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2023年01月27日 [からだのこと]

アルコールと認知機能

お疲れ様です。院長です。

1月27日の金曜日でございます。

1月も残り5日、支払い週間がやってきましたねぇ〜。

1月は正月休みと成人の日で、かなり日数が少ないですしまずまずのピンチだな(笑)

そして2月も日数がそもそも少ないうえに、数年前から、天皇誕生日がきちゃってるんですよね〜。

で、ちょっと普通に戻ったな〜と思った頃に、ゴールデンウイークがやってくるわけです。

ま、休めるのは嬉しいんですけどね。

このアンバランス差、毎年の事ですな(笑)

てことで、今日もネタにいきましょう。

わたくし院長も、ここ数年、休肝日なるものをいつ設定したか忘れるくらい、毎日飲酒しておりますが、今日はそんな愛飲家にはちょっとうれしい話でもしてみようかと思います。

なんでも、お酒をやめるとわずか18日で認知能力が改善するという研究結果がでたんだそうです。

気が付いたら毎日飲まずにはいられなくなっているのがお酒の怖いところでもあります。

気づかぬうちにアルコール依存症となっているケースも少なくありません。

アルコールは、脳が委縮し、認知機能を低下させることがこれまでの研究であきらかとなっていますが、新たな研究によると、禁酒することで比較的早く改善がみられることが明らかとなりました。

アルコール依存症患者を対象とした研究では、ほんの2、3週間禁酒しただけで認知機能が大幅に改善されたそうなんです。

記憶力や注意力の欠陥といった認知機能障害が、6割の患者で禁酒から18日以内に正常なレベルまで回復しました。

短期間だというのに、目覚ましいまでの改善が確認されたとのことです。

「アルコール依存症」は、お酒の量を自分でうまくコントロールすることができず、健康を崩したり、社会生活に問題を抱えてしまったりする病気とされています。

この患者は、アルコールへの耐性ができていることも多く、以前と同じだけ酔うためにもっとたくさんお酒を飲まなければならないこともあります。

そのような大量の飲酒は、記憶力が低下するなど、いくつもの認知機能に悪影響を与え、脳自体にも損傷を与えることもあります。

禁酒でアルコール依存症の障害が一部回復することは、以前から知られてはいました。

ですが、脳の研究と同じように、そのとき起きていることを解明するのは簡単なことではありません。

禁酒による改善効果をきちんと理解するには、1人の人を長期的に検査して、体に起きる変化を調べる必要があるわけです。

そこで仏パリ=サクレ大学をはじめとする研究チームは、重いアルコール依存症患者32人(うち24人は男性、平均年齢45.5歳)に禁酒してもらい、8日後と18日後に標準的な認知機能テストを受けてもらうという実験を行ないました。

その結果、8日目の時点では患者の6割に何らかの認知機能障害がありましたが、18日目にはそのうち6割の人が正常レベルにまで回復していることがわかったそうなんです。

回復した機能は、例えば「記憶力」「発話りゅうちょう性」「文字の並べ替え」といったものですが、一番顕著だったのは「視空間認識力」で、認知機能障害があった患者の67%が改善していたとのことです。

これは逆に言えば、アルコール摂取により、「視空間認識力」が著しく低下するって事にもなりますよね。

この「視空間認識力」ってのは、目から入った情報のうち、ものの位置や向きを認識する能力です。

アルツハイマーなんかでも現れる認知能力の低下ですな。

まぁ、この実験では、人数も少ないですし、その他の生活習慣なんかを考慮していないですから、確実とは言えない気もしますが、アルコールによる認知機能障害の場合、アルコール摂取を絶てば治る可能性があるって事は間違いないようです。

つまり、飲酒をやめたらいいって事(笑)

それが一番難しい気もするんですが、少なくともやめれば認知機能が向上するってのは、明るい材料と言えるでしょうね。

ま、わたくし院長、今のところやめようとは思いませんけど…。

ではまた〜。








京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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