうで、次世代のスマート衣料への道を開く新発明となるかもしれないと期待が集まってます。

人は疲れると体の動きが変わってきます。

たとえば、ランナーの疲労が蓄積すれば、歩幅が短くなり、足の運びにも乱れが出てきます。

これを検出するために開発されたのが、チューリッヒ工科大学のカルロ・メノン教授らが取り組んでいる魔法の電気糸「繊維センサー」です。

繊維センサーは、2本の繊維でできていて、1本は、導電性(電気を流す)があって、伸び縮みもするゴムです。

そしてこのゴムの糸に、プラスチックの薄い層でおおわれた硬いワイヤーをぐるぐると巻き付けます。

すると2本の繊維が電極として働いて、電界が生じ、その電荷が蓄えられます。

つまり「コンデンサ」(電気を蓄えたり、放出したする電子部品)として機能するんですね。

この繊維センサーを普通のランニングウェアの太もも部分に縫い込んでやると、足を動かすたびに、2本の繊維の間隔が変化し、コンデンサの電荷が変化します。

この変動パターンを分析することで、人の体に蓄積されている疲労を読み取るそうなんです。

ですが、繊維センサーで疲労による動作の変化をキャッチできたとしても、それだけではダメでデータを分析する必要があります。

そこでもう1つ、昨日が備わってるんですね。

それがやはり導電性の糸で作られた「繊維アンテナ」というもんです。

こうして揃った2本の糸をスポーツウェアに直接縫い込むと、繊維センサーが計測した電荷データが繊維アンテナを通じてスマホに送信されると…。

あとはアプリを使って、体の動きに疲れのサインが出ていないかリアルタイムで分析するって仕組みのようです。

普通なら、こうした繊維の伸び縮みによる電荷の変動は小さ過ぎて、体の動きを計測することなどできません。

ですが、この糸は普通の糸ではなく、伸ばすとかえって太くなるという不思議な特性を持っているそうなんです。

そのおかげで、ほんの少し伸ばしただけでも、はっきり測定できるほど電荷が変動するんだとか…。

これがランニングフォームの微妙な変化を検出できる秘密となるわけです。

疲れを正確に読み取るにはもっと歩行パターンデータが必要とのことですが、この技術の特許はすでに出願済みであるそうです。

確かにこの糸によって作られるスマート衣服は、着ている本人が意識しない疲労でもしっかり検出してくれますから、大きな問題が起きる前にリカバリーできるかもしれませんねぇ。

ですからスポーツや体を使った作業での怪我を予防することができますし、怪我をした人のリハビリなどにも応用できると期待されています。

これはなかなか面白い商品になりそうですね。

まぁ、実用化され市場に出回るまで、まだまだ時間はかかるでしょうけど、近い将来、スポーツウェアのスタンダードになってるかもね。

ではまた〜。










京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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