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2023年02月07日 [からだのこと]

ショートスリーパー

お疲れ様です。院長です。

2月7日の火曜日でございます。

2月も1週間過ぎましたね。

2月は短いですから、全開でいかないとね〜。

てことで、今日は短いって事に因んだお話しです。

人間にとって、きちんとした睡眠をとることはとても大切なことです。

もちろん個人差はありますが、一般的には一晩に6〜8時間は眠ることが推奨されています。

ところが中には6時間未満でも十分に元気だという人もいます。

こうした人たちのことを「ショートスリーパー」といい、モーツァルトやエジソンのような歴史上の人物のほか、日本でも明石家さんまさんや畑正憲さん(ムツゴロウ)などがそうだと言われているそうです。

確か、ナポレオンは3時間しか寝なかったとかなんとか聞いたこともありますよね〜。

ですが、本当にショートスリーパーは実在するのでしょうか?

本当は体や脳にかなり無理をさせているだけではないんでしょうか…。

この疑問に対し、アイルランド、メイヌース大学の睡眠の専門家はショートスリーパーは「本当にいる」と答えています。

それは都市伝説や無理をしているわけではなく、遺伝的な体質なのだそうです。

睡眠時間が短くても平気な「ショートスリーパー症候群」は、夜に短時間しか眠らないのに、日中の眠気や、認知障害・気分の低下といった悪影響がないことを言います。

つまりショートスリーパーは、決して無理をしているわけではないというのが大前提です。

睡眠時間が少なければ、その分ほかのことができるので、ショートスリーパーに憧れる人もいるでしょう。

ただ残念なことに、努力でなれるものではなさそうです。

というのも、ショートスリーパーは遺伝子によって決められているからなんだとか…。

2014年の研究では、「BHLHE41遺伝子」の変異がショートスリーパーに関係していることが発見されました。

その変異は、「ノンレム睡眠を維持しながら全体的な眠時間を短縮し、かつ睡眠不足の影響に抵抗力を与える」のだとか…。

さらに2019年の研究では、「ADRB1遺伝子」の変異があると、自然に睡眠が短くなることを明らかにしています。

ですが、これはかなり稀な変異で、10万人に4.028人しかいないそうです。

この研究から1つ言えるのは、本物のショートスリーパーはかなり少ないということになりますね。

本当の意味でショートスリーパーと言える人は人口の1%よりずっと少なく、実際に遺伝的な裏付けのあるショートスリーパー家系は、これまで50家族ほどしか見つかっていないそうなんです。

本物のショートスリーパーがそれだけ珍しいということは、自称ショートスリーパーの中には勘違いをしている人も大勢いるだろうということですな。

専門家は、「6時間未満の睡眠でスッキリできると話す人の大半は、勘違いだと思います」と話しています。

そうした人は、短い睡眠に慣れてしまっただけなのだそうです。

ですから一時的には問題なかったとしても、長期的には悪影響が出る可能性はあるようです。

ただ健康的な睡眠時間は、一生のうちに変化するものです。

例えば、子供や青年なら、大人よりも長く眠るでしょうし、高齢になるとそこまで眠らなくなりますしね。

またより大切なのは睡眠の質であると専門家は言いいます。

そして本物のショートスリーパーは、この点でも本物で、短時間でも良質な睡眠を経験しているのだそうです。

著名人の中にはショートスリーパーとされる人が大勢いるような印象がありますが、やはり睡眠時間が短くてすむ体質は人生でも有利なのでしょうか?

専門家は、ショートスリーパーの人が必ずしも成功しやすいとも、眠らないことで知られる著名人が本当にショートスリーパーであるとも思っていないようです。

それでも、ショートスリーパーは1日のうちで活動できる時間が長いので、有利な面はあるかもしれないですよねぇ。

まぁ、わたくし院長も基本、一日6時間未満しか寝ませんが、これは無理してます(笑)

単純に時間が足りなくて、仕方なく睡眠時間を削ってるだけですし、その分、休日に長く寝たり昼寝したりと調節しています。

慣れって部分が大きいかな〜とも思いますが、睡眠は人間にとってかなり大事な要素ですから、あまり無理をしないようにね。

と、日々、自分に言い聞かせてます(笑)

ではまた〜。









京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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