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2023年01月16日 [からだのこと]

脳の健康法

お疲れ様です。院長です。

1月16日の月曜日でございます。

気付けば1月も折り返しを過ぎ、後半戦に突入ですがな。

あの楽しかったお正月がつい昨日の事のようですわ。

てことで、今日もネタにいきますが、今日は脳についての新しい研究のお話しです。

私たちの脳という器官は、本当に不思議なつくりをしています。

およそ1000億個の神経細胞が協力しあって、機敏で素早い思考を維持しています。

ですが、体のほかの部分と同様、年齢とともに脳の働きも鈍くなるものです。

メモしておかないと必ず忘れたり、約束をすっぽかしたり、テレビを観るとき、気を引き締めていないと会話や行動を把握するのに苦労したりします。

ですが幸いなことに、脳は鍛えることができるそうなんです。

ここでは科学者が教えてくれた、脳の健康を保つための3つの鍵を見てみましょう。

「私たちの神経系のカギは、灰白質と白質なのです」ノルウェー科学技術大学(NTNU)の心理学科教授ヘルムンダー・シグムンドソン氏は語っています。

白質は細胞(有髄軸索)の間の接触を担って、信号の伝達速度とその分配に寄与し、灰白質は神経細胞やニューロン、樹状突起で構成されています。

研究者たちは理論的な観点から作成した論文に、灰白質と白質の健康を保つための101件の参考文献を引用するという大変な手段を講じました。

その結果、脳の健康を保ちたいなら、次の3つの要素が重要だということだそうです。

・体を動かすこと

・人づきあいをすること

・何事にも好奇心をもつこと。新しいことを学び、新たな挑戦をすることをためらわないこと

以上の3点が重要なんだとか…。

それでは1つ1つを説明していきましょう。

1. 運動

これはたぶん、私たちの多くにとって最大の課題といえるかもしれません。

だらだらした生活をしていると、体がなまってしまいます。

残念ながら、脳にも同じことが起こるわけです。

「アクティブなライフスタイルは、中枢神経系を発達させ、脳の老化に対抗できます」とシグムンドソン氏らは言うてます。

ですから、椅子に座ってばかりいないことが重要となり、これには努力が必要で、避けて通るわけにはいかないわけです。

座りがちな仕事や学業にどっぷりつかっているのなら、体だけでなく自分自身をあえて活性化することが必要なのだということです。

2. 他人との交流

ひとりや小人数を好む人も多い。

作家で哲学者のジャン=ポール・サルトルは、もう少し複雑な含みはあるが、「地獄とは他人である」と言っています。

ですが、この点について、自分を鍛える必要があります。

他人と交流し関わりあう関係は、脳の減退を遅らせる可能性がある、多くの複雑な生物学的要因に寄与している、とシグムンドソン氏は言うてます。

他人と会話する、身体的接触をするなど、第三者と一緒に過ごすことは、脳の良好な機能を支えてくれるそうなんです。

これは、その人の性格にもよるかもしれませんが、ここまで読んできた人なら、基本的要素についてすでにわかっていて、積極的に取り入れようという気がある人でしょう。

なにかに情熱をいだく、強い関心をもつ、これらは新しいことを学ぶよう導いてくれる、決定的な原動力になる可能性があります。

時間の経過とともに、こうした刺激は私たちの神経回路の開発と維持に影響を与えるでしょう。

3. 常に好奇心を持ち続けるの大切さ

他にも脳を若々しく保つために大切なことがあります。

これまでやれていたことがうまくできなくなっても、諦めないで前と同じようにやりつづけること。

もう年だから、新しいことを始めるのは無理と決めつけないで、好奇心を持ち続けることで脳は活性化されます。

新たに楽器を習ったり、語学を習得するのだって、いつはじめても遅くはないのです。

シグムンドソン氏らの研究は、身体と同じように脳についても同じようなことが言えるということを示しています。

脳も衰えないように、鍛えなくてはならない。

「継続は力なり」はそのまま脳にも適用されるんですね。

脳の発達は、生活習慣と密接に関わっています。

運動、人間関係、そして情熱が、年をとっても脳の基本的な構造を発達、維持するのに役立つのです。

「適度に運動し、適度に他人と関係を築き、何かに感心を持ちそれに情熱を傾ける」これら3つの要素は、脳を活性化させ、良好な生活の質を維持するためのカギを与えてくれるそうなんです。

まぁ、書いてみれば当たり前な事のような気もしますが、いざやれと言われると、なかなか難しいものもあります。

まず、あきらめないこと。

これが一番大事かもしれませんね。

ではまた〜。







京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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