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2022年12月29日 [動物のこと]

タスマニアタイガー2

お疲れ様です。院長です。

12月29日の木曜日でございます。

今年も残り3日ですな。

当院も明日からお休みになりますし、今日はもうやる気全開です(笑)

てことで、今年の総括はあすにでもやるとして、今日はとっととネタにいきます。

このブログでも、何回か紹介したことがあるんですが、「タスマニアタイガー」ってご存知でしょうか。

「タスマニアタイガー(フクロオオカミ)」は、今から86年ほど前に絶滅したとされる、大型肉食獣です。

最後の1頭は、1936年9月6日から7日にかけての夜、オーストラリア、タスマニア州にあるホバート動物園で死亡しました。

これまで、最後のタスマニアタイガーは「ベンジャミン」というオスだとされてきました。

その生前の姿は映像や写真としても残されています。

ですがじつは最後の1頭はベンジャミンではなく、彼は最後から2番目の1頭だった可能性が浮上したんだそうです。

それでは最後の「タスマニアタイガー」は?

てことになりますが、新たな研究では、地球最後の生き残りはメスだったことが明らかになったんだとか…。
 
そしてその遺骨と毛皮が、タスマニア博物館の食器棚で発見されたそうなんです。

この新事実は、タスマニア博物館&美術館(TMAG)で1936〜37年度の未発表の報告書が発見されたことから明らかになりました。

その報告書には、その年に剥製師が手がけた標本のリストが掲載されていました。

そして、そこに最後のタスマニアタイガーに関する記述があったそうなんです。

これを知ったオーストラリア・カトリック大学のロバート・パドル氏らは、博物館が所蔵するタスマニアタイガーの標本をすべて調査し、ついに最後の個体の行方を突き止めたわけなんです。

なぜこのような事が起こったかと言いますと、1936年5月中旬、猟師のエリアス・チャーチルは高齢のタスマニアタイガーのメスを捕獲し、ホバート動物園に売り渡しました。

ですが、この売買契約は記録に残されず、公にされることもありませんでした。

理由は、チャーチルが使用する罠は禁止されていたもので、当局に知られると彼が罰される恐れがあったからだと…。

そのメスは死亡後に博物館に運ばれ、研究用ではなく、教育用の標本として、ウィリアム・カニンガムによって剥製にされました。

彼は遺体の皮を剥いでなめし、骨をバラバラにして5枚の厚紙の上に並べました。

オーストラリア・カトリック大学の比較心理学者であるロバート・パドル氏は、長年、大勢の学芸員や研究者がその遺体を探しましたが、見つからずじまいでした。

1936年当時の動物園のコレクションにタスマニアタイガーの記録はなく、遺体は捨てられたものと思われていました。と、プレスリリースで語っています。

今回、その遺体も無事発見されています。

なんと、標本がセットされた5枚の厚紙は、タスマニア博物館&美術館の教育部門の棚にしまわれていたんだそうです。

まぁ、どっちが最後であろうと絶滅しちゃってるわけですから、貴重な資料にはなるでしょうね。

ちなみにこの動画は、タスマニタイガーが生きてうごいてる映像です。

動画でも分かるようにトラのようなしま模様がある半夜行性のタスマニアタイガーは、地球最大の有袋肉食動物でした。

内気な性格で、普段は人間に近寄らなかったようですが、入植者たちは、家畜の羊や牛が死んだのはタスマニアタイガーのせいだとして殺し始めたそうなんです。

政府も懸賞金を出して駆除を奨励したそうで、1936年、タスマニアタイガーは絶滅しました。

絶滅するまで駆除しなくてもって思いますが、1936年のことですからねぇ…。

で、今、このタスマニアタイガーを復活させようというプロジェクトも動いているようです。

詳しくはこのブログを読んで下さい。

自分たちで絶滅させて、またそれを復活させようとするってのにまぁ、違和感は感じますが、単純に見てみたいって好奇心はわきますね。

この復活プロジェクトにも当然ながら賛否両論あるわけですが、わたくし院長的にはダメな気がしますけどね。

ではまた〜。










京都 中京区 円町 弘泉堂鍼灸接骨院


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